第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間末日現在において当社が判断したものであります。

(1)業績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、政府や日銀による経済・金融政策を背景に緩やかな回復を継続してまいりましたが、8月の世界同時株安や円安に伴う原材料コストの上昇により、個人消費は力強さを欠く状況で推移いたしました。

家具・ホームセンター業界におきましても、異業種を含めた企業間競争の激化がさらに継続しており、非常に厳しい経営環境となっております。

このような状況の中で当社は、「お客様満足度100%」の経営理念のもと、お客様志向の徹底とお客様のニーズに合った商品政策の強化をさらに継続してまいりました。

また、経営基盤の充実のため店舗展開にも取り組み、10店舗の新規出店及び4店舗の増床をいたしました。同時に既存店の見直しも行い4店舗を閉鎖いたしました。これにより当第2四半期会計期間末の店舗数は、32府県にわたり358店舗となりました。

売上高1,173億60百万円(前年同期比2.5%増)、売上総利益389億85百万円(前年同期比1.3%増)、売上総利益率33.2%(前年同期比0.4ポイント減)となりました。 

また、販売費及び一般管理費は、経費削減効果もあり334億12百万円(前年同期比1.8%減)、対売上高比率は28.5%(前年同期比1.2ポイント減)となりました。

この結果、営業利益55億72百万円(前年同期比25.2%増)、経常利益58億79百万円(前年同期比27.1%増)、四半期純利益31億91百万円(前年同期比25.9%増)となり増収増益となりました。 

セグメント業績を示すと、次のとおりであります。

「資材・DIY・園芸用品」は、最も売上構成比の高い当社の主力商品でありますが、比較的天候不順に影響を受けやすい商品であります。当第2四半期累計期間は、売上高は494億96百万円(前年同期比3.7%増)、売上総利益172億85百万円(前年同期比4.0%増)、売上総利益率は34.9%となっております。

「生活用品」も、天候不順や競合他社との企業間競争が大きく影響している商品であります。当第2四半期累計期間は、売上高は335億7百万円(前年同期比4.5%増)、売上総利益90億5百万円(前年同期比1.4%増)、売上総利益率は26.9%となっております。

「家具・ホームファッション用品」は、当社の差別化された商品でありますが、他の商品と同様に天候不順や競合他社との企業間競争の影響を受けております。当第2四半期累計期間は、売上高は244億76百万円(前年同期比2.2%減)、売上総利益97億16百万円(前年同期比2.9%減)、売上総利益率は39.7%となっております。

「その他」は、カー用品、乗り物、ペット用品、灯油他が含まれておりますが、異業種を含め、企業間競争の影響を大きく受けております。当第2四半期累計期間は、売上高は98億79百万円(前年同期比1.7%増)、売上総利益29億77百万円(前年同期比0.8%増)、売上総利益率は30.1%となっております。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期会計期間末の資産合計は、2,227億35百万円となり、前事業年度末と比較して101億89百万円の増加となりました。

(流動資産)

当第2四半期会計期間末における流動資産の残高は、902億67百万円(前事業年度末比35億90百万円増)となりました。増加の主な要因は、商品の減少(前事業年度末比16億14百万円減)などがあったものの、現金及び預金の増加(前事業年度末比48億69百万円増)などによるものであります。

(固定資産)

当第2四半期会計期間末における固定資産の残高は、1,324億67百万円(前事業年度末比65億99百万円増)となりました。増加の主な要因は、有形固定資産の増加(前事業年度末比63億3百万円増)などによるものであります。

(流動負債)

当第2四半期会計期間末における流動負債の残高は、798億76百万円(前事業年度末比77億11百万円増)となりました。増加の主な要因は、支払手形及び買掛金の増加(前事業年度末比29億36百万円増)、未払法人税等の増加(前事業年度末比15億81百万円増)、設備関係支払手形の増加(前事業年度末比33億91百万円増)などによるものであります。

(固定負債)

当第2四半期会計期間末における固定負債の残高は、133億51百万円(前事業年度末比1億43百万円減)となりました。減少の主な要因は、退職給付引当金の増加(前事業年度末比1億99百万円増)や資産除去債務の増加(前事業年度末比4億32百万円増)などがあったものの、長期借入金の減少(前事業年度末比8億28百万円減)などによるものであります。

(純資産)

当第2四半期会計期間末における純資産の残高は、1,295億6百万円(前事業年度末比26億21百万円増)となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、220億77百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により得られた資金は、110億88百万円(前年同期比で99億44百万円の増加)となりました。この主な要因は、税引前四半期純利益53億63百万円、減価償却費28億55百万円、たな卸資産の減少額15億99百万円及び仕入債務の増加額29億36百万円などに対し、未払消費税等の減少額13億31百万円などによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により使用した資金は、41億15百万円(前年同期比で20億66百万円の支出減)となりました。この主な要因は、新規出店に伴う有形固定資産の取得による支出38億57百万円などによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により使用した資金は、21億57百万円(前年同期比で1億11百万円の支出減)となりました。この要因は、長期借入金の返済による支出9億1百万円、リース債務の返済による支出6億90百万円及び配当金の支払額5億66百万円によるものであります。

 

 

(4) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

当社を取り巻く事業環境は非常に厳しい状況が続いております。家具・ホームセンター業界におきましては、大手企業によるナショナルチェーン化(全国展開)と店舗の大型化による地域間競争の激化、さらには異業種(ドラッグストア、ディスカウントストア、大型量販店、家電専門店等)との品揃えや価格における企業間競争が激しさを増しております。

当社といたしましては、これらの状況を踏まえ、競争力強化、商品構成の充実と付加価値の高い商品の開発、顧客ニーズに合わせた商品の提供等、競合店とのさらなる差別化が不可欠になるとの認識のもと、商品政策におきましては、当社オリジナル商品である「良品得価」のさらなる値入率の改善や品質の向上に取り組んでまいります。また、利益率の高い輸入品についても品目数や取引量をさらに拡大していく計画であります。「資材・DIY・園芸用品」「生活用品」「家具・ホームファッション用品」を3本柱と考え一般消費者の方からプロの業者の方まで幅広い顧客層のニーズに対応できる商品を、地域一番の品揃え・価格・品質で提供できるよう取り組んでまいります。また、積極的な店舗展開を実施しながら、大商圏では家具・ホームファッション、インテリアをコーディネートした「ツーワン・スタイル」とホームセンターを併設した併合店を、中商圏では1,000~1,500坪型のホームセンターを、小商圏では300坪型の小型ホームセンターの出店を継続し、店舗のドミナント化に取り組んでまいります。

 

(5) 経営者の問題意識と今後の方針について

「お客様満足度100%」を目指した経営は、お客様の声を背景とした商品開発に、作業システムの改善に、顧客サービスの向上にと反映させ、全社一丸となった経営努力を続けてまいりました。そして、より快適な生活を創造する「暮らしのクリエーター」としてさらに進化してまいります。具体的な今後の商品戦略といたしましては、「資材・DIY・園芸用品」「生活用品」「家具・ホームファッション用品」の3本柱をさらに強化するとともに、お客様のニーズを把握し、他社にない独自の商品開発に取り組み、マス化(大量仕入)による有利な仕入ができるように、商品開発と調達力の強化に努めてまいります。在庫コントロールの向上、POSデータをはじめとした情報システムのさらなる活用も継続して取り組んでまいります。店舗戦略といたしましては、増床、改装による既存店の活性化を図りながら、300坪から3,000坪型までの小商圏、中商圏、大商圏と地域に適した店舗展開を行ってまいります。地域戦略といたしましては、九州・中国・関西・中部地区はさらにドミナント化を図りながら、関東地区等の他地域へも商勢圏を拡げてまいります。

なお、当社は、投下資本に対する利益率をみる総資本経常利益率を経営指標にしており、中期的に10.0%以上を目標としております。また、資本の効率性を高めることで、株主資本利益率の向上にも努めてまいります。