なお、重要事象等は存在しておりません。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、第2四半期までは緩やかな回復軌道にありましたが、その後市場の混乱が景況感の悪化につながり、個人消費、設備投資、輸出が低迷するなど、2四半期ぶりのマイナス成長となりました。
当社グループが属する婦人服専門店業界は、11月、12月と暖冬の影響を受け、重衣料を中心に消費が弱含むなど厳しい経営環境が続きました。また、実質所得が伸び悩んでいるため、価格選好が強まる傾向にあります。
このような状況のなか、当社グループにおきましては、既存店の活性化を図る施策として、柔軟な価格設定により客数の増加を目指しました。また、商品の動きに合わせて機動的に価格を見直すなど、在庫回転率の向上にも注力しました。
商品企画につきましては、幅広い年齢層をカバーし、かつ年代間でバランスの取れた商品構成を心がけました。また、従来にも増して、店の立地・特性に合わせたきめ細かい商品の投入を図りました。その他、ファッション誌とのコラボレーション企画や実店舗とECの連動販促企画など、さまざまな販促活動に取組み、販売力強化を推し進めてまいりました。
また、中国における生産コストの上昇に対応するため、生産国のアセアンシフトを進め、アセアン比率を高めてまいりました。特に、ミャンマー自社工場では、安定した生産体制を維持・拡大しました。
店舗展開に関しましては、引き続きスクラップアンドビルドを進めた結果、当第3四半期連結会計期間末における国内店舗数は846店舗となりました。
中国子会社である好麗姿(上海)服飾商貿有限公司(注)におきましては、不採算店舗の退店を進めた結果、当第3四半期連結会計期間末における直営店舗数は503店舗となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高は425億29百万円(前年同期比0.1%減)、営業利益は9億84百万円(同333.8%増)となりましたが、急速に円高が進みデリバティブ評価損が増加した結果、経常損失は4億81百万円(前年同期は経常利益22億65百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は10億01百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益8億48百万円)となりました。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
<日本>
日本における売上高は324億17百万円(前年同期比1.0%減)、営業利益は11億75百万円(同686.7%増)となりました。売上高は前年とほぼ同水準となりましたが、販売費及び一般管理費を削減した結果、増益となりました。
<中国>
中国における売上高は101億12百万円(前年同期比2.6%増)、営業損失は2億44百万円(前年同期は営業損失29百万円)となりました。売上高は前年を上回ったものの、粗利益率が低下し、減益となりました。
<その他>
報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ミャンマー現地法人の事業活動を含んでおります。当第3四半期連結累計期間における営業損失は70百万円(前年同期は営業利益13百万円)となりました。
(注) 好麗姿(上海)服飾商貿有限公司の社名は中国語簡体字を含んでいるため、日本語常用漢字で代用しております。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて53億34百万円減少して368億27百万円となりました。これは、たな卸資産が増加し、売掛金、為替予約が減少したこと等によるものです。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べて20億73百万円減少して65億32百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が増加し、繰延税金負債、未払法人税等が減少したこと等によるものです。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて32億60百万円減少して302億94百万円となりました。これは、利益剰余金、繰延ヘッジ損益が減少したこと等によるものです。
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
特記事項はありません。