第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

      当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策や金融政策を背景に企業収益や雇用環境に改善がみられる等、景気は緩やかな回復基調にある反面、新興国経済の下振れや円安による輸入原材料価格の上昇等の懸念もあり、企業を取り巻く環境は依然として先行き不透明な状況で推移しております。

      外食産業におきましては、消費者の食に関する安全意識の一層の高まりに加え、雇用環境が改善傾向にある事によりパート・アルバイトの人員不足も顕著化しており、それに伴う時給引き上げによる人件費高騰等、企業を取り巻く環境は引き続き厳しい状況となっております。

 

      このような状況のもと、当第3四半期連結累計期間における当社グループは、「玄品ふぐ」事業への原点回帰を柱とした第二次中期経営計画「成長計画」の達成に向けて、第1・第2四半期に引き続き取り組んでおります。当連結会計年度におきましても収益体質の更なる確立を行うべく、引続き店舗現場力の強化、新商品開発、品質の徹底した見直し等、事業全般の収益力の強化を実施してまいりました。

      特に「徹底した人材育成」「徹底した情報発信」「新商品開発の継続」を3本柱として、社員だけではなくパート・アルバイトを含めた全従業員を対象として社内のみではなく外部機関も活用した階層別の研修、オフィシャルホームページの更なる充実、グレードアップした季節ごとの期間限定コースメニュー等、様々な施策を実施してまいりました。

 

      主力事業であるとらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」につきましては、冬季における需要が大きく、当第3四半期連結累計期間は閑散期が長いことから厳しい環境下にあります。

      そこで、閑散期である夏季から引き続き行った新規顧客の開拓を中心とした近隣法人営業をはじめ値引きの抑制効果や、中国・韓国や東南アジア等、海外からの訪日外国人の大幅増によるインバウンド消費拡大により、売上高は増加しました。また、昨年来好評を得ておりました季節ごとの期間限定メニューである「春霞膳」「夏安居」「秋津膳」のリニューアル販売に続きフリードリンク付きの「冬安居」もご好評頂いております。その他にも、毎月19日を「厄除けの日」、29日を「福(ふぐ)の日」とし、ご来店頂いたお客様へお贈りする「厄除けゆびき」や「福土産」の実施、「福来楽会(ふっくらかい)」と銘打っての様々な厳選された酒・野菜等とのコラボイベントなども開催し、お客様がまた来たいと思える店創りに努めました。

 

      以上の結果、当第3四半期連結会計期間末における直営店舗数は、前連結会計年度末から2店舗減少し45店舗(関東地区29店舗、関西地区12店舗、その他地区4店舗)、当第3四半期連結累計期間の「玄品ふぐ」直営店舗の売上高は2,143百万円(前年同四半期比3.3%増)となり、前年同四半期を67百万円上回りました。フランチャイズ店舗数は、前連結会計年度末から1店舗増加し42店舗(関東地区15店舗、関西地区25店舗、その他地区2店舗)となり、フランチャイズ事業に関連する当第3四半期連結累計期間の売上高は、とらふぐ等の食材販売、ロイヤリティ等により381百万円(同比6.0%減)となり、フランチャイズ店舗における店舗末端売上高は1,064百万円(同比0.9%減)となりました。

 

      「玄品ふぐ」以外のその他の店舗につきましては、連結子会社である株式会社関門福楽館が運営する「壇之浦パーキングエリア(平成28年3月までの運営)」においては、高速道路工事による車線規制等の影響もあり依然厳しい状況で推移しましたが、魅力あるディスプレイの演出や観光客・団体客誘致等により、夏季の繁忙期やシルバーウイーク期間中の集客増により売上高は増加しました。その他の外食店舗の店舗数等は、前連結会計年度末から1店舗増加し13店舗、当第3四半期連結累計期間の売上高は、スペイン料理のバルデゲー・アリアッチが好調な事により、1,058百万円(同比3.4%増)となり、前年同四半期を上回る結果となっております。

 

      以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,582百万円(同比2.2%増)となりましたが、主力事業であるとらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」の閑散期による季節的変動があります。売上原価率は、昨年、安価で大量仕入れを行ったが、本年は国内養殖ふぐの価格が予想以上に高騰し、吸収しきれず0.8%上昇いたしました。また、今後の成長のためエリアフランチャイズ店舗等の増加や商品開発等を目的とした本部機能の充実を図ったことによる販売費及び一般管理費は増加しましたが、対売上比では0.2%減少しました。結果、営業損失96百万円(前年同四半期は72百万円)、経常損失157百万円(前年同四半期は117百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失131百万円(前年同四半期は117百万円)となりました。

 

      なお、事業の特性上、繁忙期は11月からとなることから、当第3四半期連結会計期間においては、売上高1,729百万円(前年同四半期比1.1%減)、営業利益231百万円(前年同四半期比18.4%減)と黒字を確保しております。

      当社グループは、主力事業であるとらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」の季節的変動が大きいことにより、四半期毎の業績に大幅な変動があります。

      当社グループは店舗運営事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

      当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

      当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は19百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。