第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当社グループは、6次産業化を推進する総合水産企業を目指す中、飲食事業のとらふぐ業態に対するとらふぐ調達力において優位性を発揮しております。また、鮮魚業態、特に米国ニューヨークに出店した日本産の高品質な水産物で差別化を図る「WOKUNI」レストランにおいては、自社養殖生産から物流、調達、調理までを一貫管理するスキームにて付加価値の提供を図っております。

上記の環境下での事業展開の結果、当第2四半期連結累計期間における業績につきましては、売上高26億19百万円(前年同期比0.4%増)、営業利益4億51百万円(前年同期比19.9%増)、経常利益4億48百万円(前年同期比15.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億61百万円(前年同期比9.6%増)となりました。

 

当第2四半期連結累計期間における各セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

(飲食事業)

主力業態の「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」では、『とらふぐ亭の日』(2月9日)から開催の『とらふぐ祭り』において、デジタルマーケティング手法を導入したことが従来はあまり訴求できていなかった若年層を取り込むことにつながり客数が増加しました。また、当施策により高額商品『特選白子コース』の販売が増加し客単価が増加いたしました。加えて、予約システムを本格的に稼働したことにより、既存店の売上が前年同期を超えることが出来ました。また、一時的に野菜仕入価格が高騰した影響を受けましたが、とらふぐの市場価格の下落傾向が続いたことで、食材の総原価が低減いたしました。

鮮魚業態では、当子会社長崎ファームの独自のロジスティックス力と包装技術を活かした『泳ぎイカ』ロケットパックを導入したことと、自社養殖『平戸本まぐろ極海一番(きわみいちばん)』を投入したことで差別化したメニューを提案できた結果、全店で売上高が前年同期を超えることが出来ました。
 さらに、昨年11月開店したニューヨークのシーフードレストラン「WOKUNI」においては、国内よりの航空便週4便のロジスティックスネットワーク網を確立したことにより、自社養殖魚(『平戸本まぐろ極海一番』、『極海ぶり』)と築地市場での調達の高鮮度鮮魚にてメニューの差別化を図ることが出来ました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における飲食事業は、売上高22億94百万円(前年同期比3.3%増)、セグメント利益4億38百万円(前年同期比29.1%増)となりました。

 

(外販事業)

第1次産業(養殖事業)においては、自社養殖『平戸本まぐろ極海一番(きわみいちばん)』の養殖生産が順調に進んでいるものの、成長状況を鑑みて今期1月からの出荷開始となり、出荷量及び出荷金額が前年実績を下回りました。

第2次産業(加工事業・卸事業)においては、塩浜センターに併設する「フグHACCP」加工場で製造するとらふぐ磨き(可食部位のみに製品化したもの)のグループ外への営業活動に力を入れ固定客づくりを強化したことで出荷量が増加しました。しかし、活とらふぐの市場価格の下落により活とらふぐのグループ外への出荷金額は減少いたしました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における外販事業は、売上高3億24百万円(前年同期比16.0%減)、セグメント利益7百万円(前年同期比76.3%減)となりました。

 

今後の見通しにつきましては、6次産業化をさらに推進し、既存店舗の強化による店舗収益拡大に努めるとともに、海外展開の推進や、更なる販路拡大による外販事業の拡充に努めてまいります。また、引き続き主要食材である「国産高級とらふぐ」の市場価格を睨みながら、自社養殖場をもつ当社グループの強みも生かし、創業以来のこだわりである「国産高級とらふぐ」の安定的かつリーズナブルな価格でのお客様への提供に努めてまいります。

また、平成30年9月期の連結業績予想につきましては、平成29年10月31日発表の「平成29年9月期 決算短信」に記載しております業績予想から変更はありません。

なお、当社グループにおいては通常の営業の形態として、第1四半期及び第2四半期におけるふぐの需要が大きいため、第1四半期及び第2四半期と第3四半期及び第4四半期の業績に季節的変動があります。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同四半期連結累計期間末に比べ3億56百万円増加し、13億11百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は4億9百万円(前年同四半期より1億14百万円の収入減)となりました。主な要因は税金等調整前四半期純利益4億48百万円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は64百万円(前年同四半期より52百万円の支出減)となりました。主な要因は有形固定資産の取得による支出56百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において財務活動により獲得した資金は1億88百万円(前年同四半期は38百万円の使用)となりました。主な要因は長期借入による収入2億30百万円によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。