第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

<経営成績>

 当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、世界的に感染が拡大する新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中、段階的な経済活動の再開や各種政策の効果等により持ち直しの動きも見られましたが、その後も断続的に感染が再拡大するなど、依然として厳しい状況で推移いたしました。

 このような環境のもと、当社グループは、新型コロナウイルス感染症に対しては、お客様と従業員の安全を第一に考え、感染拡大の防止に向けた対応を強化するとともに、店舗の臨時休業や営業時間短縮を行いました。5月下旬から、感染状況の確認、安全衛生の徹底、在宅勤務、WEB会議の活用などの感染防止策を講じながら、お客様と従業員の安全の確保を前提とした営業を再開しておりますが、外出自粛による来店者数の減少による影響を受けました。

 一方で、経費コントロールに努めるとともに、株式会社コメ兵において、新生活様式に対応したオンラインストアの利用促進のためのECサイトのリニューアルや、コンタクトセンターの設置など、お客様とのコミュニケーションの強化を行いました。また、「安心できるいつもの場所での買取」をコンセプトとした商材確保のための買取イベントを積極的に行いました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績については、売上高は35,951百万円(前年同四半期比15.9%減)、営業利益は61百万円(同87.0%減)、経常損失は70百万円(前年同四半期は335百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は666百万円(前年同四半期は163百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。

 なお、2020年10月1日付で持株会社体制へ移行するにあたり、2020年5月12日に当社の完全子会社として、株式会社コメ兵分割準備会社(2020年10月1日付で「株式会社コメ兵」に商号変更。)を設立いたしました。

 

   セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、金額にはセグメント間取引を含めております。

  ①  ブランド・ファッション事業

 ブランド・ファッション事業は、国内のグループ会社においては、株式会社コメ兵の「KOMEHYO 新宿店」の移転計画に伴い「KOMEHYO SHINJUKU WOMEN」を新規出店し、また、個人買取強化のために買取専門店を株式会社コメ兵では7店舗、株式会社K-ブランドオフでは2店舗をそれぞれ新規出店し、株式会社K-ブランドオフでは1店舗を退店いたしました。

 海外のグループ会社においては、米濱上海商貿有限公司では期間限定で上海梅龍鎮伊勢丹に1店舗、SAHA KOMEHYO COMPANY LIMITEDではタイ バンコク市に1店舗をそれぞれ新規出店いたしました。

 中古品仕入については、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための店舗の臨時休業や営業時間短縮等の影響のある中、株式会社コメ兵ではイベント買取を中心に個人のお客様からの買取の強化や、AIでの真贋判定のテスト運用を開始し、安心して利用できるリユース市場の形成促進に努めました。

 販売については、株式会社コメ兵のECサイトのリニューアルに伴い、お問い合わせ機能の強化やお客様との関係性を深める施策による利用促進、株式会社KOMEHYOオークションの法人向け販売強化のため、リアルオークションに代わりオンラインオークションを開催するなど新生活様式に対応した取り組みを強化いたしました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当セグメント売上高は32,757百万円(前年同四半期比17.7%減)、営業損失は99百万円(前年同四半期は549百万円の営業利益)となりました。

 

②  タイヤ・ホイール事業

 タイヤ・ホイール事業では、株式会社オートパーツジャパンにおいて2店舗を退店いたしました。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のための店舗の臨時休業や営業時間短縮等による影響を受けましたが、株式会社クラフト及び株式会社オートパーツジャパンにおいて、冬用タイヤの販売が好調に推移いたしました。また、コールセンターの設置による接客強化、SNSによる自社開発の新作ホイールの紹介に努めました。株式会社オートパーツジャパンにおいて、「U-ICHIBAN」による中古タイヤ・ホイールの販売強化に努めました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当セグメント売上高は3,143百万円(前年同四半期比8.9%増)、営業利益は126百万円(前年同四半期は72百万円の営業損失)となりました。

 

③  不動産賃貸事業

 不動産賃貸事業では、店舗、会議室等の賃貸管理の他、当第3四半期連結会計期間より、グループ会社の主要店舗をグループ会社に賃貸しております。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当セグメント売上高は121百万円(前年同四半期比75.9%増)、営業利益は19百万円(前年同四半期は0百万円の営業損失)となりました。

 なお、当第3四半期連結会計期間より、従来「その他」に含まれていた「不動産賃貸事業」について量的な重要性が増したため、報告セグメントとして記載する方法に変更しております。詳細については、「第4  経理の状況  1  四半期連結財務諸表  [注記事項](セグメント情報等)」の「2.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおりであります。

 

<財政状態>

 当第3四半期連結会計期間末における資産合計は38,986百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,375百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金3,902百万円、売掛金356百万円及び無形固定資産その他(ソフトウエア仮勘定他)587百万円の増加が、たな卸資産1,051百万円、流動資産のその他(未収入金他)402百万円の減少を上回ったことによるものであります。

 当第3四半期連結会計期間末における負債合計は20,672百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,250百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金2,289百万円、流動負債のその他(未払消費税他)499百万円及び長期借入金1,846百万円の増加が、リース債務(流動負債)104百万円、賞与引当金171百万円及びリース債務(固定負債)107百万円の減少を上回ったことによるものであります。

 当第3四半期連結会計期間末における純資産は18,313百万円となり、前連結会計年度末に比べ875百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失666百万円及び剰余金の配当175百万円によるものであります。
 以上の結果、自己資本比率は46.5%(前連結会計年度末は53.3%)となりました。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 なお、当第3四半期連結累計期間における新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 [注記事項] (追加情報)」に記載のとおりであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(7)経営成績に重要な影響を与える要因

 当第3四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。