第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年12月31日)におけるわが国経済は、企業業績や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復傾向にあるものの、米中貿易摩擦問題の不確実性が懸念される等、景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。

外食産業におきましては、当第3四半期連結累計期間中に発生した地震や台風などの自然災害が客足に影響したことに加え、労働力不足を背景とした人件費の上昇や原材料費の上昇、業種・業態を超えた競争の激化等により、厳しい経営環境が続いております。

このような環境のもと、当社グループでは、利益重視の経営方針に基づき、国内におきましては、積極的な商品施策や全国におけるテレビCMの放映等による認知度及び顧客満足度の向上など、収益の拡大に向けた施策を実施してまいりました。

また、海外におきましては、企業買収や新規出店を継続するとともに進出国の市場を見極め不採算店の閉店等を実施することにより海外事業の採算性の改善に向け取り組んでまいりました。

第3四半期連結累計期間におきましては、「丸亀製麺」を19店舗出店したほか、「豚屋とん一」など新たな業態の展開を進めるなど、その他の業態で62店舗を出店いたしました。

海外におきましては、収益性を重視しつつも積極的な展開を継続し、直営店を21店舗出店したほか、FC等(注1)については、出店等により87店舗増加するなど規模を拡大してまいりました。

この結果、当社グループの当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は前連結会計年度末に比べ、112店舗(うち、FC等35店舗)増加して1,652店舗(うち、FC等412店舗)となりました。

当第3四半期連結累計期間における業績につきましては、売上収益は1,088億95百万円(前年同期比28.7%増)と引続き高成長を維持し、営業利益は58億83百万円(前年同期比4.0%減)、税引前四半期利益は55億44百万円(前年同期比9.0%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は39億6百万円(前年同期比1.8%減)となりました。

また、EBITDAは101億39百万円(前年同期比12.3%増)、調整後EBITDAは103億93百万円(前年同期比8.0%増)となりました。(注2)

 

(注1)当社又は当社の子会社による直営店舗以外の店舗を「FC等」といいます。

(注2)当社グループの業績の有用な比較情報として、EBITDA及び調整後EBITDAを開示しております。

EBITDAは、営業利益から非現金支出項目(減価償却費及び償却費)等の影響を除外しております。

また、調整後EBITDAは、EBITDAから減損損失及び非経常的費用項目(株式取得に関するアドバイザリー費用等)の影響を除外しております。

EBITDA及び調整後EBITDAの計算式は以下のとおりです。

・EBITDA=営業利益+その他の営業費用-その他の営業収益+減価償却費及び償却費

・調整後EBITDA=EBITDA+減損損失+非経常的費用項目

 セグメントごとの業績を示すと以下のとおりであります。

 

<丸亀製麺(セルフうどん業態)>

 丸亀製麺では、ロードサイド9店舗、ショッピングセンター内10店舗の計19店舗を出店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は811店舗となりました。

 この結果、売上収益は682億76百万円(前年同期比0.9%減)となり、セグメント利益は100億72百万円(前年同期比8.7%減)となりました。

 

<とりどーる(焼き鳥ファミリーダイニング業態)>

 とりどーるでは、2店舗を閉店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は15店舗となりました。

 この結果、売上収益は14億4百万円(前年同期比9.6%減)となり、セグメント利益は43百万円(前年同期比16.8%減)となりました。

 

<豚屋とん一(かつ丼・トンテキ業態)>

 豚屋とん一ではショッピングセンター内6店舗を出店し、1店舗を閉店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は51店舗となりました。

 この結果、売上収益は28億87百万円(前年同期比26.4%増)となり、セグメント利益は7百万円(前年同期はセグメント損失1億60百万円)となりました。

 

海外事業

 海外事業では、108店舗(うち、FC等87店舗)を出店し、64店舗(うち、FC等48店舗)を閉店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は572店舗(うち、FC等402店舗)となりました。

 前第4四半期に、香港にて飲食事業を行うJOINTED-HEART CATERING HOLDINGS LIMITED 及びBEST NEW MANAGEMENT LIMITED等を子会社化したことにより、当第3四半期の業績は大幅な増収となりました。この結果、売上収益は前年同期比172億51百万円増加し、224億79百万円となりました。セグメント利益は22億50百万円増加し、25億21百万円となりました。

 

<その他>

 その他では、56店舗を出店し、10店舗を閉店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は203店舗(うち、FC等10店舗)となりました。

 なお、その他には丸醤屋」、「長田本庄軒」、「まきの」、「コナズ珈琲」、「SONOKO」、「ずんどう屋」、「晩杯屋」等が含まれております。

 この結果、売上収益は138億49百万円(前年同期比108.2%増)となり、セグメント損失は11億円(前年同期はセグメント損失5億7百万円)となりました。

 

②財政状態の分析

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ147億36百万円増加し、1,257億20百万円(前期比13.3%増)となりました。これは主に現金及び現金同等物、有形固定資産、持分法で会計処理されている投資がそれぞれ前連結会計年度末に比べ70億88百万円、23億12百万円、20億79百万円増加した一方で、営業債権及びその他の債権、その他の非流動資産が前連結会計年度末に比べそれぞれ7億95百万円、1億8百万円減少したことによるものです。

 

(負債・資本

 当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ130億34百万円増加し、865億48百万円(前期比17.7%増)となりました。これは短期借入金が前連結会計年度末に比べ177億5百万円減少した一方で、長期借入金(1年以内返済予定の長期借入金を含む)が329億27百万円増加したことによるものです。

 資本は、前連結会計年度末に比べ17億2百万円増加し、391億72百万円(前期比4.5%増)となりました。これは主に利益剰余金、その他の資本の構成要素がそれぞれ前連結会計年度末に比べ27億55百万円、10億46百万円増加した一方で、自己株式が21億44百万円増加したことによるものです。

③キャッシュ・フローの状況

 当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ70億88百万円増加し、218億86百万円(前期末比47.9%増)となりました。

 

各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により得られた資金は67億28百万円(前年同期比12.6%増)となりました。これは主に税引前四半期利益が55億44百万円、減価償却費及び償却費が37億19百万円、営業債権及びその他の債権の減少が6億22百万円あった一方で、法人所得税の支払額が31億53百万円あったこと等によるものです

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により使用した資金は112億42百万円(前年同期比24.9%増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が66億69百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が10億62百万円、持分法で会計処理されている投資の取得による支出が22億25百万円あったこと等によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により得られた資金は116億97百万円(前年同期比113.1%増)となりました。これは主に長期借入れによる収入が379億95百万円あった一方で、短期借入金の減少が177億67百万円、長期借入金の返済による支出が50億68百万円、自己株式の取得による支出が21億46百万円あったこと等によるものです。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。