第2 【事業の状況】

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において、当社が判断したものであります。

 

(1)経営方針・経営戦略等

当社は「味覚とサービスを通して都会生活に安全で楽しい食の場を提供する」という経営理念のもと、「あったら楽しい」「手の届く贅沢」を営業コンセプトとしております。「東京圏ベストロケーション」「ライトフード」「女性ターゲット」という戦略に基づき、すべて直営店での店舗展開をしながら営業活動を行っており、生産カンパニーにおきましては3つの工場で製造するパスタソース・ドレッシング・珈琲豆・焼き菓子・食パンなどの自社製品の店舗外販売も行っております。

 

(2)経営環境及び対処すべき課題等

①メニュー・業態開発力の向上

東京圏ベストロケーション、ライトフード、女性ターゲットという変わらない経営戦略の中で開発してきた椿屋特製ビーフカレーに代表される定番かつ看板商品のブラッシュアップを実施。プランナー制を創設し、目で見る楽しさ・美しさから「美味しそう」とイメージできる新メニューの開発とトレンドを追求した新業態の開発に挑戦、不振店の迅速な問題解決に注力してまいります。
 また自社製造拠点における開発者のレベルアップも図ることで、基準を高めながら美味しい商品づくりに特化してまいります。
 さらに食材ロスの低減を図るため、キッチン責任者、担当者のメニュー開発力向上に努め、同一地域、他業態で使用する共通食材の有効活用を推進いたします。

 

②人手不足対応と業務効率化に向けた取り組み

縮む日本の中で深刻な問題として取り上げられているのが人手不足の問題です。当社のシンボルである椿屋珈琲店では、常に募集定員の10倍以上のキャスト応募が続いている為、別業態の近隣店舗にての採用にも繋げられるよう努めてまいります。その中で、礼節を持つ事、接客する上での一般常識と心構えを持つ事を最優先に躾を行い、人材育成を進めてまいります。またAI化(Artificial Intelligence)に伴う人工知能時代に対応する為、システム導入を推進する事で、生産拠点、間接部門の業務効率化を図ってまいります。

 

③路面店・ビルインへの出店

大型商業施設では定期賃貸借契約が増え続けており、退店リスクの高まりが継続しております。営業時間の制約を受けにくい路面店への出店を優先順位の一番に店舗開発を進めてまいります。

 

 

2 【事業等のリスク】

当社の経営成績等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、文中にある将来に関する事項は、当事業年度末(2018年4月30日)現在において当社が判断したものです。
 
①食材の調達と安全性に係るリスク
  当社は、安全で安心な食材を提供するため、信頼性の高い仕入先から継続して食材を調達し、また通関時の検査結果の確認に加え、定期的に自主検査も実施して安全性を確認しております。
 しかし、鳥インフルエンザ問題に代表されるような疫病の発生、天候不順、自然災害の発生等により、食材の調達不安や食材価格の高騰などが起こり、一部のメニューの変更を余儀なくされるケースも想定され、当社の業績に影響を与える可能性があります。
 
②セントラルキッチンおよび店舗での衛生管理に係るリスク
  当社は、セントラルキッチンを所有し、スパゲッティの生麺とパスタソース、ドレッシングおよびフレッシュケーキ・焼き菓子を製造し、店舗へチルド配送しております。
 セントラルキッチンおよび店舗においては、厳しい品質管理と衛生検査を実施しておりますが、万一当社店舗において食中毒が発生した場合には、営業停止処分などにより当社の業績に影響を与える可能性があります。
 
③自然災害のリスク
  当社の営業活動や工場所在地を含む地域で大規模な地震や洪水等の災害が発生した場合、被災状況によっては、正常な事業活動ができなくなり、当社の業績に影響を与える可能性があります。
 
④店舗の賃借物件への依存に係るリスク
  当社の大部分の店舗は、賃借しております。賃貸借契約のうち、特に、定期賃貸借契約は、契約終了後再契約されない可能性があります。このような場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。
 
⑤財政状態に係るリスク
  当社は賃借による出店を基本としているため、家主に対する差入保証金・敷金残高が当事業年度末で、それぞれ、4億20百万円、15億88百万円あります。
 差入保証金・敷金が家主の財政状態の変化によって返還されない場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。
 
⑥減損会計に係るリスク
  当社において、今後経営環境の変化により、店舗の収益性が悪化し、固定資産の減損会計に基づき減損損失を計上することになった場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。
 

 

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(1) 経営成績等の状況の概要

外食業界は、天候不順による原材料価格の高騰や労働力不足とそれに伴う人件費の高騰が企業の課題となっているほか、緩やかな景気回復基調とは裏腹に消費者の低価格志向に変化は見られず、先行きは不透明な状態が続いております。

そのような中、当社におきましては「味覚とサービスを通して都会生活に安全で楽しい食の場を提供する」という経営理念のもと、「あったら楽しい」「手の届く贅沢」というコンセプトに基づいた高付加価値の提供に注力いたしました。

また、東京圏の駅前ベストロケーション、ライトフード、女性ターゲットという戦略に基づいた11店舗の新規創店に加え、大型リニューアルオープンなどに積極的に投資を行わせて頂きました。あわせて不採算店舗の閉店も実施し、収益力の向上に努めております。

メニュー政策におきましては、各部門の特徴をわかりやすく前面に出し、話題性の高いケーキ・スイーツ、トレンドを積極的に取り入れたステーキの開発を進めたほか、日本中が沸いた平昌オリンピックやシャンシャンの誕生などを販売促進策に取り入れ、店顔マーケティングにも力を入れております。

節目の第20期は「100年企業へ」というスローガンを掲げ、全従業員が一丸となって企業目標の達成に向けて取り組んでおります。 

 

以上の結果、売上高は110億82百万円(前期比2.7%増)、営業利益は6億64百万円(同24.7%増)、経常利益は6億91百万円(同25.0%増)、当期純利益が4億23百万円(同126.1%増)となりました。

 

部門別の概況につきましては、以下のとおりです。

 

<カフェカンパニー>
『椿屋珈琲グループ』(期末店舗数43店舗 2店舗増加)

当社のシンボルである椿屋珈琲グループの売上高は40億82百万円(前期比6.1%増)となりました。最高立地への展開、最高級家具・食器を取り揃え、変わらない魅力「古き良き時代、大正ロマン」を感じさせる内装・雰囲気の中、時代背景にマッチしたユニフォーム、胸当てエプロン、カチューシャを身にまとい、ホスピタリティに溢れ、落ち着きのある接客サービスでおもてなしをするという考え方のもと、その街の文化をつくるべく、脱日常の時空間を提供しております。

椿屋ブランディングに伴う新規出店も積極的に行い、「自家焙煎椿屋珈琲イオン新浦安店」「椿屋カフェ新越谷ヴァリエ店」「銀座和館 椿屋茶房エミオ武蔵境店」「椿屋カフェミーツ国分寺店」と4店舗の新規創店に加え、「椿屋カフェラゾーナ川崎店」のリニューアルオープンを実施いたしました。メニュー政策におきましては、メディアで大きな話題となりました「プラチナレアチーズケーキ」の開発に加え、美味しさを追求した椿屋特製ビーフカレー、現在日本に押し寄せている珈琲のフォースウェーブに対する研究を日々行い、スペシャルティ珈琲の開発にも注力しております。

 

『ダッキーダックグループ』(期末店舗数27店舗 増減なし)

ダッキーダックグループの売上高は27億23百万円(前期比1.6%減)となりました。幅広い年代の女性をメインターゲットとし、親しみのある卵料理、自社ケーキ工房や店内ケーキスタジオで作られるフレッシュなケーキ、トレンドをおさえたスイーツを中心に提供しております。新規創店におきましては「ベイサイドダッキーダックキッチンコレットマーレ店」「EggEggキッチンジョイナステラス二俣川店」の2店舗を創店し、ダッキーダック新百合ヶ丘店を「EggEggキッチン新百合ヶ丘店」として改装リニューアルいたしました。メニュー政策におきましても、お客様の幅広いニーズに対応するために、お酒にあわせたアラカルトメニューの開発を進めており、客単価の上昇に繋がっているほか、ファミリー、グループの方々の入店にも繋がっております。

 

 

<ダイニングカンパニー>

『イタリアンダイニングドナグループ』(期末店舗数24店舗 2店舗減少)

イタリアンダイニングドナグループの売上高は18億71百万円(前期比2.5%減)となりました。「スパゲッティ食堂ドナ」から「イタリアンダイニングDONA」へのロゴ変更、あわせて全店舗が開放感あふれる外装へリニューアルしてから1年が経過し、不採算店舗の閉店を実施した為、店舗数は減少したものの収益力が向上いたしました。新規創店におきましては、新しいカジュアルダイニングとして「イタリアンダイニングDONA経堂コルティ店」を創店し、メニュー政策面におきましても、お酒を飲んで食べるという考え方に基づき、200種類の幅広いお酒メニューを取りそろえ、あわせて一品料理の開発にも注力したことで、客単価の上昇とグループ客の来店増に繋がっております。美と健康に着目したメニュー開発も継続して実施しており、完全無添加の自社製生パスタメニューにおきましては、健康志向に着目し実施している野菜増量も女性のお客様を中心にさらに広がりを見せており、定番フェアとなった「お得な6日間」も好評を得ております。

 

『ぱすたかん・こてがえしグループ』(期末店舗数16店舗 増減なし)

ぱすたかん・こてがえしグループの売上高は12億49百万円(前期比4.0%増)となりました。鉄板ステーキ・お好み焼きというショルダーを掲げ、トレンドとなったステーキメニューの開発を実施いたしました。新規創店におきましては「こてがえし錦糸町店」「こてがえし有楽町店」「こてがえし柏髙島屋店」の3店舗を創店、あわせて不採算店舗の閉店も実施しております。調理前のお肉をお客様にご覧いただくカイノミの量り売りやシャトーブリアンなど、カジュアルダイニングではなかなか味わう事の出来ない希少部位のステーキメニューの開発を推進し、豊富なお酒メニューに合う一品料理を開発いたしました。お客様に焼いて頂く従来のスタイルから、完全焼き出しの新しい提供スタイルも始めており、楽しく美味しくお召し上がり頂けるダイニングへの転換を図っております。

 

『プロント』(期末店舗数9店舗 1店舗増加)

プロントの売上高は7億67百万円(前期比6.6%増)となりました。
 弊社がフランチャイジーとして運営するプロントでは、朝から昼はカフェとしてコーヒー・トースト・マフィンやランチパスタを、夜はバーとしてシンプルかつ美味しいフードと共にビールやハイボールをはじめとしたお酒を気軽にお楽しみ頂けます。
 新規創店におきましては「プロントイルバールマークイズみなとみらい店」を創店いたしました。

 
 <生産カンパニー・インターネット販売>

生産カンパニーの売上高は3億87百万円(前期比18.3%増)となりました。コンフェクショナリーにおきましては、焼き菓子、ケーキ、食パンを、戸塚カミサリーにおきましては特許製品であるバジルソースをはじめ、パスタソース、ドレッシングを販売。椿屋ロースターでは自社焙煎珈琲豆やドリップ珈琲、椿屋ボトル缶珈琲の販売拡大に繋げております。インターネット販売におきましては、主として楽天市場椿屋珈琲店におきまして、お中元・お歳暮・母の日・父の日等のギフト販売にて売上を伸ばしております。 

 

 

 

(2) 生産・仕入・販売実績・店舗数等の状況

 ① 生産実績

当社は、フードサービス事業の単一セグメントであるため、生産実績は製品別、仕入実績は品目別、販売実績は部門別に記載しております。

  

当事業年度における生産実績を製品別に示すと、次のとおりであります。

 

製品名

当事業年度

(自 2017年5月1日

至 2018年4月30日)

生産金額
(千円)

前年同期比
(%)

自社製フレッシュケーキ

495,697

104.5

スパゲッティ生麺、ソース、ドレッシング

563,311

102.0

コーヒー豆

96,012

98.4

合計

1,155,020

102.8

 

(注) 1 金額は、製造原価によっております。

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 ② 仕入実績

当事業年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。

 

品目

当事業年度

(自 2017年5月1日

至 2018年4月30日)

仕入金額
(千円)

前年同期比
(%)

飲料・食材類

2,326,278

103.5

その他

144,407

94.9

合計

2,470,686

103.0

 

(注) 1 金額は、仕入価格によっております。

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 

 ③ 販売実績

当事業年度における販売実績を部門別に示すと、次のとおりであります。

 

 

当事業年度

(自 2017年5月1日

至 2018年4月30日)

売上金額
(千円)

前年同期比
(%)

椿屋珈琲グループ

東京都

3,120,329

104.0

 

神奈川県

508,513

103.1

 

埼玉県

149,435

251.3

 

千葉県

304,462

102.8

小計

 

4,082,741

106.1

ダッキーダック

東京都

1,425,005

98.1

 

神奈川県

421,963

103.5

 

埼玉県

388,367

101.8

 

千葉県

488,597

92.6

小計

 

2,723,933

98.4

ドナ

東京都

1,269,865

102.9

 

神奈川県

267,840

101.4

 

埼玉県

272,446

76.6

 

千葉県

61,411

94.5

小計

 

1,871,562

97.5

ぱすたかん・こてがえし

東京都

726,795

121.0

 

神奈川県

302,505

81.9

 

埼玉県

128,222

100.3

 

千葉県

92,270

88.7

小計

 

1,249,793

104.0

その他

東京都

727,621

109.4

 

神奈川県

306,598

114.6

 

埼玉県

61,876

106.1

 

千葉県

58,846

104.4

小計

 

1,154,943

110.3

合計

東京都

7,269,617

104.6

 

神奈川県

1,807,420

100.3

 

埼玉県

1,000,348

101.8

 

千葉県

1,005,587

95.8

総合計

 

11,082,975

102.7

 

(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

2 ダッキーダックには、EggEggキッチン・ダッキーダックカフェ・ダッキーダックキッチンおよびダッキーダックケーキショップを含んでおります。

 

 ④ 地域別店舗数及び客席数の状況

 

 

当事業年度
(2018年4月30日現在)

期末店舗数(店)

前期末比増減

客席数(席)

椿屋珈琲グループ

東京都

30

2

2,482

 

神奈川県

6

446

 

埼玉県

3

1

162

 

千葉県

4

△1

199

小計

 

43

2

3,289

ダッキーダック

東京都

13

△1

950

 

神奈川県

6

2

540

 

埼玉県

4

337

 

千葉県

4

△1

334

小計

 

27

2,161

ドナ

東京都

14

△2

765

 

神奈川県

5

257

 

埼玉県

4

209

 

千葉県

1

73

小計

 

24

△2

1,304

ぱすたかん・こてがえし

東京都

9

2

547

 

神奈川県

4

△1

243

 

埼玉県

2

118

 

千葉県

1

△1

66

小計

 

16

974

その他

東京都

3

248

 

神奈川県

4

1

244

 

埼玉県

1

49

 

千葉県

1

54

小計

 

9

1

595

合計

東京都

69

1

4,992

 

神奈川県

25

2

1,730

 

埼玉県

14

1

875

 

千葉県

11

△3

726

総合計

 

119

1

8,323

 

(注) ダッキーダックには、EggEggキッチン・ダッキーダックカフェ・ダッキーダックキッチンおよびダッキーダックケーキショップを含んでおります。

 

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、12億68百万円で前事業年度末に比較して、2億23百万円減少しました。当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、9億23百万円で前事業年度と比較して51百万円減少しました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、7億31百万円で前事業年度と比較して3億44百万円増加しました。これは主に有形固定資産の取得による支出が5億18百万円増加したことによるものです。

(財務活動によるキャッシュフロー)

当事業年度において財務活動の結果使用した資金は、4億15百万円で前事業年度と比較して16百万円減少しました。これは主にリース債務の返済による支出が83百万円減少したことによるものです。

 

(4)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

   経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 

   なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。

 

 ① 重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。当社の財務諸表で採用している重要な会計方針は、第5経理の状況 1財務諸表等の「重要な会計方針」に記載のとおりであります。

当社の財務諸表作成において、損益または資産の評価等に影響を与える見積り、判断は、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づいた合理的と考えられる様々な要因を考慮した上で行なっておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

 

 ② 経営成績について

当事業年度における当社を取り巻く環境は、消費マインドに回復の基調はあるものの、食材価格の高騰や労働力不足を補う為の人件費の高騰などで厳しさを増しております。こうした状況下、当社は「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりの経営成績となりました。 

椿屋ブランディングに伴い、椿屋珈琲店、椿屋カフェ、椿屋茶房の出店を軸に店舗数を伸ばした他、各業態の不採算店舗の閉店、生産カンパニーの店舗外販売の伸びが業績に寄与する形となり、売上高は110億82百万円(前期比2.7%増)、営業利益は6億64百万円(同24.7%増)、経常利益は6億91百万円(同25.0%増)、当期純利益が4億23百万円(同126.1%増)となりました。

 

 ③ 財政状態について

当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ43百万円増加し71億6百万円となりました。流動資産は前事業年度末に比べ1億33百万円減少し20億18百万円となりました。これは現金及び預金が2億23百万円減少したことが主な要因です。固定資産は前事業年度末に比べ1億77百万円増加し50億87百万円となりました。これは店舗に係る有形固定資産が1億64百万円増加したことが主な要因です。 

当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ3億8百万円減少し20億16百万円となりました。流動負債は前事業年度末に比べ2億7百万円減少し13億2百万円となりました。これは1年以内償還予定の社債及び1年内返済予定の長期借入金あわせて2億31百万円減少したことが主な要因です。固定負債は前事業年度末に比べ1億1百万円減少し7億14百万円となりました。これはリース債務が65百万円減少したことが主な要因です。 

当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べ3億51百万円増加し50億89百万円となりました。これは利益剰余金が3億50百万円増加したことが主な要因です。 

 

(単位:千円)

勘定科目

前事業年度
2017年4月期

構成比

当事業年度
2018年4月期

構成比

増減額

現金及び預金

1,492,744

21.1%

1,268,904

17.9%

△223,840

有形固定資産

2,617,608

37.1%

2,781,699

39.1%

164,091

土地

1,118,599

 

939,000

 

△179,599

投資その他の資産

2,271,951

32.2%

2,281,510

32.1%

9,559

差入保証金

460,909

 

420,007

 

△40,901

敷金

1,508,872

 

1,588,793

 

79,920

長期借入金

214,270

3.0%

171,410

2.4%

△42,860

1年内

42,860

 

21,410

 

△21,450

1年超

171,410

 

150,000

 

△21,410

資本金

673,341

9.5%

673,341

9.5%

資本準備金

683,009

9.7%

683,009

9.6%

利益剰余金

3,469,074

49.1%

3,819,852

53.8%

350,778

 

 

 

 ④ 資金の財源及び資金の流動性についてと財政状態の改善に向けた取り組みについて

当事業年度末におけるキャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

当社の資金需要はそのほとんどが新規出店と既存店改装のための設備投資資金であり、投資活動によるキャッシュ・フローに示した有形固定資産の取得による支出が8億77百万円と主なものとなっております。営業開始より当事業年度までは、これを主に、営業活動の結果得られた資金、金融機関からの借入金及び公募増資によって調達した資金によって賄いました。

今後についても、通常ベースの新規出店と既存店改装は、営業活動によって得られる資金によって賄う方針でありますが、製造設備の拡充や、計画外で大型出店を実施するとの判断に至った場合には、金融機関からの借入または資本市場からの直接資金の調達によって、必要資金の確保を進めていきたいと考えております。

 

 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について

経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

 

 ⑥ 経営者の問題意識と今後の方針について

経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

 

4 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

5 【研究開発活動】

該当事項はありません。