なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年9月30日)におけるわが国経済は、輸出や設備投資を中心に底堅さが見られ、緩やかな景気回復基調にあるものの、米国の政策運営や北朝鮮情勢の緊迫化といった地政学リスクの高まりなど、景気の先行きは不透明な状況となっております。
当社グループが属する小売業界におきましては、景況感の改善が強まる一方で、個人消費の伸び悩み懸念は根強く、経営環境は厳しい状況となっております。
このような状況下、当社グループは、本年度は「2015年度~2017年度 中期経営計画」の最終年度として、靴・履物販売数量ナンバーワンを目指す靴総合販売会社の地歩を固めるべく、安く作り・安く売る体制の強化に取り組んでまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、売上高89億20百万円(前年同期比3.0%減)、営業利益5億14百万円(前年同期比25.9%増)、経常利益5億5百万円(前年同期比34.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億40百万円(前年同期比33.4%増)と減収増益となりました。
当社グループの報告セグメントの当第2四半期連結累計期間における業績は次のとおりであります。
① 通信販売事業
通信販売事業におきましては、4・5・9月のテレビCM広告、延べ1万ヶ所超のスーパー・100円均一ショップ等へのカタログの無料設置および100円均一ショップのレジ袋へのチラシ封入250万部等販売促進策を実施いたしました。また、商品面では第1四半期は「PITTサンダル(499円)」および「JOG軽Air(780円)」等の販売促進商品を投入し、新規顧客の獲得および既存顧客のレスポンスアップに取り組み、概ね前年並みの受注を獲得できましたが、第2四半期は秋物の販売促進商品の受注が伸び悩み、受注件数は前年同期を下回る結果となりました。
この結果、売上高は45億23百万円(前年同期比2.5%減)となりました。利益面は、為替要因等により売上総利益率が改善し、セグメント利益(営業利益)は5億81百万円(前年同期比31.5%増)と減収増益となりました。
② ディスカウント事業
ディスカウント事業におきましては、来店客数・買い上げ点数のアップおよびPB商品売上構成比のアップを企図したイベントの開催、長期催事を織り交ぜた出張販売の継続実施に精力的に取り組みましたが、競合他店の新規出店等の影響もあり日用雑貨関連を中心に売上確保に苦戦いたしました。
この結果、売上高は41億3百万円(前年同期比1.9%減)となりました。利益面では、PB商品の売上構成比のアップにより売上総利益率が改善したものの、経費の増加により、セグメント利益(営業利益)は94百万円(前年同期比10.1%減)と減収減益となりました。
③ 卸販売事業
卸販売事業におきましては、新規取引先からの受注を獲得できたものの、大口OEM先2社に対する新商品の売上が伸び悩んだ結果、売上高は2億93百万円(前年同期比21.2%減)、セグメント利益(営業利益)は34百万円(前年同期比37.5%減)と減収減益となりました。
(2) 財政状態の分析
① 資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べ2億32百万円増加し、115億86百万円となりました。これは、現金及び預金が7億81百万円増加し、商品が2億94百万円減少したこと等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ1億28百万円減少し、64億81百万円となりました。これは、建物及び構築物が87百万円減少したこと等によるものであります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べ1億3百万円増加し、180億67百万円となりました。
② 負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べ2億円減少し、44億79百万円となりました。これは、1年内返済予定の長期借入金が54百万円増加し、買掛金が1億10百万円、未払法人税等が42百万円減少したこと等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ44百万円増加し、79億22百万円となりました。これは、長期借入金が86百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ1億56百万円減少し、124億2百万円となりました。
③ 純資産
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2億59百万円増加し、56億64百万円となりました。これは、利益剰余金が2億81百万円増加したこと等によるものであります。自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ1.3ポイント上昇し、31.4%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、「営業活動によるキャッシュ・フロー」および「財務活動によるキャッシュ・フロー」で得られた資金を、「投資活動によるキャッシュ・フロー」で使用した結果、前連結会計年度末に比べ1億18百万円減少し、26億96百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各活動によるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、7億61百万円(前年同四半期は1億15百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益5億5百万円の計上、売上債権が2億42百万円、たな卸資産が2億42百万円、仕入債務が1億9百万円減少したことと、法人税等の支払額1億85百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、9億24百万円(前年同四半期は15億89百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出27億円、定期預金の払戻による収入18億円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、44百万円(前年同四半期は13億60百万円の獲得)となりました。これは主に、長期借入れによる収入14億円、長期借入金の返済による支出12億59百万円等によるものであります。