第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、度重なる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が実施され、10月の緊急事態宣言解除後も同ウイルスの新たな変異株の出現による感染再拡大が払拭されず、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。

このような環境の下、当社グループは、中期経営計画のスローガンである「他にはない 他ではできない それがヒラキです。」を掲げ、人々のよりよい暮らしのお役に立つために、お客様に「驚き」「楽しさ」「満足感」をお届けすべく、オリジナル商品を軸とした通信販売・店舗販売・卸販売の各事業を展開してまいりました。しかしながら、長期化する新型コロナウイルス感染症による行動制限の影響を受け、厳しい経営環境が続いております。

この結果、当第3四半期連結累計期間における連結売上高は、117億79百万円(前年同期比3.4%減)、営業利益は7億20百万円(前年同期比12.8%減)、経常利益は7億29百万円(前年同期比10.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億89百万円(前年同期比12.0%減)となりました。

当社グループの報告セグメントの当第3四半期連結累計期間における業績は、次のとおりであります。

 

(通信販売事業)

通信販売事業におきましては、2021年2月から7月に亘り実施した創業60周年記念キャンペーンに続き、インフルエンサーを活用したSNSによる販売促進商品PR投稿の拡充およびアプリ35万件ダウンロード突破記念クーポンの配布等様々なキャンペーンを実施し、マーケティングの強化を推し進めてまいりました。商品面では、累計販売足数60万足を突破したレディースカジュアルシューズ「ふわりっと(税込548円)」、その他衣料・雑貨カテゴリーにおいても販売促進商品を投入し、新規顧客の獲得および既存顧客からの受注増加に努めました。また、靴・衣料のキッズ・ジュニア分類は、ジュニアガールズブランドとして立ち上げた「MiLK FRAPPE」が受注のけん引役を果たし、第3四半期連結累計期間を通じて堅調に推移しました。

この結果、売上高は68億22百万円(前年同期比2.0%増)となりました。利益面は売上総利益率が前年同期並みの水準を維持したことにより、セグメント利益は9億84百万円(前年同期比2.7%増)となりました。

(店舗販売事業)

店舗販売事業におきましては、コロナ禍にあってアウトドアスニーカーの拡充、オリジナル商品のボリューム陳列販売等靴の販売強化を図る他、衣料・雑貨・食品については特価商材の仕入れを強化し、集客拡大に取り組んでまいりました。また、主にオリジナル商品に絞った靴専門店を新たに5か店出店、1か店閉店、合計10か店を京阪神地区にドミナント展開し、オリジナル商品の販売拡大および通信販売事業との相乗効果を図ってまいりました。結果、靴の売上については、専門店の新店効果が寄与し前年同期を上回り堅調に推移しました。一方、新型コロナウイルス感染症の長期化による消費者の行動制限に伴う来店頻度および前年の巣ごもり需要の減少が影響し、食品部門および日用雑貨部門の売上は、前年同期を下回りました。

 

この結果、売上高は47億47百万円(前年同期比10.1%減)となりました。利益面は、オリジナル商品の売上構成比のアップにより売上総利益率が改善しましたが、減収の影響が大きく、セグメント利益は16百万円(前年同期比87.8%減)となりました。

(卸販売事業)

卸販売事業におきましては、新規取引先への販売が一定の成果を挙げたものの、主要大口取引先および「大卸し」は、依然として消費者の需要が高まらなかった結果、売上高は2億10百万円(前年同期比4.8%減)、セグメント損失は2百万円(前年同期は利益2百万円)となりました。

 

(2) 財政状態の状況

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べ1億22百万円増加し、113億45百万円となりました。これは、現金及び預金が9億8百万円、有価証券が1億円増加し、受取手形及び売掛金が4億40百万円、商品が3億91百万円減少したこと等によるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ1億19百万円減少し、57億71百万円となりました。これは、建物及び構築物が1億29百万円減少したこと等によるものであります。

この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べ2百万円増加し、171億16百万円となりました

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べ5億93百万円減少し、37億95百万円となりました。これは、買掛金が1億15百万円、未払法人税等が2億11百万円減少したこと等によるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べ2億56百万円増加し、58億82百万円となりました。これは、長期借入金が2億54百万円増加したこと等によるものであります。

この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ3億36百万円減少し、96億78百万円となりました。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3億39百万円増加し、74億38百万円となりました。これは、利益剰余金が3億92百万円増加したこと等によるものであります。自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ2.0ポイント上昇し、43.5%となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ1億46百万円増加し、28億96百万円となりました。

当第3四半期連結累計期間における各活動によるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、9億6百万円(前年同四半期は14億81百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益7億29百万円の計上、売上債権の減少額4億40百万円、棚卸資産の減少額3億81百万円、法人税等の支払額4億3百万円、仕入債務の減少額1億18百万円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、9億31百万円(前年同四半期は14億9百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出25億円、定期預金の払戻による収入16億38百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果得られた資金は、1億68百万円(前年同四半期は1億21百万円の獲得)となりました。これは主に、長期借入れによる収入20億円、長期借入金の返済による支出17億8百万円によるものであります。

 

 

(4) 優先的に対処すべき事業上および財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。