第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、社会活動・経済活動が大きく制限されるなか、企業収益の悪化、個人消費の減退、入国制限による訪日外国人の減少に伴うインバウンド需要の減退など、極めて厳しい環境が続いております。また、2021年1月には緊急事態宣言が再発出されるなど、先行き不透明な状況が依然として継続しております。

 小売業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の制限、生活防衛意識の高まりによる節約志向の上昇など、厳しい状況が続く一方で、食品小売業においては、外食控えなどにより、家庭内消費の需要は堅調に推移しております。また、家計の先行き不透明感により、消費者の購買行動における低価格への期待は、一層高まる状況となりました。

 このような環境の中、当社グループでは、「魅力ある店づくり6項目」(①価格、②品質、③売場、④活気、⑤環境整備、⑥接客)の徹底をスローガンに、お客様にご支持いただける小売業を目指して取り組んでおります。また、お客様に「安くて新鮮で美味しい商品」を提供するべく、ESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)による地域最安値価格を目指すことに加え、自社開発商品の中身を徹底的に「アナライズ」(分析)し改良を重ねた、「高品質・低価格」なラインナップを前面に打ち出して展開しております。さらに成長戦略として、岡山県に小型店1店舗の新規出店と、生鮮売場を強化した大幅改装を4店舗で実施いたしました。

 これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,671億5千6百万円(前年同期比9.5%増)、経常利益は72億7千万円(前年同期比112.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は45億4千7百万円(前年同期比121.5%増)となりました。

 なお、当社グループのセグメントの経営成績につきましては、小売事業以外に、卸売事業、飲食事業等を営んでおりますが、重要性が乏しいため記載を省略しております。

 

 財政状態の状況につきましては、次のとおりであります。

(流動資産)

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、171億5百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億9千万円減少いたしました。その主たる変動要因は、現金及び預金の減少(74億4千6百万円から61億円へ13億4千6百万円減少)、商品及び製品の減少(59億7千万円から58億3千6百万円へ1億3千4百万円減少)、その他の流動資産の減少(54億4千8百万円から48億4千6百万円へ6億2百万円減少)などによるものであります。

(固定資産)

 当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、529億6千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億2千7百万円減少いたしました。その主たる変動要因は、有形固定資産の減少(414億4千3百万円から403億3千2百万円へ11億1千万円減少)、投資その他の資産の減少(124億1千1百万円から123億3百万円へ1億7百万円減少)などによるものであります。

(流動負債)

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、233億4千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ58億5千6百万円減少いたしました。その主たる変動要因は、賞与引当金の増加(4億8千4百万円から6億1千万円へ1億2千6百万円増加)などに対し、支払手形及び買掛金の減少(149億8千8百万円から116億5千1百万円へ33億3千6百万円減少)、短期借入金の減少(37億9千3百万円から35億9千5百万円へ1億9千7百万円減少)、未払法人税等の減少(20億4千8百万円から17億2千3百万円へ3億2千5百万円減少)、その他の流動負債の減少(78億8千4百万円から57億6千1百万円へ21億2千3百万円減少)によるものであります。

(固定負債)

 当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、61億9千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億5千3百万円減少いたしました。その主たる変動要因は、長期借入金の減少(31億1千2百万円から13億6千4百万円へ17億4千7百万円減少)などによるものであります。

 

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、405億2千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ41億9千2百万円増加いたしました。その主たる変動要因は、利益剰余金の増加(335億5千3百万円から377億2千4百万円へ41億7千1百万円増加)などによるものであります。

 

(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。

 なお、新型コロナウイルス感染症の拡大に係る当第3四半期連結累計期間の会計上の見積りについては、「第4経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載のとおりであります。

 

(3) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について、重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

 該当事項はありません。

(6) 従業員数

 当第3四半期連結累計期間において、事業規模の拡大に伴い小売事業セグメントの従業員が151名増加したことなどにより、当社グループの従業員数は157名増加し、1,658名となりました。なお、従業員数は就業人員数であります。

 

(7) 主要な設備

 前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第3四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。

(主要な設備の新設)

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

資金調達方法

着手年月

完了予定年月

増加能力

大黒天物産㈱

関西RMセンター(仮称)

京都府

小売事業

その他

食品製造設備

物流設備

18,750

869

自己資金

借入金

2021年2月

2022年9月

食品の供給能力

(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。

2.当社は2021年1月26日に開催された取締役会において、上記主要な設備の新設について決議をいたしました。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。