当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、金融資本市場の変動等の影響を受け弱さもみられますが、総じて緩やかな回復基調が続いています。雇用・所得環境については、底堅い推移が続き、景気は緩やかながらも回復が続くと期待されていますが、中国を始めとするアジア新興国や資源安に伴う資源国の景気下振れから景気が下押しされるリスクが懸念されています。
外食産業においては、インバウンド需要が引き続き期待されるものの、国内消費の伸び悩みに加え、企業間の顧客確保の競争激化、人件費の上昇や原材料価格の高騰など、依然として厳しい状況が続いております。
こうした状況のなか、当社グループは、総合水産企業として六次産業化を推進することで、他社との差別化戦略を図っております。第1次産業(養殖事業)においては、株式会社食縁との協働による近大生まれのブリの養殖計画の遂行に努めてまいりました。また、第2次産業(加工・物流・外販事業)においては、順調に販路の拡大が進んでおります。
第3次産業(外食事業)においては、既存店売上高が前年同期実績を上回ることができました。一方、主力業態の「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」の主要食材である「国産高級とらふぐ」の価格が高騰し、収益を圧迫致しました。他社では輸入物や安価なふぐに切り替えるところもありましたが、当社は、創業以来、「国産高級とらふぐ」をお客様に提供することにこだわりをもっていることから、こうした食材高騰の状況においても、お客様の満足を重視し、トレーサビリティの徹底された安心・安全な「国産高級とらふぐ」の提供にこだわりました。また、こうした状況を鑑み、予定していた出店を先送り致しました。
今後とも現在の海面自社養殖に加え、陸上養殖も視野に入れ、「国産高級とらふぐ」の安定的かつリーズナブルな価格での提供に努めてまいります。
上記の結果、当第2四半期連結累計期間における業績につきましては、売上高2,603百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益416百万円(前年同期比33.6%減)、経常利益431百万円(前年同期比32.2%減)、当期純利益263百万円(前年同期比28.1%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、当社グループにおいては、飲食事業を主たる事業としており、その他に外販事業等を行っております。外販事業等の売上高、営業利益及び資産の金額は、それぞれ僅少でありますので、報告セグメントは飲食事業のみとなっておりますが、投資判断に資するために記載しております。
①飲食事業
第3次産業(外食事業)においては、2月9日の「とらふぐ亭の日」に合わせて開催した「とらふぐ亭フェア2016」や「とらふぐ亭祭り2016」が活況を呈し、また、新たな業態である天然ふぐ料理を3千円台の価格帯で満喫できる「ふぐよし総本店」や「おいしい寿司と活魚料理 魚の飯」「魚王KUNI」といった鮮魚業態の売上も堅調に推移し、既存店売上高は前年同期実績を上回ることができました。
一方、主力業態の「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」は、主要食材である「国産高級とらふぐ」の価格高騰下の中で、お客様の多様なニーズに応えるためのメニュー・価格の見直しや一部店舗でのランチ営業を再開するなど、営業強化に努めてまいりましたが、こうした状況を鑑み、予定していた出店を先送り致しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における飲食事業は、売上高2,289百万円(前年同期比1.0%減)となりました。
②外販事業
第2次産業(加工・物流・外販事業)においては、販路拡大により売上高が大幅に増加しました。第1次産業(養殖事業)においては、自社クロマグロ「平戸本まぐろ極海一番(きわみいちばん)」の養殖事業は、引き続き順調に推移致しました。また、今年の夏以降に出荷が予定されている株式会社食縁との協働による近大生まれのブリの養殖計画を遂行してまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における外販事業の売上高311百万円(前年同期比54.4%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同四半期連結累計期間末に比べ178百万円減少し、1,269百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は351百万円(前年同四半期より236百万円の収入減)となりました。主な要因は税金等調整前四半期純利益431百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は76百万円(前年同四半期より47百万円の支出増)となりました。主な要因は投資有価証券の取得による支出68百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動により使用した資金は40百万円(前年同四半期はございませんでした。)となりました。主な要因は配当金の支払額42百万円によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。