第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

第2四半期(2019年5月1日~2019年10月31日)における外食業界は、消費税増税を背景に他業種他業態との顧客獲得競争が激化しているほか、労働コストや物流コストの上昇により、一層厳しさを増しております。

当社業績につきましては、第1四半期に続き前年を上回ることが出来、売上高56億18百万円(前年同期比1.9%増)となりました。

10月には大型台風上陸の影響を受けた鉄道の計画運休やショッピングセンターの休業もあり、創業来初の全店休業を余儀なくされました。その影響が大きく、既存店売上の対前期比超えは11カ月連続で途絶えましたが、消費税増税に対応するため、無添加生麺に相性が良い豪華海鮮(うに・いくら)を使用したスパゲッティメニューや夏季に投入した椿屋グループのプレミアムアイスコーヒー等のメニュー政策に加え、サジェスチョンを強化した接客サービスが相乗効果を生み、買上皿数や客単価の上昇ならびにリピーターの獲得に繋げられました。災害対応に関しましては、年々被害が拡大している天候不順や付随して発生する停電等への備えを軸とした新たなBCP策定にも着手しております。

利益面におきましては、営業利益は2億74百万円(同31.8%増)、経常利益は2億89百万円(同31.0%増)、四半期純利益につきましては、1億2百万円(同10.7%減)となりました。既存店強化を進めた結果、これまで新規出店にかかっていた費用を抑制出来たこともあわせ、経常利益率も四半期ベースで4.0%から5.1%へ上昇しております。主に労働生産性向上に向け、質の高い接客サービスはもちろんのこと、トップクオリティの商品づくりに特化した調理・盛り付けの社内コンテストの実施により、店舗全体のキャストの層が厚くなるなど育成に注力した効果が大きく、社員の公休取得数増加と時間外労働の抑制にも繋がっております。同業のみならず今後さらに増えていくと予想される人材獲得競争をふまえ、求人募集費等を抑制しつつ接客サービスの高質化を図るため、正社員を対象に100人規模での合宿研修を実施しております。キャストの定着率向上に向けて、募集から採用、育成、定着に至るまでのプロセスを分析しながら、認識出来た課題に対する改善を進めております。

また、当社の株価や業績と従業員の処遇の連動性をより高め、株価及び業績向上への意欲や士気を高めるため、従業員に対して自社の株式を給付するインセンティブプラン「株式給付信託(J-ESOP)」を導入することを決議いたしました。「あったら楽しい」「手の届く贅沢」を具現化し、さらなる業績向上に向けて従業員一同全力で取り組んでまいります。

 

 

(2)財政状態の分析

(資産の部)

流動資産は、前事業年度末に比べて2億54百万円減少し、18億27百万円となりました。これは、現金及び預金が1億18百万円減少、SC預け金が50百万円減少したことなどによります。

固定資産は、前事業年度末に比べて1億87百万円減少し、49億91百万円となりました。これは、建物が73百万円減少、敷金が28百万円減少したことなどによります。

この結果、総資産は前事業年度末に比べて4億42百万円減少し、68億19百万円となりました。

(負債の部)

流動負債は、前事業年度末に比べて4億62百万円減少し、9億86百万円となりました。これは、未払金が1億95百万円減少、1年内返済予定の長期借入金が1億50百万円減少したことなどによります。

固定負債は、前事業年度末に比べて31百万円減少し、5億9百万円となりました。これは、資産除去債務が24百万円減少したことなどによります。

この結果、負債合計は、前事業年度末に比べて4億94百万円減少し、14億96百万円となりました。

(純資産の部)

純資産合計は、前事業年度末に比べて51百万円増加し、53億23百万円となりました。これは利益剰余金が53百万円増加したことなどによります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、10億81百万円で前事業年度末に比較して2億18百万円減少いたしました。

各キャッシュ・フローの状況と主な内容は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、3億75百万円(前年同期は4億58百万円の収入)となりました。これは主に、税引前四半期純利益が1億69百万円、減価償却費が2億76百万円あったことなどによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、3億68百万円(前年同期は3億8百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が2億88百万円、定期預金の預入による支出が1億円あったことなどによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、2億24百万円(前年同期は1億8百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が1億50百万円、配当金の支払額が48百万円あったことなどによるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。