なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期累計期間(2018年5月1日~2018年10月31日)の売上高は、55億12百万円で前年同期比101.6%となりました。前19期には、ショッピングセンターの定期賃貸借契約満了に伴う退店が相次ぎましたが、既存店の売上高が前期比100%と下支えになっているほか、前期11店舗の新規創店と既存店2店舗の大規模リニューアルの効果もあり、売上高は第1四半期に続き前期を上回ることが出来ております。利益面におきましては、営業利益2億8百万円、経常利益2億20百万円、四半期純利益は1億14百万円となりました。7月から9月にかけての大型台風上陸をはじめとする悪天候の影響、さらには鉄道の計画運休、ショッピングセンターの営業時間短縮等、想定外の外的要因を受けた事も事実としてありますが、昨今の異常気象は当たり前のようにマイナスに影響する事も増えており、新たな課題も明確になりました。今後このようなリスクにも対処出来るように、生産拠点である自社工場においては自家発電設備の準備等も始めております。その他の要因としましては、新規創店に伴う減価償却費の増加、人手不足対応を含めた人材投資として社員給与のベースアップとアルバイトの時給アップという先行投資が影響した形となり、このような結果となりました。
新規創店におきましては、今期最初の出店となる「椿屋珈琲池袋離れ」を10月11日にオープンいたしました。前述した通り、ショッピングセンターへの出店は、安定した業績でも期間満了による退店リスクがつきまとう状態であるため、普通賃貸借契約で営業時間の制約を受けにくい路面店を開発し、池袋駅東口明治通り沿いに出店いたしました。椿屋珈琲池袋茶寮に続く池袋2号店として、ファンづくりに努めてまいります。
今期はトップクオリティでの商品提供を一つの使命として、珈琲の抽出や盛り付け技術・提供スピードなど、社員・キャスト(アルバイト)も含めた社内競技会のみならず、さまざまな社外大会への参加を通じて自分たちのレベルを把握し、さらなる向上に繋げるために、新しい事にも積極的にチャレンジしております。
社外大会参加におきましては、SCAJ日本スペシャルティコーヒー協会が主催するローストマスターズチームチャレンジ2018において、椿屋ロースターの焙煎士である弓削田(ゆげた)が参加した関東Aチームが見事日本一の栄冠に輝いた他、日本洋菓子協会が主催する第7回Tarte-1(タルトワン)グランプリにおきましては、コンフェクショナリーでケーキ製造に携わる畔上(あぜがみ)が全国大会6位、日本ショッピングセンター協会が主催する接客ロールプレイングコンテスト東京地区大会においては椿屋珈琲の三橋(みつはし)が準優勝、その他にもショッピングセンター代表で地区大会に3名も進出するなど、商品のクオリティ、接客技術の向上に注力した成果が表れ始めております。
来年1月には、椿屋珈琲の栗尾(UCCコーヒーマスターズ関東地区大会優勝)、久保(UCCコーヒーマスターズ関東地区大会第3位)の2名が神戸で行われる全国大会へ出場します。社外大会を通じてお客様にお届けする商品・サービスのクオリティアップに努めてまいります。
社内におきましても、T-1グランプリ(T=Towa、Tsubakiya、Top quality)では看板商品である不変の「椿屋オリジナルブレンド」に加え、トレンドにあわせた新しい椿屋ブレンドコーヒーの開発を視野に入れた競技会となり、現在商品化に向けた最終段階へと入っております。
また、スパゲッティの盛り付けNO.1グランプリにおきましても、当社のこだわる盛り付け(彩り・高さ・シンメトリー)の要素を含め、品温、味、時間までを競い合い、お客様に美味しい商品が提供出来るよう競い合う事で、調理技術の向上に努めております。
新商品開発の分野におきましては、ご家庭でもお楽しみ頂ける「椿屋ドリップコーヒー 深煎りブレンド」の販売を開始いたしました。また天候に左右されにくいECサイトでの販売を強化するために「椿屋オリジナルカレー」や自家製ケーキ販売を展開出来るよう開発を進めております。
【新組織の発足】
「味覚とサービスを通して 都会生活に安全で楽しい食の場を提供する」という経営理念に則り、現状の品質管理体制をさらに進化させるべく新たに12月1日付で「品質管理室」「品質保証室」を新設し、ISO22000との連携をもって食品安全をより強固なものといたします。
今後も株主の皆様をはじめとする全てのステークホルダーの皆様に適切な情報開示を行っていくためにIR・PR推進室も新設いたします。より広く社会とのつながりを持ちつつ、社内広報活動も行い、人材確保や定着率の向上も進めてまいります。
新規創店につきましては、11月21日(水)「椿屋カフェ グランツリー武蔵小杉店」、22日(木)「イタリアンダイニングDONA 相鉄ライフ三ツ境店」を新規創店し、収益回復に向けて好調なスタートを切っております。12月には横浜みなとみらい地区へ「椿屋カフェ」の出店が決まっておりますので、既存店含め、全従業員一同、ファンづくりに努めてまいります。
(2)財政状態の分析
(資産の部)
流動資産は、前事業年度に比べて97百万円減少し、18億87百万円となりました。これは、SC預け金が66百万円減少したことなどによります。
固定資産は、前事業年度末に比べて70百万円減少し、50億49百万円となりました。これは、敷金が67百万円減少したことなどによります。
この結果、総資産は前事業年度末に比べて1億68百万円減少し、69億37百万円となりました。
(負債の部)
流動負債は、前事業年度末に比べて67百万円減少し、12億35百万円となりました。これは、未払金が44百万円、未払法人税等が49百万円、それぞれ減少したことなどによります。
固定負債は、前事業年度末に比べて1億69百万円減少し、5億45百万円となりました。これは、長期借入金が1億50百万円減少したことなどによります。
この結果、負債合計は、前事業年度末に比べて2億36百万円減少し、17億80百万円となりました。
(純資産の部)
純資産合計は、前事業年度末に比べて67百万円増加し、51億57百万円となりました。これは、利益剰余金が66百万円増加したことなどによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、13億10百万円で前事業年度末に比較して41百万円増加しました。
各キャッシュ・フローの状況と主な内容は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、4億58百万円(前年同期は4億12百万円の収入)となりました。これは主に、税引前四半期純利益が1億75百万円、減価償却費が2億71百万円あったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、3億8百万円(前年同期は1億3百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が3億98百万円あったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1億8百万円(前年同期は3億11百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額が48百万円あったことなどによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。