当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態および経営成績の状況
①経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、同期間における緊急事態宣言発出に加えてその期間が延期となり、さらにまん延防止等重点措置が適用され、ワクチン接種は進んでいるものの依然として先行き不透明な状況が続いています。
外食産業におきましては、業種・業態を超えた競争の激化等に加えて新型コロナウイルス感染症の拡大により消費マインドが低下しており、依然厳しい経営環境が続いております。このような環境のもと、当社グループでは、利益重視の経営方針に基づき運営してまいりました。
国内におきましては、主力業態丸亀製麺において、コロナ禍における店舗での感染防止策を実施した他、うどん弁当の販売などテイクアウト策を強化するなど、収益の維持、拡大に向けた各種施策を積極的に実施してまいりました。また、海外におきましては、新規出店を継続するとともに進出国の市場を見極め不採算店の閉店等を実施した他、コロナ禍における各地域の状況を鑑み、テイクアウト、デリバリーの強化を行うなどの施策を実施してまいりました。
当第1四半期連結累計期間の店舗数におきましては20店舗出店(うちFC等9店舗)、33店舗退店(うちFC等16店舗)した結果、当社グループの当第1四半期連結会計期間末の営業店舗数は前連結会計年度末に比べ、13店舗(うち、FC等7店舗)減少して1,734店舗(うち、FC等405店舗)となりました。(注1)
当第1四半期連結累計期間における業績につきましては、売上収益は374億20百万円(前年同期比37.1%増)となり、事業利益(注2)は19億64百万円(前年同期は事業損失41億93百万円)、営業利益は47億69百万円(前年同期は営業損失35億50百万円)、税引前四半期利益は44億91百万円(前年同期は税引前四半期損失39億22百万円)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は29億80百万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期損失26億14百万円)となりました。
また、EBITDAは68億28百万円(前年同期は3億94百万円)、調整後EBITDAは71億63百万円(前年同期比664.1%増)となりました。(注3)
(注1)当社又は当社の子会社による直営店舗以外の店舗を「FC等」といいます。
(注2)事業損益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出し、営業損益は事業損益から減損損失、その他の営業収益およびその他の営業費用を加減算して算出しております。
(注3)当社グループの業績の有用な比較情報として、EBITDAおよび調整後EBITDAを開示しております。
EBITDAは、営業損益から非現金支出項目(減価償却費及び償却費)等の影響を除外しております。
また、調整後EBITDAは、EBITDAから減損損失および非経常的費用項目の影響を除外しております。
EBITDAおよび調整後EBITDAの計算式は以下のとおりです。
・EBITDA=営業損益+その他の営業費用-その他の営業収益+減価償却費及び償却費
・調整後EBITDA=EBITDA+減損損失+非経常的費用項目
セグメントごとの業績を示すと以下のとおりであります。
なお、前第1四半期連結会計期間までは、「丸亀製麺」、「カフェ」、「豚屋とん一」、「海外事業」および「その他」に区分しておりましたが、前第2四半期連結会計期間より事業ポートフォリオを見直し、「丸亀製麺」、「海外事業」および「その他」のセグメント区分に変更することといたしました。この変更により、国内事業は「丸亀製麺」と国内の丸亀製麺以外の「その他」の区分となります。
これにより、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分により作成したものを記載しております。
<丸亀製麺(セルフうどん業態)>
丸亀製麺では、ロードサイド4店舗を出店し、7店舗を閉店したことにより、当第1四半期連結会計期間末の営業店舗数は852店舗となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの、売上収益は234億78百万円(前年同期比52.0%増)となり、セグメント利益は30億13百万円(前年同期はセグメント損失20億95百万円)となりました。
<海外事業>
海外事業では、15店舗(うち、FC等9店舗)を出店し、18店舗(うち、FC等16店舗)を閉店したことにより、当第1四半期連結会計期間末の営業店舗数は623店舗(うち、FC等397店舗)となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの、売上収益は94億7百万円(前年同期比21.8%増)、セグメント利益は5億17百万円(前年同期比18.5%減)となりました。
<その他>
その他では、1店舗を出店し、8店舗を閉店したことにより、当第1四半期連結会計期間末の営業店舗数は259店舗(うち、FC等8店舗)となりました。
なお、その他には「カフェ」、「豚屋とん一」、「とりどーる」、「丸醤屋」、「長田本庄軒」、「まきの」、「ずんどう屋」、「晩杯屋」等が含まれております。
この結果、売上収益は45億36百万円(前年同期比10.0%増)となり、セグメント利益は8百万円(前年同期はセグメント損失9億58百万円)となりました。
②財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ43億96百万円増加し、2,138億7百万円(前期比2.1%増)となりました。これは主に現金及び現金同等物が前連結会計年度末に比べ83億67百万円増加した一方で、使用権資産、営業債権及びその他の債権がそれぞれ前連結会計年度末に比べ18億95百万円、8億44百万円減少したことによるものです。
(負債・資本)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ14億72百万円増加し、1,709億43百万円(前期比0.9%増)となりました。これは主に長期借入金が前連結会計年度末に比べ69億5百万円増加した一方で、リース負債、営業債務及びその他の債務がそれぞれ前連結会計年度末に比べ26億5百万円、20億88百万円減少したことによるものです。
資本は、前連結会計年度末に比べ29億25百万円増加し、428億64百万円(前期比7.3%増)となりました。これは主に利益剰余金が前連結会計年度末に比べ23億46百万円増加したことによるものです。
③キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ83億67百万円増加し、333億36百万円(前期比33.5%増)となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは72億87百万円の収入(前年同期比655.1%増)となりました。これは主に税引前四半期利益が44億91百万円、減価償却費及び償却費が51億99百万円あったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは9億96百万円の支出(前年同期比65.6%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が19億94百万円あったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは19億92百万円の収入(前年同期は31億77百万円の支出)となりました。これは主に長期借入れによる収入が120億25百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が55億63百万円、リース負債の返済による支出が39億2百万円あったこと等によるものです。
(2)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。