当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症対策の規制類が順次緩和され、経済活動は正常化に向かいつつありましたが、一方で、急激な為替相場の変動やロシア・ウクライナ情勢に起因する資源価格の高騰などもあり、先行きは不透明な状況で推移いたしました。
衣料品小売業界におきましては、個人消費は緩やかな回復基調であったものの、物価上昇による家計の負担増加に伴い、防衛的な消費行動が強まる傾向もあり、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、下記の対策を実施してまいりました。
(株式会社シーズメン)
当社は前期まで連結子会社であった株式会社スピックインターナショナルを吸収し、従前の当社の事業である郊外ショッピングセンターやモールでミドルプライス商品を主として販売する事業に加えて、都心部ファッションビルや百貨店でハイプライス商品を主として販売する事業を展開しております。
従前の事業を第1事業部、当期に吸収した事業を第2事業部として組織編成をしております。
(第1事業部)
商品面におきましては、仕入先の見直しや商品仕入れの精緻化によって、原価の抑制に努めると共に、ターゲットを明確にした商品戦略としてオリジナルブランド商品を強化し、また、新たな取り組みとしてチチカカブランドのレディス商品投入による、女性客へのアプローチを強化する取り組み等を進めてまいりました。
販売面におきましては、客単価の向上に取り組み、METHODではボトムを軸としたトータル提案による接客販売やブランドアウター販売の強化を図り、流儀圧搾ではスカジャンを軸としながら高単価ブランド商品の販売に注力してまいりました。
店舗展開におきましては、当第3四半期連結累計期間における出店はなく、退店は4店舗で当第3四半期連結会計期間末の店舗数は「METHOD」18店舗、「流儀圧搾」11店舗、「AGIT POINT」1店舗、「G-LAND」1店舗、「FACETASM」1店舗の合計32店舗となりました。
(第2事業部)
商品面におきましては、顧客向けの先行投入を抑制し、実需に対応できる商材群の投入を強化。高額品からリーズナブル価格の商品群まで価格帯のバリエーションを拡げ、多くの客層を取り込むべく対応をしました。また、極力値下げを抑制することにより利益率の改善を推進しました。
販売面におきましては、当期より新たに立ち上げたカテゴリーである「TORNADO MART」のルームウェア、「HIGH STREET」ではゴルフライン商品群の販売を推進し、新規客層の取り込みを図りました。また、シーズン立ち上がりのタイミングで、上位顧客様に向けて割引クーポン付きカタログを送付することにより集客向上を図りました。
店舗展開におきましては、当第3四半期連結累計期間における出店はなく、退店は2店舗、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は「TORNADO MART」14店舗、「TORNADO MART WORLD」5店舗、「HIGH STREET」8店舗、「BLUE TORNADO」1店舗、「TORNADO MART OUTLET」1店舗の合計29店舗となりました。
(株式会社チチカカ)
商品面におきましては、チチカカの特色を活かしたインド商材の投入を進め、1点あたりの単価が高いワンピースやスカートなどの品揃えを強化、また、高い販売実績のあるリバイバル商品のラインナップ充実や高稼働率アイテムのリピート投入を推進すると共に、メインターゲットである30代女性顧客向け商品の品揃えを強化いたしました。
販売面におきましては、引き続き値引きを抑制した定価販売を推し進め、店舗間で好調商品情報を共有することにより在庫の効率的な運用に努めると共に、来店促進を図るため、顧客様に向けてSNSを活用したクーポン配信を行いました。
ECビジネスにおきましては、自社ECサイトにキャリア決済を導入し、顧客利便性を高めると共に、EC限定商品として小型犬用ウェアやキャリーバッグなどのペットグッズを展開し、新たな客層を開拓しました。
店舗展開におきましては、当第3四半期連結累計期間における出店はなく、退店は10店舗、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は「チチカカ」49店舗、「TITICACA MUNDO」1店舗、「アウトレット」1店舗の合計51店舗となりました。
以上の結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間における売上高は47億9百万円(前年同期比52.6%増)、営業
損失は141百万円(前年同四半期は148百万円の損失)、経常損失は136百万円(前年同四半期は122百万円の損失)、親
社株主に帰属する四半期純損失は178百万円(前年同四半期は284百万円の利益)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産は30億36百万円となり、前連結会計年度末と比べ、9億91百万円増加致しました。主に、売掛金2億57百万円、商品及び製品8億66百万円、のれん81百万円、敷金及び保証金1億90百万円等の増加、現金及び預金3億9百万円の減少であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は20億61百万円となり、前連結会計年度末と比べ、11億70百万円増加致しました。主に、買掛金4億89百万円、借入金5億37百万円、資産除去債務1億94百万円等の増加であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は9億75百万円となり、前連結会計年度末と比べ、1億78百万円減少致しました。主に利益剰余金1億78百万円の減少であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、株式会社チチカカを連結の範囲に含めたことにより、当社グループにおける従業員数が117名増加しております。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。