第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態および経営成績の状況

①経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大により厳しい状況となりました。

外食産業におきましては、労働力不足を背景とした人件費の上昇や原材料費の上昇、業種・業態を超えた競争の激化等に加えて新型コロナウイルスの感染により消費マインドが悪化しており、厳しい経営環境が続いております。このような環境のもと、当社グループでは、利益重視の経営方針に基づき運営してまいりました。

国内におきましては、主力業態丸亀製麺において、コロナ禍における店舗での感染防止策を実施した他、テイクアウトを強化するなど、収益の維持、拡大に向けた各種施策を積極的に実施してまいりました。また、海外におきましては、新規出店を継続するとともに進出国の市場を見極め不採算店の閉店等を実施した他、コロナ禍における各地域の状況を鑑み、テイクアウト、デリバリーの強化を行うなどの施策を実施してまいりました。

当第3四半期連結累計期間の店舗数におきましては115店舗出店(うちFC等41店舗)、129店舗退店(うちFC等69店舗)した結果、当社グループの当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は前連結会計年度末に比べ、14店舗(うち、FC等28店舗)減少して1,767店舗(うち、FC等418店舗)となりました。(注1)

当第3四半期連結累計期間における業績につきましては、売上収益は1,008億20百万円(前年同期比15.5%減)となり、事業損失(注2)は26億30百万円(前年同期は事業利益82億68百万円)、営業損失は17億27百万円(前年同期は営業利益73億42百万円)、税引前四半期損失は32億82百万円(前年同期は税引前四半期利益62億3百万円)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は22億9百万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期利益38億80百万円)となりました。

また、EBITDAは116億23百万円(前年同期比49.3%減)、調整後EBITDAは130億88百万円(前年同期比43.4%減)となりました。(注3)

 

(注1)当社又は当社の子会社による直営店舗以外の店舗を「FC等」といいます。

(注2)事業損益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出し、営業損益は事業損益から減損損失、その他の営業収益およびその他の営業費用を加減算して算出しております。

(注3)当社グループの業績の有用な比較情報として、EBITDAおよび調整後EBITDAを開示しております。

EBITDAは、営業損益から非現金支出項目(減価償却費及び償却費)等の影響を除外しております。

また、調整後EBITDAは、EBITDAから減損損失および非経常的費用項目の影響を除外しております。

EBITDAおよび調整後EBITDAの計算式は以下のとおりです。

・EBITDA=営業損益+その他の営業費用-その他の営業収益+減価償却費及び償却費

・調整後EBITDA=EBITDA+減損損失+非経常的費用項目

 

セグメントごとの業績を示すと以下のとおりであります。

前連結会計年度において、一部のマーケティング関連費用を「調整額」の全社費用として計上しておりましたが、会社分割および組織変更に伴い、第1四半期連結会計期間より丸亀製麺セグメントおよびカフェセグメントに配分する方法に変更しております。

また、第1四半期連結会計期間までは、「丸亀製麺」、「カフェ」、「豚屋とん一」、「海外事業」および「その他」に区分しておりましたが、事業ポートフォリオの見直しにより「カフェ」および「豚屋とん一」を「その他」に含め、第2四半期連結会計期間より「丸亀製麺」、「海外事業」および「その他」のセグメント区分に変更することといたしました。この変更により、国内事業は「丸亀製麺」と国内の丸亀製麺以外の「その他」の区分となります。

なお、前第3四半期連結累計期間および前第3四半期連結会計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。

 

<丸亀製麺(セルフうどん業態)>

 丸亀製麺では、ロードサイド17店舗、ショッピングセンター内8店舗の計25店舗を出店し、ロードサイド12店舗、ショッピングセンター内1店舗を閉店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は857店舗となりました。

 既存店売上高の前年同期比では、当第1四半期連結累計期間は69.6%となった影響により、6月度以降の回復があったものの、当第3四半期連結累計期間では83.8%にとどまったため、売上収益は611億49百万円(前年同期比16.3%減)となり、セグメント利益は17億48百万円(前年同期比83.7%減)となりました。

 

海外事業

 海外事業では、74店舗(うち、FC等41店舗)を出店し、77店舗(うち、FC等69店舗)を閉店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は625店舗(うち、FC等410店舗)となりました。

 この結果、売上収益は225億72百万円(前年同期比9.9%減)、セグメント利益は10億81百万円(前年同期比66.6%減)となりました。

 

<その他>

 その他では、16店舗を出店し、39店舗を閉店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は285店舗(うち、FC等8店舗)となりました。

 なお、その他には「カフェ」、「豚屋とん一」、「とりどーる」、「丸醤屋」、「長田本庄軒」、「まきの」、「SONOKO」、「ずんどう屋」、「晩杯屋」等が含まれております。

 この結果、売上収益は170億99百万円(前年同期比19.1%減)となり、セグメント利益は1億25百万円(前年同期比236.0%増)となりました。

 

②財政状態の分析

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ55億28百万円増加し、2,155億6百万円(前期比2.6%増)となりました。これは主に現金及び現金同等物、使用権資産がそれぞれ前連結会計年度末に比べ30億74百万円、36億23百万円増加したことによるものです。

 

(負債・資本

 当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ115億83百万円増加し、1,749億96百万円(前期比7.1%増)となりました。これは主に短期借入金、営業債務及びその他の債務がそれぞれ前連結会計年度末に比べ69億93百万円、27億42百万円増加したことによるものです。

 資本は、主に利益剰余金の減少により前連結会計年度末に比べ60億55百万円減少し、405億10百万円(前期比13.0%減)となりました。

 

 

③キャッシュ・フローの状況

 当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ30億74百万円増加し、288億75百万円(前期比11.9%増)となりました。

 

各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により得られた資金は172億40百万円(前年同期比26.3%減)となりました。これは主に税引前四半期損失が32億82百万円であった一方で、減価償却費及び償却費が156億89百万円、営業債務及びその他の債務の増加が41億69百万円あったこと等によるものです

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により使用した資金は75億94百万円(前年同期比21.1%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が69億19百万円あったこと等によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により使用した資金は61億99百万円(前年同期は17億49百万円の獲得)となりました。これは主に短期借入金の純増加額が69億94百万円、長期借入れによる収入が91億46百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が89億9百万円、リース負債の返済による支出が115億25百万円あったこと等によるものです。

 

(2)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。