当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年6月30日)におけるわが国経済は、企業業績や雇用状況の改善により緩やかに回復しました。一方、米国の保護主義的な貿易政策が今後の景気や金融市場に及ぼす影響が懸念されています。
外食産業におきましては、高付加価値メニューや価格改定による客単価の上昇が売上を下支えしており、22ヵ月連続して前年を上回りました。
このような環境のもと、当社グループでは、利益重視の経営方針に基づき、国内におきましては、積極的な商品施策や全国におけるテレビCMの放映等による認知度及び顧客満足度の向上など、収益の拡大に向けた施策を実施してまいりました。
また、海外におきましては、企業買収や新規出店を継続するとともに進出国の市場を見極め不採算店の閉店等を実施することにより海外事業の採算性の改善に向け取り組んでまいりました。
当第1四半期連結累計期間におきましては、「丸亀製麺」を7店舗出店したほか、「豚屋とん一」など新たな業態の展開を進めるなど、その他の業態で20店舗を出店いたしました。
海外におきましては、収益性を重視しつつも積極的な展開を継続し、直営店を4店舗を出店したほか、FC等(注1)については、出店等により15店舗増加するなど規模を拡大してまいりました。
この結果、当社グループの当第1四半期連結会計期間末の営業店舗数は前連結会計年度末に比べ、29店舗(うち、FC等5店舗)増加して1,569店舗(うち、FC等384店舗)となりました。
当第1四半期連結累計期間における業績につきましては、売上収益は353億85百万円(前年同期比30.3%増)と引続き高成長を維持し、営業利益は22億38百万円(前年同期5.8%増)、税引前四半期利益は22億51百万円(前年同期比4.1%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は15億79百万円(前年同期比2.5%減)となりました。
また、EBITDAは33億97百万円(前年同期比10.6%増)、調整後EBITDAは34億70百万円(前年同期比11.0%増)となりました。(注2)
(注1)当社又は当社の子会社による直営店舗以外の店舗を「FC等」といいます。
(注2)当社グループの業績の有用な比較情報として、EBITDA及び調整後EBITDAを開示しております。
EBITDAは、営業利益から非現金支出項目(減価償却費及び償却費)等の影響を除外しております。
また、調整後EBITDAは、EBITDAから減損損失及び非経常的費用項目(株式取得に関するアドバイザリー費用等)の影響を除外しております。
EBITDA及び調整後EBITDAの計算式は以下のとおりです。
・EBITDA=営業利益+その他の営業費用-その他の営業収益+減価償却費及び償却費
・調整後EBITDA=EBITDA+減損損失+非経常的費用項目
セグメントの業績を示すと以下のとおりであります。
<丸亀製麺(セルフうどん業態)>
丸亀製麺では、ロードサイド2店舗、ショッピングセンター内5店舗の計7店舗を出店したことにより、当第1四半期連結会計期間末の営業店舗数は799店舗となりました。
この結果、売上収益は224億26百万円(前年同期比0.2%増)となり、セグメント利益は34億17百万円(前年同期比5.4%減)となりました。
<とりどーる(焼き鳥ファミリーダイニング業態)>
とりどーるでは、店舗の増減はなく、当第1四半期連結会計期間末の営業店舗数は17店舗となりました。
この結果、売上収益は4億83百万円(前年同期比7.4%減)となり、セグメント利益は16百万円(前年同期比58.0%減)となりました。
<豚屋とん一(かつ丼・トンテキ業態)>
豚屋とん一ではショッピングセンター内5店舗を出店し、1店舗を閉店したことにより、当第1四半期連結会計期間末の営業店舗数は50店舗となりました。
この結果、売上収益は8億99百万円(前年同期比47.9%増)となり、セグメント損失は38百万円(前年同期はセグメント損失30百万円)となりました。
<海外事業>
海外事業では、19店舗(うち、FC等15店舗)を出店し、15店舗(うち、FC等10店舗)を閉店したことにより、当第1四半期連結会計期間末の営業店舗数は532店舗(うち、FC等370店舗)となりました。
前第4四半期に、香港にて飲食事業を行うJOINTED-HEART CATERING HOLDINGS LIMITED 及びBEST NEW MANAGEMENT LIMITED等を子会社化したことにより、当第1四半期の業績は大幅な増収となりました。この結果、当該セグメントの売上高は、前年同期比56億68百万円増加し、73億41百万円となりました。セグメント利益は、7億21百万円増加し、7億96百万円となりました。
<その他>
その他では、15店舗を出店し、1店舗を閉店したことにより、当第1四半期連結会計期間末の営業店舗数は171店舗(うち、FC等14店舗)となりました。
なお、その他には「丸醤屋」、「長田本庄軒」、「まきの」、「コナズ珈琲」、「SONOKO」、「ずんどう屋」、「晩杯屋」等が含まれております。
この結果、売上収益は42億37百万円(前年同期比115.2%増)となり、セグメント損失は3億11百万円(前年同期はセグメント損失1億23百万円)となりました。
②財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ44億44百万円増加し、1,146億56百万円(前期比4.0%増)となりました。これは主に現金及び現金同等物、無形資産及びのれんがそれぞれ前連結会計年度末に比べ38億95百万円、10億13百万円増加した一方で、営業債権及びその他の債権が前連結会計年度末に比べ8億3百万円減少したことによるものです。
(負債・資本)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ33億67百万円増加し、763億32百万円(前期比4.6%増)となりました。これは主に営業債務及びその他の債務、未払法人所得税がそれぞれ前連結会計年度末に比べ9億30百万円、9億99百万円減少した一方で、長期借入金(1年以内返済予定の長期借入金を含む)が55億29百万円増加したことによるものです。
資本は、その他の資本の構成要素の増加により前連結会計年度末に比べ10億78百万円増加し、383億23百万円(前期比2.9%増)となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ38億95百万円増加し、186億93百万円(前期比26.3%増)となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は21億1百万円(前年同期比22.3%減)となりました。これは主に税引前四半期利益が22億51百万円、減価償却費及び償却費が12億10百万円、営業債権及びその他の債権の減少が9億69百万円、法人所得税の支払額が17億88百万円あったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は24億89百万円(前年同期比63.2%増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が22億32百万円、敷金及び保証金の差入による支出が2億38百万円あったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は42億96百万円(前年同期比80.8%増)となりました。これは主に長期借入れによる収入が71億60百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が16億31百万円及び配当金の支払額11億51百万円あったこと等によるものです。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。