第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

(増資引受契約の締結)

 当社は、平成28年6月22日開催の当社取締役会において、尾家産業株式会社、M&Aグローバル・パートナーズ株式会社、荒井博氏、荒井旺子氏に対して第三者割当による普通株式を発行すること及び割当先が普通株式を引受けることに関する引受契約を締結することを決議し、平成28年7月13日に割当先と引受契約を締結いたしました。

 普通株式発行による資金調達の額は499百万円であり、引受契約の締結日と同日付で払込が完了しております。

 なお、新株式の内容は「第3 提出会社の状況」の「1.株式等の状況」のうち「(1)株式の総数等」の「② 発行済株式」に記載のとおりであります。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

      当社グループは、「玄品ふぐ」事業への原点回帰・収益体質の確立を柱とした第二次中期経営計画「成長計画」を実行中であり、当期はその2年目として成長が加速するよう、店舗現場力の強化、商品・品質の徹底した見直し、事業拡大への投資等を積極的に行っております。また、財務体質強化及び安定的な運転資金確保を主目的として、第三者割当増資を6月22日に決議し、7月13日に総額約5億円の払込を受けております。

 

   当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、主力事業である「玄品ふぐ」直営店舗の売上高は前年同四半期を上回ったものの、子会社が運営していた「壇之浦パーキングエリア」を3月末日に契約期間満了により営業を終了したことによる減少(前年同四半期は171百万円)、エリアFC加盟枠の前期販売終了やFC更新料の減少等(前年同四半期は21百万円)の影響により、売上高は723百万円(前年同四半期比20.6%減)となりました。

 

   主力事業である「玄品ふぐ」につきましては、当第1四半期は需要が低下する環境下にありますが、季節ごとの限定コースメニューである「春霞膳」「夏安居」のリニューアル販売、天然とらふぐや白子などの高付加価値メニューの積極的な推進、従業員の処遇改善、商品知識豊富な従業員による心に残る心地良いおもてなしによりリピーターの増加を図りました。

   また、当第1四半期においては、事業拡大への準備に重点をおき、

・当社の弱みである夏季及び昼間帯の売上高向上を目的としたうなぎ料理提供の準備

・エリアFCとの契約完了による「玄品ふぐ」の全国展開準備(68店舗枠の販売完了)

・インバウンド需要の取組強化のため、国内外旅行代理店等との関係構築

・閑散期に限定して、若年層・女性層にも使いやすい「玄品ふぐ」へのシフト

 (7月から「夏ふぐ×イタリアン」導入、テレビCM等による周知開始)

・「玄品ふぐ」海外FC展開(シンガポールを中心とした東南アジア)に向けた取組み

を進めてまいりました。

   当第1四半期は、事業拡大フェーズにおける本部機能拡大や人材確保のための社員増員(前年同四半期末比14名増)、給与面でのベースアップや社員ご家族・アルバイトの店舗招待企画等による福利厚生充実、教育研修強化等による人件費が前年同四半期比18百万円増加しました。このほか、昨今のとらふぐ相場変動の影響は当社の調達戦略により限定的であったものの、その一方で、オペレーション向上を目的として商品の加工度を高めたことや原価率の高い高付加価値商品導入等による原価率の上昇に伴う売上原価が前年同四半期比16百万円増加しました。

 

   これらにより、営業損失208百万円(前年同四半期は159百万円)、経常損失228百万円(前年同四半期は182百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失171百万円(前年同四半期は130百万円)となりました。

 

   なお、「玄品ふぐ」の当第1四半期連結会計期間末における直営店舗は前連結会計年度末から2店舗増加し43店舗、当第1四半期連結累計期間の直営店舗の売上高は494百万円(前年同四半期比0.1%増)となりました。特に、玄品ふぐ直営既存店売上高は3.9%増と好調に推移しております。

   FC店舗数は前連結会計年度末から2店舗減少し40店舗、FC事業に関連する当第1四半期連結累計期間の売上高は、全国エリア加盟枠の前期販売完了により加盟料は減少しましたが、とらふぐ等の食材販売、ロイヤリティ等の増加により88百万円(同比12.9%減)、特に、FC店舗における店舗末端売上高は238百万円(同比7.4%増)となりました。

   また、「玄品ふぐ」以外のその他の店舗につきましては、前述の「壇之浦パーキングエリア」の営業終了により売上高は減少いたしましたが、ふぐ・かに業態の売上高は前年比5.2%増と好調に推移しました。その他の外食店舗の店舗数等は前連結会計年度末から1店舗減少し11店舗、当第1四半期連結累計期間の売上高は、140百万円(同比55.4%減)となりました。

 

   なお、当社グループは、主力事業であるとらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」の季節的変動が大きいことにより、四半期毎の業績に大幅な変動があります。

   当社グループは店舗運営事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は9百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。

 

(4)主要な設備

当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は、以下のとおりであります。

会社名

所在地

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了

予定年月日

完成後の増加能力(席)

総額

(千円)

既支払額

(千円)

着手

完了

㈱関門海

玄品ふぐ

全店舗運用

 

インバウンド対応

予約システム

 

20,000

増資資金

平成28年8月

平成29年6月

㈱関門海

神楽坂の関他5店舗

(東京都新宿区他)

 

うなぎ料理提供設備

 

12,000

増資資金

平成28年7月

平成29年6月

(注) 投資予定金額には、消費税等は含んでおりません。