当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態および経営成績の状況
①経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、同期間における緊急事態宣言等が発出され、ワクチン接種は進んでいるものの依然として先行き不透明な状況が続いております。
外食産業におきましては、業種・業態を超えた競争の激化等に加えて新型コロナウイルス感染症の拡大により消費マインドが低下しており、依然厳しい経営環境が続いております。このような環境のもと、当社グループでは、利益重視の経営方針に基づき運営してまいりました。
国内におきましては、主力業態丸亀製麺において、コロナ禍における店舗での感染防止策を実施した他、うどん弁当の販売などテイクアウト策を強化するなど、収益の維持、拡大に向けた各種施策を積極的に実施してまいりました。また、海外におきましては、新規出店を継続するとともに進出国の市場を見極め不採算店の閉店等を実施した他、コロナ禍における各地域の状況を鑑み、テイクアウト、デリバリーの強化を行うなどの施策を実施してまいりました。
当第3四半期連結累計期間の店舗数におきましては79店舗出店(うちFC等37店舗)、108店舗退店(うちFC等51店舗)した結果、当社グループの当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は前連結会計年度末に比べ、29店舗(うち、FC等14店舗)減少して1,718店舗(うち、FC等398店舗)となりました。(注1)
当第3四半期連結累計期間における業績につきましては、売上収益は1,169億22百万円(前年同期比16.0%増)となり、事業利益(注2)は62億15百万円(前年同期は事業損失26億30百万円)、営業利益は145億6百万円(前年同期は営業損失17億27百万円)、税引前四半期利益は139億48百万円(前年同期は税引前四半期損失32億82百万円)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は91億21百万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期損失22億9百万円)となりました。
また、EBITDAは211億7百万円(前年同期比81.6%増)、調整後EBITDAは221億86百万円(前年同期比69.5%増)となりました。(注3)
(注1)当社又は当社の子会社による直営店舗以外の店舗を「FC等」といいます。
(注2)事業損益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出し、営業損益は事業損益から減損損失、その他の営業収益およびその他の営業費用を加減算して算出しております。
(注3)当社グループの業績の有用な比較情報として、EBITDAおよび調整後EBITDAを開示しております。
EBITDAは、営業損益から非現金支出項目(減価償却費及び償却費)等の影響を除外しております。
また、調整後EBITDAは、EBITDAから減損損失および非経常的費用項目の影響を除外しております。
EBITDAおよび調整後EBITDAの計算式は以下のとおりです。
・EBITDA=営業損益+その他の営業費用-その他の営業収益+減価償却費及び償却費
・調整後EBITDA=EBITDA+減損損失+非経常的費用項目
セグメントごとの業績を示すと以下のとおりであります。
<丸亀製麺(セルフうどん業態)>
丸亀製麺では、ロードサイド6店舗を出店し、26店舗を閉店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は835店舗となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの、売上収益は709億44百万円(前年同期比16.0%増)となり、セグメント利益は91億66百万円(前年同期比424.5%増)となりました。
<海外事業>
海外事業では、65店舗(うち、FC等37店舗)を出店し、60店舗(うち、FC等51店舗)を閉店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は631店舗(うち、FC等390店舗)となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの、売上収益は310億2百万円(前年同期比37.3%増)、セグメント利益は22億4百万円(前年同期比103.8%増)となりました。
<その他>
その他では、8店舗を出店し、22店舗を閉店したことにより、当第3四半期連結会計期間末の営業店舗数は252店舗(うち、FC等8店舗)となりました。
なお、その他には「カフェ」、「豚屋とん一」、「とりどーる」、「丸醤屋」、「長田本庄軒」、「まきの」、「ずんどう屋」、「晩杯屋」等が含まれております。
この結果、売上収益は149億76百万円(前年同期比12.4%減)となり、セグメント利益は3億59百万円(前年同期比188.3%増)となりました。
②財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ180億91百万円増加し、2,275億1百万円(前期比8.6%増)となりました。これは主に現金及び現金同等物が前連結会計年度末に比べ242億81百万円増加した一方で、繰延税金資産、使用権資産がそれぞれ前連結会計年度末に比べ33億92百万円、25億30百万円減少したことによるものです。
(負債・資本)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ86億9百万円減少し、1,608億62百万円(前期比5.1%減)となりました。これは主に長期借入金が前連結会計年度末に比べ12億76百万円増加した一方で、リース負債、短期借入金、営業債務及びその他の債務がそれぞれ前連結会計年度末に比べ34億79百万円、29億98百万円、18億85百万円減少したことによるものです。
資本は、前連結会計年度末に比べ267億円増加し、666億40百万円(前期比66.9%増)となりました。これは主に資本剰余金、利益剰余金、非支配持分がそれぞれ前連結会計年度末に比べ96億29百万円、82億91百万円、69億38百万円増加したことによるものです。
③キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ242億81百万円増加し、492億50百万円(前期比97.2%増)となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは276億36百万円の収入(前年同期比60.3%増)となりました。これは主に税引前四半期利益が139億48百万円、減価償却費及び償却費が159億71百万円あったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは38億23百万円の支出(前年同期比49.7%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が52億48百万円あったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは10百万円の支出(前年同期比99.8%減)となりました。これは主に非支配株主からの払込みによる収入が154億3百万円、長期借入れによる収入が120億75百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が120億54百万円、リース負債の返済による支出が118億82百万円、短期借入金の純減少額が30億円、その他資本性金融商品の所有者に対する分配の支払額が5億60百万円あったこと等によるものです。
(2)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。