(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間における我が国の経済は、円安と世界景気の持ち直しにより輸出が伸長し、また、アジア新興国の所得拡大を背景としたインバウンド需要の後押しもあり、企業収益は高い水準で推移しました。一方で、中国をはじめとする新興国経済の減速、東アジア及び中東における地政学的リスク、人手不足の深刻化に伴う人件費の高騰といった懸念材料も存在しております。内需環境につきましては、安定的な雇用情勢を背景に所得水準は上向いておりますが、原油価格の高騰による物価上昇の影響等により、消費支出の回復は緩やかなものとなっております。
国内カー用品市場におきましては、軽自動車の販売台数が回復傾向にあり、ニュース報道により注目度の高まったドライブレコーダーや、寒波による冬季商品の需要増等がありましたが、カーナビゲーションの市場規模縮小も続いており、市場全体の本格的な回復には至っていない状況であります。
このような環境において当社は、平成28年11月にオープンした「オートバックス川越店」の地域認知度向上と販売力強化に努めてまいりました。また、成長性の高いピット・サービス工賃部門につきましては、車検後の保証サービス「安心3つ星補償」による付加価値向上と差別化により車検需要の取り込み、迅速・廉価に車体を補修できる板金・塗装サービス「クイック・エコ・リペア」の拡販を進めるとともに、車の美観を向上させるボディコーティング・室内クリーニングメニューを拡充し、新たな需要の掘り起こしを図ってまいりました。
これらの取り組みにより、ピット・サービス工賃部門の売上高は前年同期比4.2%増となり、また、タイヤ・ホイール部門は同1.1%増、オイル・バッテリー部門も同3.8%増となりましたが、一方で、カーエレクトロニクス部門は同4.2%減となり、カースポーツ部門も同9.0%減となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高6,537,248千円(前年同期比0.6%減)となりましたが、販売費の抑制等により営業利益は267,622千円(同117.6%増)、経常利益305,021千円(同83.1%増)、四半期純利益204,908千円(同87.2%増)となりました。
(2) 資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ9.4%、585,492千円増加し6,797,227千円となりました。これは主に、有形固定資産及び差入保証金の減少に対して、売掛金、商品、現金及び預金の増加等があったためであります。
負債は、前事業年度末に比べ19.6%、362,822千円増加し2,215,251千円となりました。これは主に、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)、未払法人税等及び賞与引当金の減少に対して、買掛金及び流動負債その他に含まれる未払金の増加等があったためであります。
純資産は、前事業年度末に比べ5.1%、222,670千円増加し4,581,976千円となりました。これは主に、配当金の支払に対して、四半期純利益の計上、新株式発行による資本金及び資本剰余金の増加等があったためであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。