当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
以下に記載する事項のうち将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済情勢は、景気拡大局面は続いているものの潜在成長率の低下で成長のテンポは緩やかであり、輸出や海外直接投資による企業業績は好調な一方、個人の所得や消費の伸びは鈍く国内需要の盛り上がりには欠ける状況です。
このような環境の下、当社は2020年度末に向けた中期経営計画をスタートさせましたが、当四半期累計期間は計画通り進んでおり前年同期比増収増益となりました。
エネルギー事業においては、総合エネルギー事業者としての事業基盤の拡大を経営の基本におき、ウォーター事業においては天然の原水にこだわった自社ブランドによる差別化戦略と、水素水関連商品の強化でボトルウォーター需要の掘り起こしによる新規開拓に注力してまいりました。
セグメント別の概況は次の通りです。
① エネルギー事業 (注)
LPガス輸入価格は長らく低位で推移しておりましたが、今年に入り値上がり傾向に転じ、前年同期と比較して高値で推移しております。一方、小売市場での顧客獲得に伴う過当競争は未だに沈静化の兆しは見えません。当社はこの過当競争からの脱却のために、まず当社独自のエネルギー事業者としてのポリシーを掲げ、適正価格を公表開示し顧客に理解を求め、営業利益率の改善に努めました。既に始まっております電力並びに都市ガス市場も含めたエネルギー自由化競争に対しては、あらゆる顧客のエネルギーニーズに応える顧客対応こそが競争優位との考えから、既存の事業であるガス、ウォーター顧客のライフライン領域に「TOELLでんき」「TOELL光LINE」を加えた4事業をセットにした「TOELLライフラインパッケージ」を提案することで、既存顧客及び新規顧客の需要開拓を進めてきました。
この結果、売上高は7,011百万円(前年同四半期比8.9%増)、管理部門経費配賦前のセグメント利益は、売上原価の値上がりに伴う小売価格改定に期ずれが生じ、866百万円(前年同四半期比4.3%減)となりました。
(注)エネルギーの自由化競争時代に向けて、ガス、水のライフライン事業を中心に「TOELLライフラインパッケージ」化を進め、総合エネルギー事業会社を指向しておりセグメント区分の表現を従来のLPガス事業からエネルギー事業に変更しました。セグメント名称変更によるセグメント情報に与える影響はありません。
② ウォーター事業
ボトルウォーター業界は水道水とペットボトル市場の間のニッチ商品ではありますが、嗜好性と利便性により市場は依然として成長を続けております。反面ネット通信販売業者等の異業種新規参入もあり販売競争は増しております。当社はこのような環境の中で他社との差別化戦略として高品質の天然の原水にこだわった「3,000m級の山々が連なる日本の秘境、自然豊かな北アルプスの天然水」から生まれた『アルピナ』と、「太平洋の真中、常夏の島ハワイの溶岩でろ過された天然水」から生まれた『Pure Hawaiian』の2ブランドに加え、北アルプスの天然水の全国展開を計ることを目的に『信濃湧水』ブランドの製造販売も開始しました。リターナブルボトルの『アルピナ』、ワンウェイボトルでの『Pure Hawaiian』に『信濃湧水』を加えたシスターブランドで、あらゆるボトルウォーターニーズへの対応と、関東圏から全国展開への布石を整えました。また海外展開用の『信濃湧水』はシンガポール、香港、タイ、ベトナムと着実に輸出国を増やしてきました。
一方、ボトルウォーターの差別化戦略と、付加価値向上を目的として開発しました「高濃度水素水サーバー」は溶存水素濃度を3.4ppmから4.1ppmへとより高濃度に改良し、業界では追随を許さない商品として、ウォーター事業に貢献をしております。既存水素水顧客への新サーバー4.1ppmへの入替えも当四半期内でほぼ終了しました。
ボトルの販売本数は前年度比増となっていますが、水素水サーバーの溶存水素濃度4.1ppm商品への既存顧客への交換を優先したため新規顧客への設置が遅れ売上は前年同四半期比減となりました。
この結果、売上高は2,981百万円(前年同四半期比2.8%減)、管理部門経費配賦前のセグメント利益は、ハワイよりの輸入ボトルを自社工場の「Pure Hawaiian」に全量切換えたことにより、売上原価が下がり増益となり、571百万円(前年同四半期比10.8%増)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は9,992百万円(前年同四半期比5.1%増)となり、営業利益は526百万円(前年同四半期比1.2%増)、経常利益は668百万円(前年同四半期比18.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は338百万円(前年同四半期比11.0%増)となりました。
特記事項
水素水関連商品として水素入浴剤「H2 SAVON BATH」の販売を開始をいたしました。この「H2 SAVON BATH」は、水素発生剤と美容成分配合のバスジェルを組み合わせた、今までに無い水素入浴剤として水素水サーバーと同様に美容・健康業界に広く展開を計っていきます。
財政状態につきましては、当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ367百万円減少し、22,798百万円となりました。この主な要因は、受取手形及び売掛金が734百万円減少し、建設仮勘定が451百万円増加したこと等によるもであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ493百万円減少し、8,596百万円となりました。この主な要因は、借入金が334百万円減少したこと等によるものであります。
また、自己資本比率は62.3%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同四半期に比べ530百万円増加し、4,133百万円(前年同四半期比14.7%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,435百万円(前年同四半期比3.7%減)となりました。
これは主に税金等調整前四半期純利益617百万円、減価償却費672百万円及び営業権償却140百万円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は363百万円(前年同四半期比21.8%減)となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出621百万円があったものの、保険積立金の解約による収入271百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は981百万円(前年同四半期比54.5%減)となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出334百万円、ファイナンスリース債務の返済による支出348百万円、配当金の支払298百万円があったことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。