第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当社は、平成29年7月19日開催の取締役会において、平成29年10月1日を効力発生日として、当社の事業部門を3分割し、平成29年7月12日付で設立した当社完全子会社である3事業会社に吸収分割し、持株会社に移行することを決議し、平成29年7月19日付で吸収分割契約を締結いたしました。

 なお、平成29年9月27日開催の取締役会において、効力発生日を平成29年11月1日へ変更することを決議いたしました。

 詳細は、「第4 経理の状況 1.四半期財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当期は、収益体質の確立を柱とした第二次中期経営計画「成長計画」の最終年度であり、当第2四半期累計期間において、当社は、新メニューの提供等による既存店舗の売上高向上、エリアフランチャイズによる全国・海外展開を中心に取り組んでまいりました。また、お客様の満足度向上のため、5月から4ヵ月間に及ぶサービス向上に主眼をおいた徹底した従業員研修を実施し、さらに、より満足度の高いメニュー開発の拠点となるテストキッチンを本社内に新設いたしました。なお、「人が資本の関門海」の実現に向け、幹部育成及び意思決定の迅速化を目的として、当社は平成29年11月1日に会社分割による持株会社体制に移行することを予定しており、その準備に邁進してまいりました。

主力事業であるとらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」では、夏季閑散期対策として7月より店舗・期間限定で販売開始した「はも料理」が好調に推移したため、当初の予定より販売店舗数を拡大し、販売期間も延長いたしました。施設面では、9月に「吉祥寺の関」を利便性の良い吉祥寺駅の目の前に移転オープンいたしました。

直営店舗の既存店売上高は、前年同四半期比105.5%で推移しました。社内研修増加等により営業日数が延べ217日減少しましたが、夏季限定メニューの販売促進や「はも」「うなぎ」等の新食材の投入、インバウンドのお客様への来店促進施策により来客数が増加するとともに、「天然ふぐ」と「大とらふぐ」が常連のお客様やインバウンドのお客様中心に高評価を得たこと等により客単価が向上いたしました。当第2四半期累計期間のとらふぐ取扱の直営店舗は、一部店舗のFC化や低収益店舗の閉鎖の推進により直営店舗数は42店舗(前期末比2店舗減)となりましたが、売上高は1,080百万円(前年同四半期比2.4%増)と前年同期を上回ることができました。

 フランチャイズにおきましては、前期出店のフランチャイズ6店舗が通年寄与したことに加え、4月に海外初出店であるシンガポールへ、8月に四国地方初である松山へ新規出店したこと等によりフランチャイズ売上高は239百万円(同比5.2%増)となり、これら店舗の末端売上高は627百万円(同比28.1%増)と前年同期を大きく上回りました。なお、当第2四半期累計期間末におけるフランチャイズ店舗数は50店舗(前期末比2店舗増)となりました。

 その他業態の四半期末店舗数は、定借期間満了により1店舗閉店したことに加え、集合型店舗(5店舗)の運営方法を賃貸に変更したため期末店舗数は1店舗となり、本部に係る売上も含めた当第2四半期累計期間の売上高は162百万円(同比15.3%減)となりました。

 この結果、当第2四半期累計期間の売上高は1,482百万円(同比0.5%増)となりました。

利益面では、まず、原価では引き続きメニュー改訂や原価統制をさらに強化した結果、原価率が前年同四半期比1.8%低下したことにより26百万円の利益を改善することができました。また、株主優待引当金13百万円を新たに計上したことや研修コストが増加した一方、店舗でのコスト抑制や一部店舗の独立フランチャイズ化によるコスト削減を図ったため、閑散期である当第2四半期累計期間の営業損失は336百万円(前年同四半期は387百万円の損失)と51百万円改善することができました。また、営業外費用において前期は資金調達コスト58百万円を計上していたこと及び金利軽減効果により、経常損失は360百万円(前年同四半期は478百万円)と前期比117百万円の大幅改善に至りました。特別損失として、「吉祥寺の関」移転に伴う旧店舗の閉鎖損失の計上等により四半期純損失は294百万円(前年同四半期は356百万円の損失)となりました。

 なお、前第2四半期累計期間は連結財務諸表のみを作成していたため、前期との比較の際には監査法人による四半期レビューを受けていない個別財務諸表の数値を使用しております。

 また、当社は、主力事業であるとらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」の季節的変動が大きいことにより、四半期毎の業績に大幅な変動があります。

 当社は、店舗運営事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、閑散期に伴う損失計上の補填や繁忙期に向けたとらふぐ仕入の前渡金支払等により、前期末に比べて411百万円減少し、当第2四半期末残高は627百万円となりました。

 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。なお、前第2四半期累計期間は連結財務諸表を作成していたため、前期との比較は行っておりません。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果、使用した資金は529百万円となりました。これは税引前四半期純損失の計上411百万円、前期末繁忙期に係る仕入代金の支払等による仕入債務の減少額159百万円等の減少要因によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果、使用した資金は83百万円となりました。これは有形固定資産の取得による支出48百万円、持株会社化に伴う準備子会社の設立に伴う関係会社株式の取得による支出24百万円等の減少要因によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果、得られた資金は201百万円となりました。これは長期借入金の返済による支出90百万円等の減少要因はあったものの、短期借入れによる収入299百万円の増加要因によるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は17百万円であります。

 なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動に重要な変更はありません。

 

(6)主要な設備

①主要な設備

 当第2四半期累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。

 

②設備の新設、除却等の計画

 当第2四半期累計期間において、前事業年度末に計画中であった重要な設備の新設について完了したものは以下のとおりです。なお、重要な設備の除却等はありません。

 

事業所名

所在地

設備の内容

完成年月

神楽坂の関

東京都新宿区

 

うなぎ料理提供設備

 

平成29年4月

吉祥寺の関

東京都武蔵野市

 

玄品ふぐ新店舗設備

 

平成29年9月

 

また、当第2四半期累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設、除却等はありません。