第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 新型コロナウイルスの感染拡大については、継続して環境変化を注視しております。今後の経過によっては事業の状況や経営成績に影響が及ぶ可能性があります。なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 ①経営成績の状況

当第2四半期の業績は、売上高32億77百万円(前年同期比41.7%減)、営業損失は7億7百万円(前年同期は営業利益2億74百万円)、経常損失は5億69百万円(前年同期は経常利益2億89百万円)、四半期純損失につきましては、1億25百万円(前年同期は四半期純利益1億2百万円)となりました。

この中には、雇用調整助成金1億8百万円、家賃支援給付金6百万円を含んでおります。

 

全体では、客数の前年比較で8月62.6%、9月70.4%、10月82.0%と回復傾向にあり、明るい兆しも見えてきております。現在第3波と言われる感染者数の増加により先行き不透明な部分もありますが、テレワークの影響を受け回復が鈍い一部の都心部を除き、概ね回復傾向は続いております。

 

このような状況から業績回復が早い郊外店では、テイクアウト需要に対応するためのリニューアルを4店舗で実施しました。入口にケーキショーケースを配置しテイクアウト専用カウンターを際立たせる改装により、リニューアル後は前年対比を超える売上が確保できております。またテイクアウト専用商品として、椿屋キッチンブランドの開発を進めながら大型ショッピングセンターの催事にも精力的に出店し、オムライスやお好み焼きのお弁当、ケーキ、電子レンジで温めるだけのラザニアやピッツァなどの冷凍食品を中心に展開し、お客様の意見をもとに改良を重ねながらトップクオリティの商品開発に注力しております。

 

出店関係では、9月11日、柏髙島屋S館4階に「銀座和館椿屋珈琲」をグランドオープンいたしました。同施設にある「椿屋カフェ」との自社競合も懸念されておりましたが影響は軽微で、新規顧客を中心にご来店いただいております。同施設内にあるお好み焼き「こてがえし」、パスタ&ケーキ「ダッキーダック」とあわせて4店舗の一体運営を行う事で、効率化と人件費の抑制の強化に繋げております。店内の設備の多くは過去に閉店した店舗設備を移設しており、投資額を抑制しております。

 

また、UberEATSや出前館といったデリバリー需要も月を追うごとに伸びております。スパゲッティやお好み焼きといった食事メニューの他に、ダッキーダックでの作り立てケーキデリバリーは特に人気となっており、バースデーケーキの需要も取り込み始めております。

 

新型コロナウイルス感染症の流行による経済活動の停滞により、客数や売上は前期に比べて大幅に減少する結果となりましたが、外食業の事業継続のためのガイドライン徹底とQSCの向上を通じて安全安心の提供を第一に日々の営業活動を進めております。引き続き政府・行政の要請等にも従いながら、店舗の衛生管理や従業員の健康管理を徹底し、営業してまいります。

 

 ②財政状態の状況

 (資産)

流動資産は、前事業年度末に比べて6億98百万円増加し、26億14百万円となりました。これは、現金及び預金が5億48百万円増加、SC預け金が2億42百万円増加したことなどによります。固定資産は、前事業年度末に比べて5億38百万円減少し、43億6百万円となりました。これは、土地が4億9百万円減少したことなどによります。この結果、総資産は前事業年度末に比べて1億59百万円増加し、69億21百万円となりました。

 (負債)

流動負債は、前事業年度末に比べて3億7百万円増加し、9億12百万円となりました。これは、未払金が1億59百万円増加、買掛金が1億45百万円増加したことなどによります。固定負債は、前事業年度末に比べて3百万円増加し、10億12百万円となりました。この結果、負債合計は、前事業年度末に比べて3億10百万円増加し、19億24百万円となりました。

 (純資産)

純資産合計は、前事業年度末に比べて1億50百万円減少し、49億96百万円となりました。これは、四半期純損失の計上1億25百万円があったことに加え、剰余金の配当24百万円があったことにより、利益剰余金が1億50百万円減少したことなどによります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、19億64百万円で前事業年度末に比較して5億48百万円増加いたしました。

各キャッシュ・フローの状況と主な内容は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は、1億69百万円(前年同期は3億75百万円の収入)となりました。これは主に、税引前四半期純損失が2億30百万円あったことなどによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果得られた資金は、7億53百万円(前年同期は3億68百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入が8億14百万円あったことなどによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、35百万円(前年同期は2億24百万円の支出)となりました。配当金の支払額が24百万円あったことなどによるものであります。株主還元は経営上の重要な課題と認識しており、業績や事業拡大に向けた資金需要に対応した内部留保の確保を総合的に勘案したうえで、安定的かつ継続的な配当を実施する方針としております。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。