当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策や日銀の金融緩和により、企業収益や雇用情勢の改善など景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、英国のEU離脱問題や米国の新政権発足による金融市場の不安定な動きなど、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、8月の業界全体の売上は、リオデジャネイロオリンピックや台風などの天候不順が影響して前年比マイナスとなったものの、年間売上は2年連続で前年を上回っております。
このような環境のもと、当社グループでは、利益重視の経営方針に基づき、国内におきましては、積極的な商品施策や全国におけるテレビCMの放映等による認知度及び顧客満足度の向上など、収益の拡大に向けた施策を実施してまいりました。
また、海外におきましては、企業買収や新規出店を継続するとともに進出国の市場を見極め不採算店の閉店等を実施することにより海外事業の採算性の改善に向け取り組んでまいりました。
当第3四半期連結累計期間におきましては、「丸亀製麺」を6店舗出店したほか、カフェなど新たな業態の展開を進めるなど、その他の業態で25店舗を出店いたしました。
海外におきましては、収益性を重視しつつも積極的な展開を継続し、直営店を20店舗を出店したほか、FC等(注1)については、出店等により75店舗増加するなど規模を拡大してまいりました。
この結果、当社グループの当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は前連結会計年度末に比べ89店舗(うち、FC等48店舗)増加して1,181店舗(うち、FC等258店舗)となりました。
当第3四半期連結累計期間における業績につきましては、売上収益は764億11百万円(前年同期比6.4%増)と引続き高成長を維持しましたが、営業利益は70億1百万円(前年同期比1.3%増)、税引前四半期利益は69億83百万円(前年同期比6.6%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は47億15百万円(前年同期比13.0%増)となりました。
また、EBITDAは94億25百万円(前年同期比4.3%増)、調整後EBITDAは96億51百万円(前年同期比1.3%増)となりました。(注2)
なお、前第3四半期連結累計期間に実施した企業結合について、前第3四半期連結累計期間においては取得原価の配分が完了していなかったため暫定的な会計処理を行いました。前第4四半期連結会計期間において当該配分が完了したことから、前第3四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表を遡及修正しております。
(注1)当社又は当社の子会社による直営店舗以外の店舗を「FC等」といいます。
(注2)当社グループの業績の有用な比較情報として、EBITDA及び調整後EBITDAを開示しております。
EBITDAは、営業利益から非現金支出項目(減価償却費及び償却費)等の影響を除外しております。
また、調整後EBITDAは、EBITDAから減損損失及び非経常的費用項目(株式取得に関するアドバイザリー費用等)の影響を除外しております。
EBITDA及び調整後EBITDAの計算式は以下のとおりです。
・EBITDA=営業利益+その他の営業費用-その他の営業収益+減価償却費及び償却費
・調整後EBITDA=EBITDA+減損損失+非経常的費用項目
セグメントの業績を示すと以下のとおりであります。
<丸亀製麺(セルフうどん業態)>
丸亀製麺では、ロードサイド1店舗、ショッピングセンター内5店舗の計6店舗を出店し、2店舗を閉店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は779店舗となりました。
この結果、売上収益は649億9百万円(前年同期比3.7%増)となり、セグメント利益は102億99百万円(前年同期比4.7%増)となりました。
<とりどーる(焼き鳥ファミリーダイニング業態)>
とりどーるでは、店舗の増減はなく、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は18店舗となりました。
この結果、売上収益は16億26百万円(前年同期比9.7%減)となり、セグメント利益は1億40百万円(前年同期比24.6%増)となりました。
<丸醤屋(ラーメン業態)>
丸醤屋では、店舗の増減はなく、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は13店舗となりました。
この結果、売上収益は7億46百万円(前年同期比0.8%増)となり、セグメント利益は80百万円(前年同期比2.0%減)となりました。
<長田本庄軒(焼きそば業態)>
長田本庄軒では、店舗の増減はなく、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は12店舗となりました。
この結果、売上収益は5億80百万円(前年同期比10.8%減)となり、セグメント利益は45百万円(前年同期比26.5%減)となりました。
<海外事業>
海外事業では、95店舗(うち、FC等75店舗)を出店し、31店舗(うち、FC等27店舗)を閉店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は307店舗(うち、FC等257店舗)となりました。
この結果、売上収益は42億84百万円(前年同期比5.3%増)となり、セグメント利益は3億38百万円(前年同期比100.5%増)となり、前年同期と比較して大幅な増益となりました。
<その他>
その他では、25店舗を出店し、4店舗を閉店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は52店舗(うち、FC等1店舗)となりました。
なお、その他には「まきの」、「コナズ珈琲」、「豚屋とん一」、「SONOKO」等が含まれております。
この結果、売上収益は42億64百万円(前年同期比116.9%増)となり、セグメント損失は2億69百万円(前年同期はセグメント損失2億61百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ28億44百万円増加し、606億37百万円(前期比4.9%増)となりました。これは主に現金及び現金同等物が前連結会計年度末に比べ15億6百万円減少した一方で、営業債権及びその他の債権、無形資産及びのれん、持分法で会計処理されている投資がそれぞれ前連結会計年度末に比べ12億76百万円、14億6百万円、12億43百万円増加したことによるものです。
(負債・資本)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ5億95百万円増加し、275億16百万円(前期比2.2%増)となりました。これは主に営業債務及びその他の債務が前連結会計年度末に比べ11億12百万円増加した一方で、未払法人所得税が8億45百万円減少したことによるものです。
資本は、利益剰余金の増加等により前連結会計年度末に比べ22億49百万円増加し、331億21百万円(前期比7.3%増)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ15億6百万円減少し、85億88百万円(前期比14.9%減)となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は64億60百万円(前年同期比21.4%増)となりました。これは主に税引前四半期利益を69億83百万円、減価償却費及び償却費を26億14百万円計上した一方で、法人所得税の支払額が30億36百万円あったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は71億59百万円(前年同期比54.0%増)となりました。これは主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が27億87百万円、有形固定資産の取得による支出が23億22百万円、持分法で会計処理されている投資の取得による支出が17億86百万円及び敷金及び保証金の差入による支出が2億84百万円あったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は6億34百万円(前年同期比88.7%減)となりました。これは主に長期借入れによる収入が50億円、長期借入金の返済による支出が44億73百万円及び配当金の支払額が10億39百万円あったこと等によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。