第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善により緩やかな回復基調にあるものの、米中貿易摩擦が世界経済に与える影響や消費税増税及び年金問題などの将来不安から、先行き不透明な状況が続いております。

当社グループを取り巻く事業環境は、動画や音楽配信、スマートフォン等による時間消費の多様化の影響を受け、雑誌やレンタルの市場縮小が続く一方、楽しさや学び、健康等を大切にするライフスタイルの定着により、新たな市場が広がりをみせています。

このような経営環境のもと、当社グループは新本と古本を併売するハイブリッド型書店を核として、DVD・CDのレンタルや文具・雑貨などの販売部門を顧客のニーズの変化にあわせて展開するとともに、学びたい、健康になりたいといったニーズにあわせてフィットネス、教室等を併設した店舗を「ブックバラエティストア」として展開を進めております。

当第2四半期連結累計期間においては、アクロスプラザ恵那店(岐阜県恵那市)の移転増床をおこないました。一方で、砂田橋店、東戸塚校を閉店したことから、第2四半期末時点で79店舗3校となりました。また、養老店(岐阜県養老郡)、知立店(愛知県知立市)の2店舗に「スポーツクラブアクトスWill_G(ウィルジー)」を導入し、フィットネス導入店舗は10店舗となりました。

オペレーション面では、前年度に引き続きレンタル専用セルフレジを7店舗、物販・レンタルを同時に取扱い可能な統合セルフレジを12店舗(レンタル専用からの切り替えを含む)に導入し、セルフレジ導入店舗は36店舗となりました。また、営業時間の見直しを9店舗でおこなうなど、収益力強化のために抜本的な生産性向上策を進めております。

また、本年創業60周年を迎えた当社グループは、お客様への感謝を伝えるために4月からノベルティグッズのプレゼントキャンペーンを開始するとともに、7月には「三洋堂書店60周年記念サイト」を開設いたしました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高95億29百万円(前年同四半期比3.6%減)、営業損失89百万円(前年同四半期は営業損失9百万円)、経常損失59百万円(前年同四半期は経常損失3百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失96百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失2百万円)となりました。

 

②財政状態の状況

当第2四半期連結会計期間末における総資産は167億55百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億98百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金の減少などにより流動資産が5億16百万円減少したこと、投資その他の資産の減少などにより固定資産が82百万円減少したことによるものであります。

負債につきましては123億94百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億99百万円減少いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金が減少したことから流動負債が2億63百万円減少し、長期借入金の返済が進んだことなどから固定負債が2億36百万円減少したことによるものであります。

純資産につきましては43億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ98百万円減少いたしました。

 

(流動資産)

当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は94億46百万円(前連結会計年度末比5.2%減)となり、5億16百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が4億26百万円減少したことによるものであります。

(固定資産)

当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は73億9百万円(同1.1%減)となり、82百万円減少いたしました。これは主に、投資その他の資産が1億14百万円減少したことによるものであります。

(流動負債)

当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は86億53百万円(同3.0%減)となり、2億63百万円減少いたしました。これは主に売上減少に伴う仕入の減少により支払手形及び買掛金が5億10百万円減少した一方で、短期借入金が1億99百万円増加したことによるものであります。

(固定負債)

当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は37億41百万円(同5.9%減)となり、2億36百万円減少いたしました。これは主に、長期借入金の返済による減少が2億64百万円あったことによるものであります。

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は43億61百万円(同2.2%減)となり、98百万円減少いたしました。また、自己資本比率は、前連結会計年度末の25.7%から26.0%になりました。

 

③セグメントごとの経営成績の状況

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

ⅰ  個人顧客事業

個人顧客事業の売上高は、新規事業部門、文具・雑貨・食品部門、古本部門、TVゲーム部門が健闘いたしましたが、他の各部門で厳しい推移が続き、全体では93億78百万円(前年同四半期比3.9%減)となりました。また、移転増床やフィットネス事業の拡大を進めたため、関連する経費が増加したことから、セグメントの営業損失は71百万円(前年同四半期は営業利益22百万円)となりました。

個人顧客事業の主要な部門の売上高は、書店部門59億55百万円、レンタル部門10億38百万円、文具・雑貨・食品部門9億10百万円、セルAV部門6億52百万円、古本部門3億17百万円、TVゲーム部門2億87百万円、新規事業部門2億15百万円となりました。

増収部門の売上高前年同四半期比は、文具・雑貨・食品部門が0.2%増、古本部門が4.2%増TVゲーム部門が1.2%増と堅調でした。また、新規事業部門は、フィットネス事業が売上に貢献したことから、83.0%増となりました。

同様に減収部門は、書店部門が4.2%減、レンタル部門が15.3%減、セルAV部門が6.2%減と、主要部門で減収となりました。これらの部門につきましては、マーケット縮小の影響が大きく、今後も減収傾向は続くと考えております。

 

ⅱ  サービス販売事業

不動産賃貸収入、自動販売機収入、受取手数料、保険代理業収入などによるサービス販売事業の売上高は、1億49百万円(前年同四半期比14.4%増)となり、セグメントの営業利益は1億5百万円(同10.9%増)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5億78百万円減少し、32億5百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、使用した資金は3億36百万円(前年同四半期比48.6%増)となりました。主な収入要因は減価償却費が1億95百万円、たな卸資産の減少が1億1百万円であり、一方、主な支出要因は税金等調整前四半期純損失が59百万円、仕入債務の減少による支出が5億10百万円、その他の減少額が96百万円であったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は1億37百万円(前年同四半期比72.1%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が1億64百万円であったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、使用した資金は1億4百万円(前年同四半期は10億53百万円の獲得)となりました。これは主に短期借入金の純増加額が1億99百万円であったこと、一方で長期借入金の返済による支出が3億4百万円であったことによるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。