第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものです。

 

 (1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日から同9月30日までの6か月間)の経済概況は、米中摩擦が激化す

る中、貿易の弱まり等、経済減速が表面化しました。国内消費は、雇用・所得環境の改善等を背景に、概ね堅調な

推移でしたが、インバウンド需要に不確実性が高まりました。

外食産業全般では、一層のオーバーストア状況に加え、労働関係法令改正への対応や、人手不足に伴う人件費の

高騰等、経営環境は大変厳しい状況のまま推移しました。

 

このような環境下で当社グループは、4月より新たにフランチャイズ制度を導入し、社員起業での経営委託制度

によるフランチャイジー店舗として、第1号店(「一刻魁堂」豊川インター店/愛知県)を、直営店から転換しま

した。また、当期間の新規出店は3店舗(静岡県3店舗)で、12店舗で改装を実施する一方、不動産賃貸借契約の

期間満了により1店舗(奈良県)、および不採算店1店舗(愛知県)、計2店舗の退店をしました。

これらの結果、当期間末のグループ店舗数は89店舗(前年同期比2店舗の増加)となり、その内訳は下表の通り

です。

(単位:店舗、後ろの数字は内フランチャイズ店舗数)

部門/業態

当期間末

店舗数

前年

同期比

関東

地区

東海

地区

関西

地区

中国

地区

九州

地区

合 計

89/1

+2

 11

63/1

 7

 5

 3

 ラーメン部門

小計

57/1

-3

 3

51/1

 2

 1

-

 

一刻魁堂

49/1

-5

 3

43/1

 2

 1

-

 

桶狭間タンメン

 7

+2

-

 7

-

-

-

 

ロンフーエアキッチン

 1

±0

-

 1

-

-

-

中華部門

小計

 24

+1

 4

 8

 5

 4

 3

 

ロンフーダイニング

 18

±0

 3

 4

 5

 3

 3

 

ロンフービストロ

 4

±0

 1

 2

-

 1

-

 

ロンフーパティオ

 1

±0

-

 1

-

-

-

 

ロンフーキッチン加木屋中華

 1

+1

-

 1

-

-

-

その他

コメダ珈琲店

 8

+4

 4

 4

-

-

-

 

営業施策としては、働き方改革の一環として、年間5日の店舗休業日を設け、当期間中には郊外型店舗42店舗

にて5月13日、14日を連休として営業休止しました。これを含め、賃金の大幅な昇給、有給休暇取得の推進等、

労働環境改善を一層進めました。また、引き続き、店舗組織力や、オペレーション力向上により、商品力・サー

ビス力を改善し安定させることに注力し、教育の充実、生産性の向上に取り組み、6月より、全店で全席禁煙化

も実施しました。

これらの結果、既存店売上高は前年同期比101.0%となりました。

また、前期より子会社に加えた株式会社ハートフルワークでは、4月に「コメダ珈琲店」3店舗(磐田今之浦

店・掛川宮脇店・浜松原島店)の営業譲受による新店を加え、合計8店舗としました。

原価面では、各業態での価格改定効果が表れ、売上原価率は27.8%となり、前年同期比1.0ポイント改善しまし

た。

販売費及び一般管理費では、店舗の生産性向上が大きく、その売上高に占める割合は70.0%となり、同0.2ポイ

ントの改善となりました。

 

 

以上により、当第2四半期連結累計期間の売上高は、3,761百万円(前年同期比4.2%の増収)となりました。

利益面では、売上高の増加により諸経費の増加をカバーした結果、営業利益82百万円(同125.3%の増益)、経常

利益85百万円(同80.4%の増益)となりました。

また、将来の投資回収が見込めない1店舗の資産価値を減じたことによる減損損失29百万円、12店舗の改装等に

伴う固定資産除却損11百万円、および2店舗の退店に伴う損失9百万円、以上合計50百万円を特別損失に計上した

結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は19百万円(同238.5%の増益)となりました。

 

部門別の状況は、次のとおりです。

(ラーメン部門)

当部門の業態は、「一刻魁堂」、「桶狭間タンメン」および「ロンフーエアキッチン」です。

当期間の新規出店は無く、「一刻魁堂」7店舗(稲沢店、松河戸店、一ツ木店、朝日店、四日市インター店、岡

  崎石工団地店、サンステーションテラス福山店)で改装を実施し、退店は「一刻魁堂」2店舗(ならファミリー

  店、尾張旭南栄店)でした。また、「一刻魁堂」豊川インター店は、直営店からフランチャイズ店へと転換しまし

  た。

これらの結果、当期間末の当部門の店舗数は57店舗(前年同期比3店舗の減少)となり、その内訳等は、上記の

  表の通りです。

 

主力の「一刻魁堂」業態では、各時間帯の価格改定を進め、広告宣伝面で店舗数の多い東海地区を中心に媒体間

の連動性を強化し、また、テレビ番組企画として開発した「元祖白だし仕立て健康野菜のタンメン」をはじめ、

  「ボロネーゼ風茄子ときのこの麻婆まぜそば」等の季節商品も展開した結果、順調に業績が拡大しました。

「桶狭間タンメン」業態では、前期の積極的な店舗展開の反動がみられる中、時間帯別の商品構成の見直しや、

  オペレーションの再構築等を推進しました。

中部国際空港内フードコートに出店する「ロンフーエアキッチン」は、価格改定および設備増設の結果、インバ

  ウンドの追い風もあり大幅な業績拡大となりました。

 

以上の結果、当部門の既存店売上高は、前年同期間に比して100.8%となり、客数は同97.6%となりました。

また、部門合計の売上高は2,403百万円となり、前年同期比2.8%の減収となりました。

 

 

(中華部門)

当部門の業態は、「ロンフーダイニング」、その派生業態である「ロンフービストロ」、および「ロンフーパテ

  ィオ」、ならびに「ロンフーキッチン加木屋中華」です。

当期間には、新規出店は無く、「ロンフーダイニング」1店舗(イオンモール大阪ドームシティ店)で改装を実

  施、退店はありませんでした。

これらの結果、当期間末の当部門の店舗数は24店舗(前年同期比1店舗の増加)で、その内訳等は、上記の表の

  通りです。

 

「ロンフーダイニング」、「ロンフービストロ」、および「ロンフーパティオ」業態では、立地タイプ別にプレ

  ゼンテーションやオペレーションの改善を図った結果、前期に実施した価格改定との相乗効果もあり、売上、生産

  性および原価面でも成果がみられました。

商品面では、従前からの高付加価値路線を踏まえ、季節商品「豚バラ入り台湾チャーハン」、「牛もつ入り石鍋

麻婆茄子」等を販売、デザートでは、「アールグレイ香る紅茶と白桃ムースの杏仁」等を販売しました。

また、都心立地型の5店舗において、消費税増税もにらんだ売上増加策として、デリバリーサービスのウーバーイーツを導入し、一定の成果がみられました。

前期に新業態として出店した「ロンフーキッチン加木屋中華」は、引き続き、他社にない特長をもった中華の郊外型店舗として、その業態確立を推進しました。

 

以上の結果、当部門の既存店売上高は、前年同期間に比して102.4%となり、客数は同94.9%となりました。

また、部門合計の売上高は1,017百万円となり、前年同期比1.7%の減収となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における流動資産は1,423百万円となり、前連結会計年度末に比べ293百万円増加

   しました主な要因は現金及び預金が342百万円増加したためです。

固定資産は3,539百万円となり前連結会計年度末に比べ79百万円増加しました主な要因は建物が21百万円

   増加、差入保証金が10百万円増加したためです。

流動負債は1,732百万円となり前連結会計年度末に比べ16百万円減少しました主な要因は未払法人税等が

   23百万円増加した一方、短期借入金が100百万円減少したためです。

固定負債は1,985百万円となり、前連結会計年度末に比べ91百万円増加しました。主な要因は、長期借入金が

84百万円増加したためです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1,023百万円とな

   り連結会計年度末と比較して342百万円増加しました。

なお、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により得られた資金は265百万円(前年同期117百万円の収入)となりました。これは主に減価償却費

   117百万円、税金等調整前四半期純利益35百万円によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により支出した資金は177百万円(前年同期241百万円の支出)となりましたこれは主に新規出店

等に伴う有形固定資産の取得による支出152百万円によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により得られた資金は259百万円前年同期137百万円の支出となりましたこれは主に長期借入

れによる収入600百万円および株式の発行による収入287百万円があった一方、長期借入金の返済による支出502

百万円および短期借入金の返済による支出100百万円があったことによるものです。

 

  (4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課

   題はありません。
 

(5)研究開発活動

    該当事項はありません。

 

(6)従業員数

      当第2四半期連結累計期間において、従業員数に著しい変動はありません。

 

(7)生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、全社の販売実績の著しい変化はありません。

 

(8)主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、主要な設備に著しい変動はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、新たに決定した重要な契約は次のとおりであります。

 当社は、2019年9月25日の取締役会において、株式会社ハットリフーズの全株式を取得し、子会社化することを

決議し、2019年10月1日付けで全株式を取得しました。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)をご参照ください。