(1) 業績の状況
当第2四半期累計期間における我が国の経済は、英国のEU離脱による欧州経済の混乱と新興国の経済成長鈍化により外需は力強さを欠く状況となりましたが、一方で、公共投資の増加による内需の押し上げとともに良好な雇用情勢が続き、また、低金利を背景として住宅着工件数が高い水準を維持する等、個人消費は緩やかな回復基調で推移しました。
国内の自動車関連消費につきましては、国内新車販売台数が軽自動車の減少により低迷が続いていることや、第2四半期の天候不順の影響が来店客数に及ぶなど、引き続き厳しい事業環境となりました。
このような環境において当社は、顧客満足度向上のための接遇・接客力の向上に継続して取り組み、お客様とのつながりをより強化するための「メンテナンス会員」の会員数拡大に注力してまいりました。また、今後も成長性が見込まれるピット・サービス工賃部門に重点を置き、迅速・廉価に車体を補修できる板金・塗装サービス「クイック・エコ・リペア」の更なる拡販に努め、車検におきましては早期予約キャンペーン等による車検顧客の囲い込みとリピート率の向上を図るとともに、オートバックス車検の付加価値として、車検後の補償サービス「安心3つ星補償」を新たに提供し競合他店との差別化を推進してまいりました。これらの取り組みにより、ピット・サービス工賃部門の売上高は前年同期比1.9%増となりましたが、一方で、タイヤ・ホイール部門は低価格帯商品の販売が伸び悩み同6.2%減となり、車内用品・車外用品部門、カースポーツ部門等の売上も減少いたしました。
なお、中期施策として固定顧客化による安定的な収益確保と自動車事故時の修理サービス等への相乗効果を図るべく、平成23年11月より開始している自動車保険代理店事業につきましては、継続した取り組みにより手数料収益が順調に伸長し業績に寄与しております。
以上の結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高3,967,913千円(前年同期比1.6%減)、営業損失34,828千円(前年同期は営業損失85,320千円)、経常損失12,249千円(前年同期は経常損失47,368千円)、四半期純損失12,361千円(前年同期は四半期純損失36,186千円)となりました。
(2) 資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ5.0%、301,409千円増加し6,345,351千円となりました。これは主に、売掛金及び差入保証金の減少に対して、有形固定資産、現金及び預金、商品の増加等があったためであります。
負債は、前事業年度末に比べ21.5%、345,167千円増加し1,950,265千円となりました。これは主に、未払法人税等の減少に対して、買掛金及び長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)の増加等があったためであります。
純資産は、前事業年度末に比べ1.0%、43,758千円減少し4,395,086千円となりました。これは主に、配当金の支払及び四半期純損失の計上があったためであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ81,523千円増加し、1,215,796千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、207,689千円となりました。これは主に、法人税等の支払額74,699千円、未収入金の増加41,405千円に対して、仕入債務の増加214,431千円、減価償却費の計上77,185千円及び差入保証金の減少40,356千円等があったためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は306,461千円となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入116,000千円に対して、有形固定資産の取得による支出313,411千円及び定期預金の預入による支出112,950千円等があったためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、180,295千円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出67,640千円、配当金の支払額30,921千円及びリース債務の返済による支出21,142千円に対して、長期借入れによる収入300,000千円があったためであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。