当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載し
た事業等のリスクについての重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢や所得環境が堅調に推移し、企業収益にも改善が見られるなど、緩やかな回復基調が続きました。一方で、新興国の経済減速、変動の著しい欧州や米国の政治情勢などにより、景気の先行きは不透明な状況となっております。衣料品小売業界におきましては、依然として節約志向の強い慎重な消費行動が続き、厳しい経営環境で推移いたしました。
このような状況のもと、当社は、販売面におきましては、全社的な売上拡大を図るための、核となる強化店を設定し、品揃え・販促活動・売場ディスプレイなどにおいて集中的な梃入れを行い、販売力の強化・向上に努めてまいりました。その結果、強化店における成果は見られましたが、波及効果は一部の店舗にとどまっている状況であり、当第3四半期累計期間における全社の売上高前年比は84.4%、既存店の売上高前年比は88.3%となりました。
商品面におきましては、これまで当社が主力としていたカジュアル衣料の商品構成に加え、雑貨類など成長余地の大きいカテゴリーの商品投入を推進し、売上増と新たな顧客の獲得に取り組んでまいりました。レディスやバッグなど新規分野における商品群に好調な推移も見られましたが、全社売上を底上げするまでには至っておらず、今後、更なる規模の拡大を図ってまいります。また、売上総利益につきましては、不動向商品の処分を進めたこと、及び、不採算店舗の撤退に伴う在庫整理などの要因により、売上総利益率は前年を3.4ポイント下回る45.8%となりました。
コスト面におきましては、構造改革の取り組みを推進し、本社の業務効率化による人員削減および、利益貢献に応じた給与支給を徹底する給与体系の導入など、体質強化に努めてまいりました。その結果、当第3四半期累計期間における販売費及び一般管理費は前年より285百万円減少の20億85百万円となりました。
店舗戦略におきましては、不採算店舗の撤退による利益体質の強化を進め、当第3四半期累計期間において「METHOD」1店舗、「流儀圧搾」5店舗、「誓文払い」1店舗(アウトレット店)の合計7店舗を閉店いたしました。その結果、当第3四半期会計期間末の店舗数は「METHOD」35店舗、「流儀圧搾」25店舗「METHOD COMFORT」2店舗(アウトレット店)、「AGIT POINT」4店舗の合計66店舗となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は39億20百万円(前年同期比15.6%減)、営業損失は2億89百万円(前年同期比2億6百万円損失増)、経常損失は3億1百万円(前年同期比2億9百万円損失増)、四半期純損失は4億51百万円(前年同期比2億42百万円損失増)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産は20億53百万円となり、前事業年度末に比べ2億29百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金の減少4億33百万円、売掛金の増加1億6百万円、商品の増加90百万円等によるものであります。固定資産は11億97百万円となり、前事業年度末に比べ72百万円減少いたしました。これは主に退店・改装等に伴う有形固定資産の減少80百万円、敷金及び保証金の減少79百万円、システム投資に伴う無形固定資産の増加78百万円等によるものであります。
この結果、総資産は32億59百万円となり、前事業年度末に比べ3億4百万円減少いたしました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債は12億30百万円となり、前事業年度末に比べ2億49百万円増加いたし
ました。これは主に買掛金の増加2億10百万円、未払金の増加32百万円等によるものであります。固定負債は6億99百万円となり、前事業年度末に比べ1億11百万円減少いたしました。これは主に長期借入金の減少98百万円、社債の減少70百万円、資産除去債務の減少38百万円、リース債務の増加90百万円等によるものであります。
この結果、負債合計は19億30百万円となり、前事業年度末に比べ1億38百万円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は13億29百万円となり、前事業年度末に比べ4億43百万円減少いた
しました。これは主に利益剰余金の減少4億51百万円等によるものでありあます。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。