文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、企業収益の改善や、雇用・所得環境の改善を背景として、引き続き緩やかに景気拡大基調で推移しているものの、海外の政治、経済情勢の不確実性や国内の生活物価の上昇等により、依然として不安定な情況が続いているといえます。
外食産業におきましては、労働力不足による人件費の上昇に加え、物価上昇による食材の値上がり等によるコストの増大や、調理済み食材や惣菜が中心の中食市場との業種の垣根を越えた競争激化、またお客様の食の安全・安心に対する品質重視意識の高まり等により、経営環境は、より一層厳しさを増しております。
このような状況のもと、当社グループは「安全・安心で、健康的な美味しい食事」を「より価値のある価格で提供する」ことを、会社理念として、その実現のため、種々の取り組みを行ってまいりました。商品施策としては、9月より、秋の季節メニュー(舞茸セイロ御膳・さんま竜田揚げ丼)を実施して、和食の旬を活かした商品力の向上を図っております。
新規出店につきましては、イオンスタイル仙台卸町店(仙台市若林区)のフードコート内に「十割蕎麦丸松」を9月にオープンいたしました。また、10月には仙台市宮城野区鶴ケ谷の自社物件を新しい業態であるしゃぶしゃぶと寿司の食べ放題の店舗として「しゃぶ政宗鶴ケ谷店」、仙台市宮城野区中野に、とんかつ業態の新しいタイプの店舗として「かつグルメ中野店」をオープンいたしました。
売上高については、生産性向上のため、過去1年間で4店舗の不採算店舗を閉店したこと、また、早朝・深夜帯の不採算時間帯の営業時間を短縮したことによる客数減の影響もあり、減収となりました。
効率性を高めたことにより、人件費は削減されましたが、3店舗新規出店による消耗品費、販売促進費の増加、及び売上減少分による売上総利益の減少分を吸収できずに減益となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高58億2百万円(前年同期比4.5%減)、営業利益は89百万円(同49.4%減)、経常利益は1億9百万円(同45.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は34百万円(同71.9%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は63億5百万円となり、前連結会計年度末と比較して48百万円減少いたしました。
流動資産の合計は、前連結会計年度末と比較して67百万円増加して11億34百万円となりました。これは主に商品及び製品の増加41百万円によるものです。
固定資産の合計は、前連結会計年度末と比較して115百万円減少して51億7百万円となりました。これは主に長期貸付金の減少73百万円によるものです。
(負債)
負債総額は、前連結会計年度末と比較して22百万円減少し、31億42百万円となりました。これは主に1年内返済予定の長期借入金の減少51百万円によるものです。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末と比較して25百万円減少し31億62百万円となりました。
この結果、自己資本比率は50.1%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。