第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。

 

(1) 財務状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の着実な改善が見られ、緩やかな回復基調を続けております。
 保険薬局業界では、平成30年4月に調剤報酬・薬価改定があり、大手チェーン薬局においては、大型門前薬局の評価見直し等により、厳しい改定となりました。また、ドラッグストアの調剤併設店の拡大等により、競争が一段と激化してきております。
 当社グループは、保険薬局事業とBPO事業の2つの事業を収益の柱としております。保険薬局事業においては、「あなたの、いちばん近くにある安心」(スローガン)を掲げ、かかりつけ薬剤師・薬局として地域社会の信頼獲得をめざした人財育成と薬局運営に注力し、「選ばれつづける薬局への挑戦」(経営ビジョン)として、「街ナカ」「駅チカ」「駅ナカ」のさまざまな業態の薬局を、異業種連携を含め展開しております。また、国の求めるジェネリック医薬品の使用割合80%を早期達成すべく使用促進に注力しております。さらに、かかりつけ薬剤師・薬局としての機能に加えて、OTC医薬品の充実、健康相談の実施等を行い、健康サポート薬局の展開を進めております。第2の柱である収益性が高いBPO事業においては、収益拡大を進め、ポートフォリオ最適化を図っております。また、平成30年11月9日付で、医師監修による「正確さ」を重視した医療情報のWebメディアmedicommi(メディコミ)を提供している株式会社SPLENDIDをグループ化しており、さらなるグループシナジーを追求してまいります。

また、平成30年10月1日付で持株会社体制へ移行し、(1)グループ経営戦略推進の機能強化、(2)権限と責任の明確化による意思決定の迅速化、(3)コンプライアンス管理体制を重視したコーポレートガバナンスの強化、(4)グループシナジーの最大化を目指してまいります。

このような環境のもと、当第3四半期連結累計期間における当社グループ連結業績は、売上高106,221百万円(前年同期比2.1%減少)、営業利益5,004百万円(前年同期比28.4%減少)、経常利益5,135百万円(前年同期比28.6%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,135百万円(前年同期比24.6%減少)となっております。
※BPO:Business Process Outsourcingの略

 

(当第3四半期の進捗)

 

 

(百万円)

 

当第3四半期計画

当第3四半期実績

達成率

 

(30.4.1~30.12.31)

(30.4.1~30.12.31)

売上高

109,921

106,221

96.6%

営業利益

5,602

5,004

89.3%

経常利益

5,599

5,135

91.7%

親会社株主に帰属する
四半期純利益

3,209

3,135

97.7%

 

なお、業績につきましては、10月に予定していた大型M&Aの実施時期が1月にずれ込んだこと、調剤報酬・薬価改定の影響を受けたことにより若干の未達となっております。第4四半期につきましては、大型M&Aにより1月31日時点で25店舗増加しており、ジェネリック医薬品の使用促進、かかりつけ薬剤師・薬局機能の強化を加速させることにより、業績の回復及び、来期に向けた収益力の向上を図っております。

 

また、当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、88,502百万円となり、前連結会計年度末から1,231百万円増加しております。

これは主に、受取手形及び売掛金が2,817百万円、商品及び製品が2,107百万円、建物及び構築物が361百万円増加した一方、現金及び預金が3,495百万円、繰延税金資産が311百万円、のれんが232百万円減少したことによるものであります。 

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、50,540百万円となり、前連結会計年度末から794百万円減少しております。

これは主に、長期借入金が2,239百万円、1年内返済予定の長期借入金が338百万円増加した一方、未払法人税等が1,631百万円、賞与引当金が1,058百万円、社債が925百万円減少したことによるものであります。 

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、37,962百万円となり、前連結会計年度末から2,026百万円増加しております。 

これは主に、利益剰余金が2,046百万円増加したことによるものであります。

 

セグメント別の業績は、次のとおりであります。

① 保険薬局事業 

当第3四半期連結累計期間において、出店状況は、新規出店14店舗、事業譲受けによる取得1店舗、子会社化による取得22店舗の計37店舗増加した一方、閉店等により14店舗減少した結果、当社グループ全体で店舗数は741店舗となりました。業績については、前述の通り、大型M&Aの実施時期のずれ込みや、調剤報酬・薬価改定の大きな影響を受けながらも、ジェネリック医薬品の使用促進や店舗拡大等に努めております。
 その結果、売上高は前年同期比2,347百万円減少し98,245百万円(前年同期比2.3%減少)、営業利益は前年同期比1,914百万円減少し4,611百万円(前年同期比29.3%減少)となりました。
 

② BPO事業 

当第3四半期連結累計期間において、アポプラスステーション株式会社の中核事業であるCSO事業においては、MR派遣のマーケットが縮小傾向にある中、業界最多の契約社数を維持しております。また、専門性の高いMRの育成や製薬企業への営業強化に取り組んでおり、MRの派遣者数が計画通り進捗しております。派遣紹介事業においては、ホームページのリニューアルを実施し、各職種エントリー数が増加いたしました。また、薬剤師の派遣者数増加により、売上高が増加しております。さらに、新しく医療事務・管理栄養士の派遣紹介を始め、事業の拡大を図っております。CRO事業においては、受注案件の獲得増加に向けた営業力強化により、売上高が増加しております。

その結果、売上高は前年同期比97百万円増加し7,976百万円(前年同期比1.2%増加)、営業利益は前年同期比164百万円減少し933百万円(前年同期比15.0%減少)となりました。

※CSO:Contract Sales Organizationの略

※CRO:Contract Research Organizationの略

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。