第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、景気の緩やかな回復基調が続いている一方で、米中の通商問題の動向が世界経済に与える影響など、先行きの不透明感が拭えない状況が続いております。消費者の外食に対する低価格志向は依然として根強く、消費税率引き上げによる影響も引き続き懸念されます。

外食産業においては、原材料価格や物流コストの上昇、継続的な人材関連コストの上昇、消費志向やライフスタイルの変化などの影響から、引き続き厳しい事業環境が続いております。

このような状況の下、当社グループは、前連結会計年度に引き続き、既存店の販売強化、店舗管理体制の見直し、全社的なコストの見直しを推進してまいりました。当第3四半期連結累計期間におきましては、XEXグループ及びカジュアルレストラングループの既存店が堅調に推移したことに加えて、管理部門等のコスト削減効果が現れてきたことから、売上高は10,324百万円(前年同期比0.2%増加)、営業利益は87百万円(前年同期は営業損失91百万円)、経常利益は178百万円(前年同期比575.1%増加)となりました。なお、新株予約権戻入益2百万円の計上等により、親会社株主に帰属する四半期純利益は131百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失140百万円)となりました。

当第3四半期連結累計期間におけるセグメントの状況は次の通りです。

①XEXグループ

 「XEX」をはじめとする高級レストラン事業であるXEXグループについては、インバウンド需要への対応強化や継続的な販売強化を推進するとともに、人材の登用を積極的に行った結果、既存店の売上は概ね好調に推移しました。2019年3月には、大規模改装により一時休業していた「The Kitchen Salvatore Cuomo NAGOYA」をリオープンし、同年10月には、レストラン「BISTRO J_O」の飲食サービスを運営受託いたしました。新たな収益機会の増加や運営コストの削減により、収益性を大きく伸ばすことができました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の同グループの売上高は3,316百万円(前年同期比6.8%増加)、営業利益は246百万円(前年同期比94.9%増加)となりました。また、店舗数は直営店8店舗となりました。

②カジュアルレストラングループ

カジュアルレストラングループについては、新たな出店はなく、既存店におけるサービスと料理の品質向上に注力したことにより、既存店の売上高及び営業利益が堅調に推移した一方で、低調に推移しているフランチャイズ事業の業績改善、人材関連コストの管理強化が課題となっています。また、2019年6月から11月において、直営店「PIZZA SALVATORE CUOMO 聖蹟桜ヶ丘」等2店舗、韓国におけるFC店「PIZZASALVATORE CUOMO 明洞」等5店舗を、運営店舗の選択と集中の目的で閉店いたしました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の同グループの売上高は6,999百万円(前年同期比2.7%減少)、営業利益は665百万円(前年同期比4.8%増加)となりました。また、店舗数は直営店44店舗、FC店42店舗となりました。

③その他

その他は、食料品等の卸売、小売事業、人材派遣事業及び不動産賃貸事業等により構成されております。人材派遣事業の立ち上げコストが前期と比較して増加したことから、当第3四半期連結累計期間の同グループの売上高は9百万円(前年同期比7.9%減少)、営業損失は29百万円(前年同期は営業損失22百万円)となりました。

 

(2)財政状態

①資産の状態

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は1,993百万円となり、前連結会計年度末に比べ98百万円増加いたしました。これは主として、現金及び預金の減少89百万円、売掛金の増加192百万円等によるものです。固定資産は2,965百万円となり、前連結会計年度末に比べ288百万円増加いたしました。これは主として、建物及び構築物の減少98百万円、リース資産の増加119百万円、のれんの減少32百万円、長期貸付金の増加340百万円等によるものです。

この結果、総資産は4,958百万円となり、前連結会計年度末に比べ387百万円増加いたしました。

②負債の状態

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は2,381百万円となり、前連結会計年度末に比べ246百万円増加いたしました。これは主として、買掛金の増加95百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少25百万円、未払金の増加67百万円、未払法人税等の増加58百万円等によるものです。固定負債は1,969百万円となり、前連結会計年度末に比べ10百万円増加いたしました。これは主として、長期借入金の減少102百万円、その他の増加107百万円等によるものです。

この結果、負債合計は4,351百万円となり、前連結会計年度末に比べ257百万円増加いたしました。

③純資産の状態

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は606百万円となり、前連結会計年度末に比べ129百万円増加いたしました。これは主として、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上131百万円によるものです。

この結果、自己資本比率は11.6%(前連結会計年度末は9.7%)となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。