当第1四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
(1)継続企業の前提に関する重要事象等について
当社は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が全国に波及する状況のなか、緊急事態宣言の発令を受け店舗休業及び時間短縮営業等を実施し、当第1四半期累計期間において営業損失390,942千円を計上する状況にあり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在しているものと認識しております。
しかしながら、営業再開に際し当社は感染拡大防止を徹底するため、従業員の出勤前の検温、マスク着用の推奨、アルコールスプレーを要所に設置し手指の消毒の徹底等の対策を講じ、感染防止に努めた営業を行っております。また、外出自粛が強く意識される社会情勢のなか、中食への需要は増加傾向にありますので、この状況への対応としてテイクアウト及びデリバリーの強化を進めております。なお、当社の店舗は個室型の店舗が大半を占めており、不特定多数のお客様が同席する状況を排除しやすく、比較的安心してご飲食いただける店内環境を利した営業も可能であろうと考えております。
また、資金面におきましても、コミットメントライン契約を締結し、機動的かつ潤沢な資金の調達を可能とする体制を整えております。
以上により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる状況が存在するものの、重要な不確実性は認められないものと判断しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(業績の状況)
当第1四半期累計期間の我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が進む状況のなか、経済活動に強く制限を受けており、景気の先行きは非常に不透明な状況のなか推移しております。
外食産業におきましては、緊急事態宣言の発令を受け感染防止に対する社会的な要請への協力が強く求められるなか、店舗休業や時間短縮営業等の対応を強いられてまいりました。また、緊急事態宣言の解除後においても当該感染症の収束は不透明な状況にあり、経済活動の再開後においても来店数の回復には至らず、極めて厳しい営業環境を強いられる状況にあります。
当社におきましても、社会的な要請への対応として4月初旬から5月中旬にかけて全店舗の休業を実施し、その後においては地域別に順次営業を再開しておりますが、当該感染症の感染拡大に収束の見込が立たない状況のなか、同様の厳しい状況にあります。
このような状況のなか、当社は営業開始後も感染拡大防止措置として、従業員の出勤前の検温、マスク着用の推奨、手指の消毒の徹底等の対策を講じております。なお、当社の店舗は個室型の店舗が大半を占めており、不特定多数のお客様が同席する状況を排除しやすく、比較的安心してご飲食いただける店内環境を利した営業を行っております。
また、外出自粛が強く意識される社会情勢のなか、中食への需要増加に対応するためテイクアウト及びデリバリーの強化を進めております。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症に対する予防及び治療の確立に見込みが立たない状況のなかにありますので、飲食需要が低迷から脱するには程遠いものと思われ、非常に厳しい営業状況にあります。
この状況のなか、当面は外食産業の市場規模は縮小が先行するものと予想され、厳しい競争のなか店舗の淘汰が進むものと思われます。当社におきましても、収益性の回復が見込めない店舗につきましては、閉鎖を含めた厳しい判断を要するものと考えております。
反面、不動産市場においては優良物件の増加が予想されますので、新規出店に際しては選択の自由度はむしろ向上するものと考えております。当社におきましては、店舗閉鎖の先行による企業規模の過剰な縮小を防止し、将来の収益源の確保及び雇用の維持を目的として、慎重な判断を要するものではありますが、新規出店は今後も進める方針であります。
なお、当第1四半期累計期間において、次の新規出店及び店舗閉鎖を決定いたしました。
○新規出店店舗
大釜もつ煮五右衛門業態(新業態)2店舗(宮城県大崎市・神奈川県相模原市中央区)
○店舗閉鎖
忍家業態3店舗(埼玉県川越市・越谷市、千葉県佐倉市)
うま囲業態1店舗(東京都豊島区)※2020年5月末閉鎖
以上により、当第1四半期会計期間末の店舗数は96店舗となり、前年同四半期末に比べ5店舗減少し、前事業年度末に比べ1店舗減少いたしました。
業績につきましては、売上高は346,809千円となり前年同四半期に比べ1,150,003千円(76.8%)の大幅な減収となりました。また、販売費及び一般管理費は店舗休業に伴う変動費の減少及び不動産賃料の一時的な引き下げ等の固定費削減により659,843千円と前年同四半期に比べ459,210千円(41.0%)減少しましたが、営業損失390,942千円(前年同四半期13,950千円)・経常損失382,919千円(前年同四半期11,636千円)と大幅な損失となりました。
なお、店舗休業に伴い発生しました休業手当147,060千円を特別損失に計上し、当該損失への補填として申請しました雇用調整助成金143,743千円を特別利益に計上いたしました。また、店舗閉鎖の決定に伴い発生が見込まれる損失14,833千円を店舗閉鎖損失引当金繰入額として計上いたしました。
以上の結果、四半期純損失409,659千円となり、前年同四半期に比べ367,254千円増加いたしました。
当第1四半期累計期間における経営成績は次のとおりであります。
当第1四半期累計期間におけるセグメント別の経営成績は次のとおりであります。
①北関東エリア
当セグメントは、茨城県・栃木県・群馬県に設置する店舗で構成しております。当セグメントを構成する店舗は、過半数が郊外に立地する店舗であり、それらの店舗は比較的長期保有の店舗となっております。
当社の保有する店舗は、全般的に酒類販売に依存の高い店舗となっており、酒類消費が減退傾向を強める社会情勢のなか、特に郊外型の店舗はその影響を強く受けているものと考えております。
また、当セグメントは新型コロナウイルス感染者数が比較的多い地域であり、新型コロナウイルス感染拡大に伴い発令された緊急事態宣言を受け、4月初旬から5月中旬にかけて全店舗の休業を実施いたしました。その後順次全店舗の営業を再開いたしましたが、当該感染症の感染拡大に収束が見込めない状況のなか、極めて厳しい営業環境を強いられており、売上高及び営業利益は前年同四半期に比べ大幅に下回り推移しております。
なお、当第1四半期会計期間末の店舗数は40店舗と、前年同四半期末に比べ1店舗減少し、前事業年度末からの増減はありません。
②首都圏エリア
当セグメントは、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県に設置する店舗で構成しております。当セグメントを構成する店舗は、駅前に立地する店舗が大半を占めており、当該地域は集散人口が比較的多く広告宣伝に対する感度が高い地域と考えております。
また、当セグメントは新型コロナウイルス感染者が最も多い地域であり、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い発令された緊急事態宣言を受け4月初旬から5月下旬にかけて全店舗の休業を実施いたしました。その後順次営業を再開いたしましたが、当該感染症の影響を最も大きく受ける地域であり、緊急事態宣言解除後においても外出自粛等の感染予防策が強く求められております。以上のとおり、当セグメントは当社が出店する地域において最も厳しい営業環境を強いられており、売上高及び営業利益は前年同四半期に比べ大幅に下回り推移しております。
店舗の状況につきましては、次の新規出店及び店舗閉鎖を決定しております。
○新規出店1店舗
大釜もつ煮五右衛門相模原駅前店(神奈川県相模原市中央区)※2020年9月28日開店予定
○閉鎖4店舗
忍家本川越駅前店(埼玉県川越市)
忍家越谷レイクタウン駅南口店(埼玉県越谷市)
忍家ユーカリが丘駅前店(千葉県佐倉市)
うま囲巣鴨駅前店(東京都豊島区)※2020年5月末閉鎖
以上により、当第1四半期会計期間末の店舗数は39店舗となり、前年同四半期末に比べ3店舗減少し、前事業年度末に比べ1店舗減少いたしました。
③東北エリア
当セグメントは、宮城県・福島県・山形県に設置する店舗で構成しております。当セグメントを構成する店舗は、北関東エリアと同様に郊外に立地する店舗が多数を占めており、北関東エリアと同様の状況にあるものと考えております。
また、当セグメントは新型コロナウイルス感染者が比較的少ない地域ではありますが、当該感染症の感染拡大に伴い発令された緊急事態宣言を受け、4月初旬から5月中旬にかけて全店舗の休業を実施いたしました。その後順次全店舗の営業を再開いたしましたが、当該感染症の感染拡大に収束が見込めない状況のなか、極めて厳しい営業環境を強いられており、売上高及び営業利益は前年同四半期を大幅に下回り推移しております。
店舗の状況につきましては、次の新規出店を決定しております。
○新規出店1店舗
大釜もつ煮五右衛門古川駅前店(宮城県大崎市)※2020年8月7日開店
なお、当第1四半期会計期間末の店舗数は17店舗と、前年同四半期末に比べ1店舗減少し、前事業年度末からの増減はありません。
(財政状態の状況)
①資産の部
流動資産は、1,543,776千円となり前事業年度末に比べ199,062千円(11.4%)減少いたしました。
これは主に、売上高の減少に伴う「現金及び預金」の減少358,240千円及び「売掛金」の減少18,366千円等に対し、「前払費用」の増加39,406千円、雇用調整助成金の申請に伴う「その他」の増加143,464千円等によるものであります。
固定資産は、1,136,624千円となり前事業年度末に比べ7,827千円(0.7%)減少いたしました。
これは主に、減価償却の進捗及び減損損失の計上に伴う「有形固定資産」の減少10,091千円、返戻に伴う「長期貸付金」の減少3,183千円等に対し、有価証券の評価額の増加等による「その他」の増加6,018千円等によるものであります。
②負債の部
流動負債は、855,174千円となり前事業年度末に比べ228,595千円(36.5%)増加いたしました。
これは主に、「短期借入金」の増加300,000千円、店舗閉鎖の決定に伴う「店舗閉鎖損失引当金」の増加13,788千円及び「資産除去債務」の増加26,637千円等に対し、仕入高の減少に伴う「買掛金」の減少40,968千円、賞与算定対象月数の差異による「賞与引当金」の減少16,530千円、株主優待の実施に伴う「株主優待引当金」の減少22,417千円等によるものであります。
固定負債は、411,794千円となり前事業年度末に比べ15,870千円(3.7%)減少いたしました。
これは主に、店舗閉鎖の決定に伴う「資産除去債務」の減少15,690千円等によるものであります。
③純資産の部
純資産合計は、1,413,432千円となり前事業年度末に比べ419,615千円(22.9%)減少いたしました。
これは「四半期純損失」409,659千円及び「剰余金の配当」19,843千円に対し、「その他有価証券評価差額金」の増加9,888千円によるものであります。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
(3)研究開発活動
該当事項ありません。
当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。