(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策及び日銀の金融緩和策を背景に、企業収益や雇用・所得環境の改善もあり、緩やかな回復基調が見られました。一方で、中国をはじめ新興国の景気減速や英国のEU離脱問題、米国新政権の政策変更などによる国内景気への影響懸念など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
小売業界におきましては、消費者の節約志向の高まりや、慢性的な人材不足、さらに業種・業態を超えた価格競争の激化により厳しい経営環境が続いております。
このような環境の中、当社グループでは食の安心・安全を確保するための品質・鮮度管理の徹底や、商品の販売価格が地域で最も安値であることを保証する『価格保証宣言』を唱えた「安さ」の追求に取り組んでまいりました。「安さ」追求の取組みとして、自社工場の中国物流RMセンターにより、自社ブランド商品の開発・製造を進めてまいりました。出店戦略としましては、岡山県に3店舗、兵庫県に1店舗、大阪府に2店舗、滋賀県に1店舗、和歌山県に2店舗、長野県に1店舗、さらに新たなエリアとして新潟県に1店舗の計11店舗の新規出店と、既存店舗の活性化を図るため12店舗の改装を行いました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は1,553億7千9百万円(前期比7.1%増)、経常利益は59億2千1百万円(前期比3.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は35億5千3百万円(前期比5.2%増)となりました。
また、当社グループのセグメントの業績につきましては、小売事業以外に、卸売事業、飲食事業等を営んでおりますが、重要性が乏しいため記載を省略しております。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前当期純利益が58億8百万円と営業活動によるキャッシュ・フローは堅調であったものの、財務活動によるキャッシュ・フローにおいて収入が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ6億8千4百万円減少し、当連結会計年度末の資金は54億3千1百万円となりました。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、80億7千3百万円(前連結会計年度の71億1千2百万円の資金の増加に比べ9億6千万円の増加)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益(58億8百万円)、資金の支出を伴わない減価償却費(39億2千7百万円)及び減損損失(2億4千4百万円)、仕入債務の増加額(4億3千9百万円)、その他の流動負債の増加額(5億2千8百万円)などによる資金の増加要因が、たな卸資産の増加額(2億1千4百万円)、その他の流動資産の増加額(2億8千3百万円)、法人税等の支払額(25億9百万円)などの資金の減少要因を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、104億1千1百万円(前連結会計年度の106億9千8百万円の資金の支出に比べ2億8千6百万円の支出の減少)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出(96億9千1百万円)、差入保証金の払込による支出(3億7千5百万円)、建設協力金の支払による支出(3億5千6百万円)などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は、16億5千3百万円(前連結会計年度の27億1千4百万円の資金の増加に比べ10億6千万円の収入の減少)となりました。
これは主に、長期借入れによる収入(30億円)などによる資金の増加要因が、長期借入金の返済による支出(8億5百万円)、リース債務の返済による支出(2億8千3百万円)、配当金の支払額(3億5千万円)などの資金の減少要因を上回ったことによるものであります。
(1)仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントに関連付けて示すと次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 平成28年6月1日 至 平成29年5月31日) |
前年同期比(%) |
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小売事業 |
|
|
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一般食品(百万円) |
75,788 |
104.8 |
|
生鮮品(百万円) |
37,444 |
108.7 |
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雑貨等(百万円) |
3,236 |
91.6 |
|
小計(百万円) |
116,469 |
105.6 |
|
その他の事業(百万円) |
803 |
149.1 |
|
合計(百万円) |
117,272 |
105.8 |
(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントに関連付けて示すと次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 平成28年6月1日 至 平成29年5月31日) |
前年同期比(%) |
|
小売事業 |
|
|
|
一般食品(百万円) |
93,836 |
106.4 |
|
生鮮品(百万円) |
54,004 |
109.2 |
|
雑貨等(百万円) |
3,592 |
87.2 |
|
その他(百万円) |
3,044 |
112.5 |
|
小計(百万円) |
154,478 |
106.9 |
|
その他の事業(百万円) |
901 |
147.8 |
|
合計(百万円) |
155,379 |
107.1 |
(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。
当連結会計年度の販売実績を地域別に示すと次のとおりであります。
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区分 |
当連結会計年度 (自 平成28年6月1日 至 平成29年5月31日) |
前年同期比(%) |
|
小売事業 |
|
|
|
中国・四国地区(百万円) |
74,245 |
102.8 |
|
関西・中部地区(百万円) |
71,777 |
111.2 |
|
その他(百万円) |
8,454 |
109.4 |
|
小計(百万円) |
154,478 |
106.9 |
|
その他の事業(百万円) |
901 |
147.8 |
|
合計(百万円) |
155,379 |
107.1 |
(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。
当連結会計年度の単位当たり小売事業売上高は、次のとおりであります。
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項目 |
当連結会計年度 (自 平成28年6月1日 至 平成29年5月31日) |
前年同期比(%) |
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小売事業売上高(百万円) |
154,478 |
106.9 |
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売場面積(期中平均)(㎡) 1㎡当たり期間売上高(円) |
197,522.19 782,082 |
108.1 98.9 |
|
従業員数(期中平均)(人) 1人当たり期間売上高(円) |
5,374 28,745,524 |
109.4 97.7 |
(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.期中平均従業員数(臨時雇用者を含み、当社グループの製造部門を除く。)は8時間換算をもとに算出しております。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、会社の設立に当たって、その存在意義を明確にしようと掲げたのが、「豊かさの追求」であります。
当社が存在することによって、多くの人々を豊かにできる会社にしたいと考えております。出店した地域のお客様が豊かになり、多くのお客様に支持されることで会社が豊かになり、さらには従業員、株主、取引先の人々も豊かになる。そのためには、「自分を変え、会社を変え、社会を変える」という経営理念のもと会社は年々変わっていかなければならないと考えております。また、社員一人ひとりも日々向上していく「自己革新」も欠かせないと考えております。
この経営方針の基に常に会社が変革し続けることで、「ESLP(エブリディ・セーム・ロープライス)」を実現し、「どこよりも安く買物していただける店」をコンセプトとして展開し、お客様の食品に関する支出を引き下げることで、地域消費者の皆様に貢献したいと考えております。
(2)中長期的な会社の経営戦略
当社グループは、岡山県南部を中心に山陽地区、関西地区、山陰地区、四国地区、九州地区、北陸地区、中部地区、東海地区へと店舗展開してまいりました。今後は、当地区を中心に更なる市場拡大を図るとともに上記地区以外にも積極的に店舗展開を図る予定であります。
したがいまして出店地域の拡大に伴う競合激化、価格競争に耐えうる基盤作りとして、「ESLP(エブリディ・セーム・ロープライス)」実現のための「ローコスト経営の確立」及び出店加速による企業規模の拡大を図り、更なるマスメリットの追求をすることにより、お客様へ高品質、低価格商品を提供し地域社会に貢献したいと考えております。
(3)目標とする経営指標
目標とする経営指標といたしましては、連結ROE(自己資本純利益率)10%であります。
また、お客様への利益還元、株主の皆様への利益配分を両立するための売上高経常利益率5%を目標に掲げております。「ローコスト経営」の推進により圧縮される販売費及び一般管理費については、売上総利益の圧縮(さらなるロープライス)によるお客様への利益還元とし、株主の皆様へは業容の拡大に伴う利益額の拡大で利益配分の拡大を行ってまいりたいと考えております。
(4)経営環境
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策及び日銀の金融緩和策を背景に、企業収益や雇用・所得環境の改善もあり、緩やかな回復基調が見られました。一方で、中国をはじめ新興国の景気減速や英国のEU離脱問題、米国新政権の政策変更などによる国内景気への影響懸念など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
小売業界におきましては、消費者の節約志向の高まりや、慢性的な人材不足、さらに業種・業態を超えた価格競争の激化により厳しい経営環境が続いております。
今後の見通しにつきましては、国内景気は緩やかな回復基調で推移される事が期待されますが、将来不安等を背景とした個人消費の低下、また同業他社との競争激化など、小売業を取り巻く経営環境は当連結会計年度と同様に厳しい状況が続くことが予想されます。
(5)会社の対処すべき課題
当社グループは経営の基本方針に則り、中長期的な経営戦略を具現化するため下記の内容を重点課題として取り組んでまいります。
①店舗数の増加、出店地域の拡大に対応するため、店舗オペレーションの標準化、単純化、統一化の早期実践
②「ローコスト経営の確立」のための、徹底した数値管理の実践
③店舗の広域化に伴う物流センターの整備ならびに物流システムの再構築
④店舗集客力の強化、卸売部門の営業強化に対応するため、PB商品「D-PRICE(ディープライス)」の開発強化
⑤人材育成のための、社員教育・能力開発の取り組み
⑥店舗オペレーション支援に対応するため、本部組織の強化及び情報システムの再構築
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業界の消費動向について
小売業界の業績は、事業展開を行う地域における景気動向・消費動向等の経済情勢、同業・異業種の小売他社との競争状況等により大きく影響を受ける可能性があります。当社グループでは店舗網の拡大を図るとともに、商品開発、販売力の強化等により店舗の活性化を図っておりますが、上記のような業界要因により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(2)当社グループの出店政策について
当社グループの出店形態は、賃借もしくは事業用定期借地権方式により設備投資額を極力抑えた出店戦略を基本とし、店舗形態は、ディオ店舗に加え、ラ・ムー店舗での出店を中心に計画しております。ラ・ムー店舗は、ショッピングセンター型店舗形態であり、ディオ店舗と比べ設備投資額が増加するのに加え、ショッピングセンター内の各テナントの経営成績及び出退店によって、当社グループの業績が影響を受ける場合があります。出店については、十分な情報収集及び慎重な意思決定に基づき決定しておりますが、出店場所が確保できない場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、何らかの事情により、今後の出店に伴う物流、資金調達、人員の確保が計画通り行えない場合及び当社グループの特徴である「ESLP(エブリディ・セーム・ロープライス)」を実現するための仕入(メーカー、一次卸問屋からの一品大量仕入、卸売業として構築した独自の仕入ルートによる仕入等)が円滑に行えない場合には、当社グループの経営成績が影響を受ける可能性があります。
(3)24時間営業について
当社グループは、平成29年5月31日現在、全119店舗のうち89店舗で24時間営業を行っております。今後の出店は24時間営業店舗を中心に行っていく方針でありますが、出店に際し地元住民等との調整等により、24時間営業が実施できなくなる可能性があります。顧客にとっての24時間営業のメリットとしては、休業日や閉店時間を気にせず、いつでも来店できることがあります。また、他のコンビニエンスストア等深夜営業の小売事業者よりも、当社グループ商品は、生鮮食品などの食料品の品揃えが豊富であり、価格が安いことが挙げられます。当社グループにとってのメリットとしては、深夜時間帯にも営業を行うことによる売上高の増加、投資回転率が上昇、店舗への商品搬入・陳列が24時間行えることによる効率的な人員配置等があります。デメリットとしては、夜間の環境問題への対応として、騒音対策等の対応が必要となるのに加え、防犯対策の重要性から、機械警備に加え、深夜の警備員による巡回警備や常駐警備などの経費が発生いたします。したがって、これら24時間営業特有の投資や経費の発生にもかかわらず、売上高が計画通りに計上できない場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(4)出店に関する法的規制について
平成29年5月31日現在において、全119店舗中108店舗が「大規模小売店舗立地法」の規制を受けて出店しております。「大規模小売店舗立地法」の主な届出事項及び調整事項は、①新設備、店舗面積の合計、②駐車場、駐輪場、荷捌き施設、廃棄物等保管施設の位置及び数量、③開・閉店時刻、駐車場利用可能時間帯、出入口数及び位置、荷捌き可能時間帯、④駐車場の充足その他による大型店周辺の地域住民の利便性、⑤交通渋滞、駐車、駐輪、交通安全の問題及び騒音の発生、廃棄物、町並み作りへの配慮であります。
当社グループといたしましては、今後の1,000㎡超の新規出店並びに既存店舗の増改築の際、「大規模小売店舗立地法」の規制を受ける場合がありますが、官公庁及び地域住民の方々との調整を図りつつ、店舗展開を行っていく方針であります。
(5)人材確保・育成について
当社グループでは今後の事業拡大を図るためには、パート社員を含めた優秀な人材の確保と育成が必要不可欠であると認識しており、採用と教育を専門に行う部署をそれぞれ設けております。しかしながら、雇用環境変化に伴い、流通・小売業界においては、優秀な人材の確保が困難となる可能性も想定されており、当社グループの今後の事業規模の拡大に応じた優秀な人材の確保ができない場合、又は教育が計画どおり進まない場合、出店計画の見直しや、店舗運営レベルの低下等により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(6)食品衛生管理について
当社グループは、小売業として「食品衛生法」の規制を受けております。当社グループでは衛生管理、鮮度管理、温度管理等を行うことにより、食中毒等の発生防止に取り組んでおります。
過去において、当社グループで処理された食材及び惣菜を原因とする食中毒等が発生したことはありませんが、当社グループの衛生管理のための施策にもかかわらず、食中毒等が将来発生する可能性は否定できず、食中毒等が発生した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(7)自然災害に関するリスク
当社グループは、岡山県倉敷市に本社を置き、中国地方、四国地方、関西地方、中部地方を中心に出店を進めてまいりました。今後は、その他の地域への出店にも積極的に取り組んでまいります。このため、出店地域における地震や台風等の自然災害が発生した場合には、店舗の物理的損害や人材、商品、電力の確保に影響が生じ店舗の営業継続に支障をきたし当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(8)固定資産の減損に関するリスク
当社グループの営業用資産について実質的価値の下落や事業計画の見直し等により個店別収益が著しく低下し、固定資産の減損処理が今後必要となった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(9)家畜及び養殖魚の疾病等のリスク
当社グループは、連結子会社に酪農事業、養豚事業及び魚の養殖事業を行う会社を有しております。各社での防疫体制には万全を期しておりますが、牛海綿状脳(BSE)や豚流行性下痢(PED)のような疾病発生や赤潮等の飼育環境の悪化により、生産物の大量廃棄や販売停止を余儀なくされる可能性があり、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
当社は、平成29年8月10日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるDブレッド株式会社と合併することを決議し、同日付で合併契約書を締結いたしました。概要は以下のとおりであります。
(1)合併の目的
グループ経営の効率化を目的としています。
(2)合併の方法
当社を存続会社とし、Dブレッド株式会社を消滅会社とする吸収合併方式であります。
(3)合併の期日(効力発生日)
平成29年9月30日
(4)合併に際して発行する株式及び割当
当社は消滅会社の全株式を所有しているため、本合併において株式その他の財産等の割当は行いません。
(5)引継資産・負債の状況
当社は、合併の効力発生日において、消滅会社の資産、負債及び権利義務の一切を承継いたします。
(6)吸収合併存続会社となる会社の概要
商号 大黒天物産株式会社
所在地 岡山県倉敷市堀南704番地の5
代表者 代表取締役社長 大賀 昭司
資本金 1,640百万円(平成29年5月31日現在)
事業内容 スーパーマーケット事業
該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
1.財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、136億6百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億6千7百万円減少いたしました。
その主たる変動要因は、たな卸資産の増加(45億1千5百万円から47億6千3百万円へ2億4千7百万円増加)とその他の流動資産の増加(27億2千5百万円から29億9千1百万円へ2億6千5百万円増加)に対し、現金及び預金の減少(61億1千5百万円から54億3千1百万円へ6億8千4百万円減少)などによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、429億2千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ64億3千7百万円増加いたしました。
その主たる変動要因は、有形固定資産の増加(283億4千7百万円から335億5千3百万円へ52億5百万円増加)と投資その他の資産の増加(79億2千7百万円から91億9千万円へ12億6千3百万円増加)などによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、182億8千万円となり、前連結会計年度末に比べ9億6千3百万円増加いたしました。
その主たる変動要因は、リース債務の減少(2億8千2百万円から1億4千6百万円へ1億3千5百万円減少)に対し、支払手形及び買掛金の増加(97億2千2百万円から101億6千9百万円へ4億4千6百万円増加)、短期借入金の増加(16億円から20億6千8百万円へ4億6千7百万円増加)、その他の流動負債の増加(40億4千6百万円から41億8千1百万円へ1億3千5百万円増加)などによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、76億8千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ19億8千4百万円増加いたしました。
その主たる変動要因は、リース債務の減少(7億8千5百万円から6億3千9百万円へ1億4千5百万円減少)に対し、長期借入金の増加(24億5千1百万円から41億7千8百万円へ17億2千6百万円増加)と資産除去債務の増加(15億1千8百万円から17億9千9百万円へ2億8千万円増加)などによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、305億6千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ33億2千1百万円増加いたしました。
その主たる変動要因は、利益剰余金の増加(241億2百万円から273億5百万円へ32億3百万円増加)などによるものであります。
2.経営成績の分析
(売上高と営業利益)
当連結会計年度における売上高は1,553億7千9百万円(前期比7.1%増)となりました。
当社グループでは、当連結会計年度において、新規出店としてラ・ムー守山店(滋賀県守山市)、ラ・ムー相生駅前店(兵庫県相生市)、ラ・ムー岸和田カンカン店(大阪府岸和田市)、ラ・ムー東大阪店(大阪府東大阪市)、ラ・ムー直川店(和歌山県和歌山市)、ラ・ムー紀三井寺店(和歌山県和歌山市)、ラ・ムー長岡愛宕店(新潟県長岡市)、ラ・ムー長野店(長野県長野市)の8店舗のほか、「ら・む~マート」3店舗の合計11店舗を出店したことなどにより売上高は、堅調に推移いたしました。
売上総利益は364億6千6百万円(前期比8.6%増)となりました。
販売費及び一般管理費は306億1千2百万円(前期比9.7%増)となりました。主たる変動要因は業容拡大による採用人員の増加(臨時従業員含む)に伴う人件費の増加、店舗数増加にともなう賃借料等の増加及び新規出店に伴う設備の減価償却費の増加などによるものであります。なお、売上高対販売費及び一般管理費比率は19.7%となり、前連結会計年度比0.5ポイント増加いたしました。
これらの結果、営業利益は58億5千3百万円(前期比3.0%増)となりました。
(営業外損益と経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は、助成金収入の増加などにより、前期比2千9百万円増の1億1千6百万円となりました。営業外費用は、賃貸費用の増加などにより、前期比1千6百万円増の4千9百万円となりました。
これらの結果、経常利益は59億2千1百万円(前期比3.2%増)となりました。
(特別損益)
当連結会計年度における特別利益は、中国物流RMセンター(岡山県総社市)の設備取得及び雇用に対する補助金収入の計上により、前期比5千9百万円増の1億3千1百万円となりました。特別損失は、保有する店舗の減損損失の計上により、前期比2千3百万円増の2億4千4百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
前述の結果、当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は58億8百万円(前期比3.9%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税等合計を前期比4千万円増の22億4千9百万円計上したことなどにより、35億5千3百万円(前期比5.2%増)となりました。
この結果、1株当たり当期純利益金額は252円82銭となりました。
3.キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの内容分析については、「第2 事業の状況 1業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」の項目をご参照ください。
当社グループのキャッシュ・フロー指標
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平成27年5月期 |
平成28年5月期 |
平成29年5月期 |
|
自己資本比率(%) |
52.4 |
54.0 |
53.9 |
|
時価ベースの自己資本比率(%) |
145.6 |
134.3 |
136.1 |
|
債務償還年数(年) |
0.4 |
0.8 |
0.9 |
|
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) |
379.2 |
269.9 |
415.7 |
(注)1.時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
2.債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
3.インタレスト・カバレッジ・レシオ : 営業キャッシュ・フロー/利払い
4.各指標はいずれも連結ベースの財務数値によって計算しております。
5.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
6.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
7.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債の内、利子を支払っている全ての負債を対象としております。
8.利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。