第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、新たに締結した契約は以下のとおりであります。

相手先

国名

契約内容

契約年月日

契約期間

株式会社ピート

日本

資本及び業務提携に関する基本契約書

1.資本提携の概要

株式会社ピート(以下、「ピート」といいます。)が保有する自己株式を取得。

(1)取得株式数 普通株式 38,600株

(2)払込金額  1株につき 1,040円

(3)払込金額の総額   40,144,000円

(4)払込日  平成30年7月11日

2.業務提携の概要

(1)シーズメンの直営店舗等の販売網を活用した、ピートのブランド展開の拡大。

(2)ピートの財務体質改善向けた諸施策の実施。

(3)当社からピートへ、役員の派遣。

(4)今後の経営戦略に関する事項。

(5)その他経営上の重要な事項。

平成30年7月11日

定めなし

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米国の保護主義的な通商政策が貿易摩擦の激化をもたらすことが懸念され、それに伴う世界経済の下振れリスクや、記録的猛暑、集中豪雨、度重なる地震発生などの自然災害によるダメージの影響等により、景気の先行きは不透明な状況となっております。

アパレル小売業界におきましては、消費行動の多様化が進む中、衣料品に対する節約志向は依然として強く、経営環境は厳しい状況で推移いたしました。

このような状況のもと、当社は、前期に実施した不採算店舗の閉鎖及び従業員削減を主とする企業体質の強化に加え、当期は組織体制を大幅に見直し、販売本部、商品本部、MD部、経営企画部、店舗企画部を新設するとともに、新たな人材投入も行い、業績回復に向けた体制強化を図りました。

新体制のもと、「魅力ある店頭・VMDの実現」「CRMの強化」「MDの精緻化」「仕入先の戦略的な選択」「コスト削減の徹底」「過年度在庫の消化促進」「EC事業の拡大」の7つの項目を改善の大方針として掲げて、3月より取組みを進めております。

その結果、当第2四半期連結累計期間における既存店売上高前年比は104.2%となり、業績は計画通りの進捗で推移しております。

特に、販売面における「魅力ある店頭・VMDの実現」は、第1四半期会計期間から成果が現れており、当第2四半期連結累計期間の売上増にも貢献しております。具体的には、MD部・店舗企画部が主体となって店舗の現場に入り込んで売場づくりを実践し、模範となるモデル店舗を設置し、全店舗に同様の売場づくりを行うよう指導を徹底しました。その後、全店舗から売場写真の提出を受けて、検証・修正を行う作業を積み重ねることにより、確実に各店舗の売場を改善させてまいりました。

商品面においては、「MDの精緻化」として、主力商品を精査して選定したうえで、ロットを拡大した商品投入を行うことにより、売れ筋商品の在庫に厚みを持たせるとともに、シーズン商品の販売期間内消化を促進することにより滞留在庫を削減し、在庫内容の改善を進めました。

「EC事業の拡大」においては、自社サイト・ネットモールなど、販売チャネルごとに在庫管理を行っていたことによる非効率を改善するため、システムを導入して在庫管理の一元化を実施するとともに、EC事業への商品投入量も拡大して、事業の強化を進めてまいりました。

「仕入先の戦略的な選択」においては、平成30年7月11日に、当社の主要取引先のひとつである、株式会社ピート(以下「ピート」といいます。)と資本業務提携契約を締結し、新たな取り組みをスタートしております。

資本提携につきましては、ピートの保有していた自己株式38,600株を当社が40百万円で取得することにより、ピートの資本増強及び資金調達を図っております。今後は状況に応じて、融資による資金供給を実施する予定です。

また、そのための資金手当て、及び当社の成長に向けた投資資金調達として、平成30年8月31日に第三者割当による新株式発行を実施し、599百万円の資金調達を行っております。その他、資金面の動向につきましては、平成30年3月12日に第三者割当による新株式発行を実施し、当社の運転資金を主たる使途とする486百万円の調達を行っております。

業務提携につきましては、ピートは「Norton(ノートン)」、「GOTCHA(ガッチャ)」をはじめとして特徴のあるブランドを多数契約しており、当社はピートのブランド力を活用することにより、他社にはないブランド戦略を打ち出すことができると考えております。

早期に実行できる取り組みとして、ピートがこれまで直営店のみで取り扱ってきた商品群を、ピート直営店以外では当社が独占的に販売し、他社の小売店舗では扱えない独自性の高いブランド展開を強化すること、中長期的な取り組みとして、ピートが契約するブランドをフランチャイズ展開することにより、新たな販路を開拓し、業容の拡大を図ることなどがあり、競争が激化するカジュアルウェア市場において、今後の成長が見込める取り組みであると考えております。

店舗戦略においては、出店を抑制して既存店の強化に注力いたしました。当第2四半期連結累計期間における出店はなく、退店は1店舗で、当第2四半期連結会計期間末の店舗数は「METHOD」24店舗、「流儀圧搾」16店舗、「METHOD COMFORT」1店舗(アウトレット店)、「AGIT POINT」1店舗の合計42店舗となりました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は18億29百万円、営業損失は27百万円、経常損失は32百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は47百万円となりました。

 

当社は、当第2四半期連結会計累計期間に株式取得等によりピートを子会社化したことに伴い、当第2四半期連結会計期間から同社を連結の範囲に含めております。

なお、当該株式取得は平成30年7月31日をみなし取得日としており、かつ四半期連結決算日との差異が3ヶ月を超えないことから、当第2四半期連結会計期間末における連結貸借対照表について、ピートの平成30年7月31日の貸借対照表と連結を行っておりますが、当第2四半期連結累計期間における連結損益計算書には、ピートの損益計算書が連結対象期間に該当しないため、ピートの損益計算書は含んでおりません。

また、前第2四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。

なお、ピートの連結に伴い、当第2四半期連結会計期間末における連結貸借対照表において、のれんが557百万円計上されておりますが、当該金額は当第2四半期連結会計期間末において無形固定資産の評価が完了していないことによる暫定金額です。

 

 (2)財政状態の分析

  (資産)

当第2四半期連結会計期間末における資産は47億25百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金13億44百万円、受取手形及び売掛金4億40百万円、商品9億65百万円、有形固定資産5億20百万円、無形固定資産6億26百万円、投資その他の資産7億78百万円であります。

   (負債)

当第2四半期連結会計期間末における負債は33億15百万円となりました。主な内訳は、支払手形及び買掛金6億72百万円、未払費用2億42百万円、短期借入金13億31百万円、長期借入金2億52百万円、社債1億55百万円、資産除去債務3億3百万円等であります。

 

     (純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は14億10百万円となりました。主な内訳は、資本金7億88百万円、資本剰余金8億99百万円、利益剰余金△2億78百万円等であります。

 

 (3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、営業活動により1億28百万円減少、投資活動により2億26百万円増加、財務活動により9億31百万円増加し、13億44百万円となりました。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

      当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

    該当事項はありません。