第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

 当第2四半期連結累計期間(平成28年3月1日~平成28年8月31日)におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、緩やかな回復基調がみられたものの、個人消費が足踏みするなど先行きは依然として不透明な状況となっております。

 このような状況の中、当社グループにおきましては、主力事業である定期便(コレクション)事業の収益力の回復と新規事業の育成に取り組んでまいりました。

 定期便(コレクション)事業では、ファッションアイテムを中心に、デザインを指定いただける新たな販売スタイルへの転換を進めております。このことにより、顧客からはファッションアイテムを買いやすくなったことを評価する声を多数いただき、全体として返品率が低下する等の効果があったものの、翌月への顧客の継続購入率は前年同期に比べて低下しました。加えて受注メディアのWeb化を進めていることから、前年は行っていた新聞広告を取りやめた影響で3月から6月にかけて新規顧客の獲得数と休止顧客からの復活顧客数が減少しました。新規顧客の獲得数と休止顧客からの復活顧客数は、7月以降は前年同期を上回って推移しておりますが、期首時点の顧客数が前年を下回っていたことと継続購入率が低下したことの影響を受けて、当期間中の定期便(コレクション)事業の延べ顧客数は前年同期と比べて減少しました。

 新規事業の分野では、ファッションブランド「haco!(ハコ)」の新たなWeb販売事業は、既存顧客への接点の多様化・多頻度化に取り組み、コミュニケーションの浸透を深め、新規顧客拡大へ向けた活動を実施いたしました。また、フェリシモ地域マーケティングラボ事業では、自治体・企業・住民の方々とともにユニークで魅力あふれる地域発展事業のサポート活動を開始いたしました。その結果として、複数自治体へのオリジナル商品開発のコンサルテーションが4月からスタートし、6月には『ママのためのふるさと納税~はじめる編』を全国書店で発売しました。

 当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、15,512百万円(前年同期比 9.9%減)となりました。売上高が前年同期を下回ったのは、主に定期便(コレクション)事業の当期間中の延べ顧客数が前年同期を下回ったことによるものです。売上高が減少したことで返品調整引当金繰入額及び戻入額調整後の売上総利益は8,267百万円(前年同期比 9.8%減)となりました。

 販売費及び一般管理費につきましては、顧客数の減少に伴い商品送料等の出荷関連コストが減少したことで販売費は前年同期に比べて減少しました。さらに、カタログや各種メディア広告に関する経費も削減や効率改善を進めたことで広告費も前年同期に比べて減少しました。これらの結果、販売費及び一般管理費は8,354百万円(前年同期比 6.3%減)となりました。営業損失は当初の見込みより減少したものの87百万円(前年同期は営業利益254百万円)となりました。

 営業外損益では、円高の進行に伴い、保有する外貨預金の評価替え等による為替差損等の営業外費用が246百万円となり、経常損失は279百万円(前年同期は経常利益421百万円)となりました。税金等調整前四半期純損失は286百万円(前年同期は税金等調整前四半期純利益578百万円)となったことから、親会社株主に帰属する四半期純損失は296百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益539百万円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、公開買付けでの自己株式取得による現金及び預金の減少、売上高の減少に伴う売掛金の減少、減価償却が進んだことによる有形固定資産及び無形固定資産の減少等により前連結会計年度末と比べ3,770百万円減少し、33,630百万円となりました。

負債合計は、支払信託の減少等により前連結会計年度末と比べ760百万円減少し、11,656百万円となりました。

純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上及び自己株式の取得等により前連結会計年度末と比べ3,010百万円減少し、21,974百万円となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて3,427百万円減少し、12,399百万円となりました。

営業活動の結果増加した資金は633百万円(前年同期比  68.3%増)となりました。これは主に税金等調整前四半期純損失の計上286百万円及び仕入債務の減少492百万円があった一方で、減価償却費の計上707百万円及び売上債権の減少666百万円となったことによるものであります。

投資活動の結果減少した資金は1,212百万円(前年同期比  22.3%減)となりました。これは主に定期預金の預入が払戻を上回ったことによる支出954百万円及び無形固定資産の取得による支出205百万円によるものであります。

財務活動の結果減少した資金は2,718百万円(前年同期は22百万円の減少)となりました。これは主に自己株式の取得による支出2,648百万円であります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(5)研究開発活動

該当事項はありません。