資金調達
当社は、平成28年9月27日にシンジケートローン契約を締結しております。
当該シンジケートローン契約の内容は、以下のとおりであります。
「シンジケートローン契約書」(平成28年9月27日に締結)に関する借入
a.借入形態、契約金額、借入先の名称、資金使途、借入条件等
①貸付A
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借入形態 |
コミットメントライン |
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契約金額 |
1,300,000千円 |
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借入先の名称 |
りそな銀行、みずほ銀行、紀陽銀行、京都銀行、三井住友銀行、滋賀銀行 |
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資金使途 |
一般運転資金および既存借入金の借換資金 |
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返済条件 |
満期日一括 |
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利率 |
契約書により定められた基準金利にスプレッドを加算した利率 |
②貸付B
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借入形態 |
タームローン |
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契約金額 |
1,800,000千円 |
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借入先の名称 |
りそな銀行、みずほ銀行、紀陽銀行、三井住友銀行、滋賀銀行 |
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資金使途 |
長期運転資金および既存借入金の借換資金 |
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返済条件 |
平成28年12月より3ヵ月毎に45,000千円ずつ返済し、平成31年9月30日に残額返済 |
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利率 |
契約書により定められた基準金利にスプレッドを加算した利率 |
b.財務制限条項
シンジケートローン契約については、以下の財務制限条項が付されております。
①平成29年3月決算期以降(同決算期を含む。)、各年度の決算期の末日における連結貸借対照表における純資産の部の金額を、平成28年3月決算期末日における連結貸借対照表上の純資産の部の金額に、平成28年7月13日付第三者割当増資による新株発行にかかる払込代金499,500千円を加えた金額の75%以上に維持すこと。
②平成29年3月決算期以降(同決算期を含む。)、各年度の決算期における連結損益計算書に示される経常損益が2期連続して損失とならないようにすること。
(1)業績の状況
当社グループは、「玄品ふぐ」事業への原点回帰・収益体質の確立を柱とした第二次中期経営計画「成長計画」を実行中であり、当期はその2年目として成長が加速するよう、店舗現場力の強化、商品・品質の徹底した見直し、事業拡大への投資等を積極的に行っております。また、財務体質強化および安定的な運転資金確保を主目的として、7月に第三者割当増資により総額約5億円の払込を受け、続いて、9月にシンジケートローンを組成し、経営上の重要な課題でありました借入条件の見直しを行いました。これにより、運転資金を安定的かつ効率的に確保するとともに、今後も機動的な資金調達を行いやすくなり、財務体質は改善されました。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、子会社が運営していた「壇之浦パーキングエリア」を3月末日に契約期間満了により営業を終了したことによる売上高の減少(前年同四半期は386百万円)の影響等により、売上高は1,473百万円(前年同四半期比20.5%減)となりました。なお、上記影響を除けば、前年同四半期比7百万円増加しております。
主力事業である「玄品ふぐ」につきましては、当第2四半期は需要が低下する環境下にありますが、季節ごとの限定コースメニューである「春霞膳」「夏安居」のリニューアル販売、天然とらふぐや白子などの高付加価値メニューの積極的な推進、7月から導入した「夏ふぐ×イタリアン」はお客様に好評いただき客数増加に繋がりました。また、従業員の処遇改善、商品知識豊富な従業員による心に残る心地良いおもてなしによりリピーターの増加を図りました。
また、当第2四半期においては、事業拡大への準備に重点をおき、
・エリアFCによる「玄品ふぐ」4店舗(那覇市「那覇國際通里の関」、浜松市「浜松乃関」、長野市「善光寺口乃関」、千葉市「千葉の関」)が新規開店、売上高も堅調に推移
・インバウンド需要の取組強化のため、国内外旅行代理店等との関係構築
・閑散期に限定して、若年層・女性層にも使いやすい「玄品ふぐ」へのシフト
(7月から「夏ふぐ×イタリアン」導入、テレビCM等による周知開始)
・「玄品ふぐ」海外FC展開(シンガポールを中心とした東南アジア)に向けた取組み
を進めてまいりました。
当第2四半期累計期間は、昨今のとらふぐ相場変動の影響は当社の調達戦略により限定的であったものの、その一方で、オペレーション向上を目的として商品の加工度を高めたことや原価率の高い高付加価値商品導入等による原価率の上昇に伴い当社の売上原価が前年同四半期比80百万円増加しました。事業拡大フェーズにおける本部機能拡大や人材確保のための当社社員増員(前年同四半期末比8名増)、給与面でのベースアップや従業員満足を目指し、福利厚生の充実やご家族への理解を深めるための店舗招待企画、教育研修強化等による当社の人件費が前年同四半期比18百万円増加しました。このほか、「夏ふぐ×イタリアン」のテレビCMの実施等により広告宣伝費が10百万円増加しました。
営業外費用として、財務体質強化を図るべく第三者割当増資関連費用として22百万円および借入条件見直しを行うシンジケートローン手数料36百万円を計上いたました。
これらにより、主力の「玄品ふぐ」の閑散期となる当第2四半期連結累計期間の営業損失390百万円(前年同四半期は327百万円)、経常損失483百万円(前年同四半期は374百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失355百万円(前年同四半期は266百万円)となりました。
なお、「玄品ふぐ」の当第2四半期連結会計期間末における直営店舗は前連結会計年度末と変わらず41店舗、当第2四半期連結累計期間の直営店舗の売上高は967百万円(前年同四半期比1.7%減)となりましたが玄品ふぐ直営既存店売上高は2.0%増加しました。
FC店舗数は前連結会計年度末から5店舗増加し47店舗、FC事業に関連する当第2四半期連結累計期間の売上高は、店舗数増加に伴う、とらふぐ等の食材販売、ロイヤリティ等の増加により227百万円(同比17.6%増)、FC店舗における店舗末端売上高は489百万円(同比11.1%増)となりました。
また、「玄品ふぐ」以外のその他の店舗につきましては、前述の「壇之浦パーキングエリア」の営業終了により売上高は減少いたしましたが、ふぐ・かに業態の売上高は前年比3.2%増加しました。その他の外食店舗の店舗数等は前連結会計年度末から2店舗減少し10店舗、当第2四半期連結累計期間の売上高は279百万円(同比58.7%減)となりました。
なお、当社グループは、主力事業であるとらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」の季節的変動が大きいことにより、四半期毎の業績に大幅な変動があります。
当社グループは店舗運営事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、株式の発行による資金の増加479百万円等があったものの、閑散期に伴う税金等調整前四半期純損失498百万円の計上、とらふぐの一括仕入のための前渡金300百万円の支払等により、前連結会計年度末に比べて127百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末残高は、570百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、622百万円(前年同期は366百万円の使用)となりました。これは、たな卸資産の減少額223百万円、売上債権の減少額56百万円等の増加要因はあったものの、税金等調整前四半期純損失498百万円、一括仕入の前渡金を含む仕入債務の減少額375百万円等の減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、78百万円(前年同期は10百万円の獲得)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出25百万円等の減少要因はあったものの、壇之浦パーキングエリアの事業終了等に伴う差入保証金の回収による収入117百万円等の増加要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、416百万円(前年同期は127百万円の獲得)となりました。これは、長期借入金の純減額による支出77百万円等の減少要因はあったものの、財務体質強化を目的とした株式の発行による増加479百万円、短期借入金の純増額24百万円等の増加要因によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は17百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。
(5)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は、以下のとおりであります。。
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会社名 |
所在地 |
設備の内容 |
投資予定金額 |
資金調達方法 |
着手及び完了 予定年月日 |
完成後の増加能力(席) |
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総額 (千円) |
既支払額 (千円) |
着手 |
完了 |
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㈱関門海 |
玄品ふぐ 全店舗運用 |
インバウンド対応 予約システム
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20,000 |
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増資資金 |
平成28年8月 |
平成29年6月 |
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㈱関門海 |
神楽坂の関他5店舗 (東京都新宿区他) |
うなぎ料理 提供設備
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12,000 |
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増資資金 |
平成28年7月 |
平成29年6月 |
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(注)投資予定金額には、消費税等は含んでおりません。