第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

  文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や設備投資などの景気に足踏み感がある一方、雇用などの情勢は改善傾向が持続し、所得環境は緩やかな回復基調にあります。しかしながら、米中貿易摩擦による中国の経済成長率の鈍化や英国のEU離脱問題などの不安定な国際的政治情勢などにより、景気の先行きは不透明な状況が続いており国民の個人消費は伸び悩んでいます。

 外食産業におきましては、個人消費は緩やかに持ち直しているものの、物流費の増加・食材価格の上昇に加え、コンビニなどの他業種とのお客様獲得競争も激化しており、依然として厳しい経営環境が続いております。

 こうした状況のもと、当社グループは「急成長を楽しむ、驕る事なく素直な心で社会の公器となる」を基本方針として、ペッパーランチ事業の新規出店25店舗及びいきなり!ステーキ事業の新規出店210店舗を目標に業容の拡大に取り組むと共に、引き続きお客様への安心・安全な商品提供ができる体制強化に努めてまいりました。

 これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は17,588百万円(前年同期比33.1%増)、営業利益178百万円(前年同期比76.8%減)、経常利益は195百万円(前年同期比72.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益585百万円(前年同期比61.8%増)となりました。

 

セグメントの経営成績は次のとおりです。

① ペッパーランチ事業

 ペッパーランチ事業につきましては、オリジナルポイントカード以外にも利用率を高める為に1億人を超えるユーザーを持つ楽天ポイントカード及びdポイントカードの両ホルダーに対し、ドリンク無料サービスを開始しました。また、2月には環境問題対応の一環としてプラスチックストローを順次廃止しペーパーストロー等への切り替えを実施しております。

 海外におけるペッパーランチ事業では、3月にニューヨーク初の直営店舗となる“ザ・ファストフードステーキハウス”「PEPPER LUNCH」をマンハッタンブロードウェイに出店しました。

 また、海外FCにおける新規出店に伴う機器等の売却、ロイヤリティ収入などの売上高は94百万円(前年同期比7.9%増)となりました。

 この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は2,037百万円(前年同期比14.2%増)となりましたが、既存店の修繕費及び店舗増加に伴う社員・アルバイト採用費等の増大により、セグメント利益は295百万円(前年同期比8.5%減)となりました。また、新規出店数は14店舗(うち海外9店舗)であり、ペッパーランチ事業全体の店舗数は478店舗となりました。

 

② レストラン事業

 レストラン事業につきましては、ステーキ業態「炭焼きステーキくに」、とんかつ業態「こだわりとんかつかつき亭」、牛たん業態「牛たん仙台なとり」の各業態で個店販促として、季節商品メニューの投入を実施し、既存店の売上並びに利益の向上に努めてまいりました。

 しかしながら、いきなり!ステーキへの業態変更もあり、当第1四半期連結累計期間における売上高は333百万円(前年同期比16.7%減)、セグメント利益は4百万円(前年同期比86.6%減)となりました。また、レストラン事業全体の店舗数は15店舗となりました。

 

 

③ いきなり!ステーキ事業

 いきなり!ステーキ事業につきましては、2月より「どこでも社食」を運営する株式会社シンシアージュとの提携や、「マーベル・スタジオ10周年記念タイアップキャンペーン」(3月20日~3月31日)などを実施いたしました。また、いきなり!ステーキ成田飯仲店の出店で400号店達成となり、記念として3日間限定でワイルドステーキ300g1,000円(税抜き)の販売(2月13日~2月15日)や、いきなり!ステーキ期間限定フェアとして「ヒレ&リブ」ステーキの盛り合わせ、1グラム0.5円引き(2月22日~3月21日)の販売、リブロース3種類の1グラム1円引き(3月22日~3月24日)の販売を実施しました。新たな取り組みとしては店舗限定で2種類の「カレー商品」の発売を実施しました。

 また、当社初となる全国放送のテレビCMを2月と3月のそれぞれ1週間実施いたしました。

 この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は15,165百万円(前年同期比37.9%増)となりましたが、既存店売上高の減少及び店舗増加に伴う社員・アルバイト採用費等の増大により、セグメント利益は911百万円(前年同期比18.2%減)となりました。また、新規出店数は47店舗(海外出店なし)であり、いきなり!ステーキ事業全体の店舗数は439店舗となりました。

 

④ 商品販売事業

 商品販売事業につきましては、「とんかつソース」、「冷凍ペッパーライス」、「冷凍ハンバーグ」、家庭でも味わえる「いきなり!ステーキセット」など従来の商品に加え、ネット通販の楽天市場店にてペッパーランチ及びいきなり!ステーキの人気商品の販売を実施しました。

 この結果、いきなり!ステーキのコラボスナック等のロイヤリティ収入も含め、当第1四半期連結累計期間における売上高は53百万円(前年同期比78.0%増)となりましたが、ネット販売拡大に伴う費用の増大により、セグメント利益は5百万円(前年同期比4.7%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて748百万円減少し25,244百万円になりました。これは主に、現金及び預金が2,742百万円減少したこと、建物及び構築物(純額)が1,626百万円増加したこと並びに敷金及び保証金が152百万円増加したことによるものです。

 負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,024百万円減少し、21,222百万円となりました。これは主に未払法人税等が1,182百万円減少したこと、事業構造改善引当金が686百万円減少したこと及び借入金が658百万円増加したことによるものです。

 純資産は、前連結会計年度末に比べて276百万円増加し、4,022百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益を585百万円計上したこと及び配当により、剰余金を312百万円処分したことにより利益剰余金が272百万円増加したこと並びに新株予約権の行使に伴い資本金、資本準備金がそれぞれ14百万円増加したことによるものです。また、自己資本比率は前連結会計年度末から1.6ポイント増加し、15.2%となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、当社は、台湾七品股有限公司との間で海外における以下の契約を締結しております。

相手方の名称

国名

契約品目

契約内容

契約期間

・台湾七品股有限公司

 (台湾法人)

台湾

フランチャイズ加盟契約

(いきなり!ステーキ)

台湾の店舗におけるフランチャイズ権を付与し、経営指導を行う

2019年3月5日より

5年間

(注)1.契約終了の意思表示は、書面をもって契約期間満了の180日前までに行い、契約終了の意思表示がない場合は自動的に1年の契約更新がされます。

2.契約の対価として、当社は契約締結時の加盟金及びロイヤリティーとして売上高の一定率を受取っております。