第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」からの重要な変更があった事項は以下のとおりであります。

当社は、取引金融機関との間で締結したシンジケートローン契約について、全額返済により当該契約を終了したことにより、前事業年度の有価証券報告書に記載した「(11)財務制限条項に関するリスク」は消滅しております。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間(平成31年2月~令和元年7月)におけるわが国経済は、各種政策等の効果もあって、緩やかな回復基調が続いており、雇用・所得環境の改善が続くなかで、個人消費も緩やかではありますが持ち直しているものの、消費者マインドは弱含みで推移しております。又、米国、中国をはじめとする海外の経済の先行き、政策に関する不確実性による影響、金融資本市場の変動の影響等により、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
 当社グループは、お客様のライフスタイル作りのサポートとして「より良い商品」「より良い価格」「より良いサービス」をモットーに、新しい価値観の提案・提供を通して社会の発展に貢献することを経営の基本方針に、既成概念にとらわれることなくチャレンジを続け、インターネット通販事業を中心に事業活動を行っております。

事業のセグメント別の業績は、次のとおりであります。
 

①インターネット通販事業

当第2四半期連結累計期間における国内の家電小売業界は、平成30年12月1日より新4K8K衛星放送が開始となり、テレビをはじめ冷蔵庫や洗濯機も高付加価値商品を中心に順調に展開しました。エアコン等の季節商品についても、令和元年5月中旬以降に気温が上昇したこともあり好調に推移し、又、令和2年1月の「Windows7」サポート終了を見据えた買い替え需要によりPCも堅調に推移しました。

このような状況の中、当社が出店する「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazonマーケットプレイス」等の外部サイトの売上は、引き続きOA周辺機器や掃除機・洗濯機を中心に堅調に推移しました。又、PC、タブレット等のOA機器についても前年同四半期比で伸長しており、今後も売れ筋商品の在庫施策等により更なる売上確保に努めてまいります。

サイト別では、「Amazonマーケットプレイス」については、在庫保管・商品配送代行サービス「フルフィルメント by Amazon(FBA)」により業務効率の改善を図り、取扱いアイテムも広げて売上は好調に推移しています。

一方、オリジナルサイト「ecカレント」では、WEB接客ツールのチャット機能により、お客様が希望する配送場所に応じた最短納期のスムーズな案内等が可能となり、在庫施策と連動させたプロモーションを展開し、設置サービスが必要な冷蔵庫、洗濯機等の大型家電の売上が大きく伸長し好調に推移しています。

各カテゴリにおける前年同四半期比では家電7.8%増、パソコン15.3%増、周辺機器・デジタルカメラ5.0%増となりました。

又、令和元年7月に会社設立20周年を迎えたのを機に、新プライベートブランド「イーネーズ(enas)」を今後展開していきます。コンセプトは、必要な機能をシンプルに絞り込み、更に“あったらいいね!”と思える便利機能を加え、洗練されたデザインで新しい価値を提案する、いいもの(商品)の提供を目指します。今秋、その第1弾となるアイテムの発売を予定しております。

その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は10,199百万円(前年同四半期比5.0%増)、営業利益118百万円(前年同四半期は8百万円の営業損失)となりました。

 

インターネット通販事業の売上・来店客数推移

 

 

売上高(百万円)

営業損益(百万円)

来客数(千人)

受注件数(千件)

棚卸資産回転率(回転/年換算)

当第2四半期連結累計期間

10,199

118

10,539

626

10.2

前第2四半期連結累計期間

9,710

△8

6,729

726

9.9

 

※セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。

 

 

 

 

 

 

(百万円)

 

家電

パソコン

周辺/デジカメ

その他

合計

当第2四半期連結累計期間

5,007

976

3,517

696

10,199

前第2四半期連結累計期間

4,643

847

3,348

870

9,710

 

※当該数値は、独立監査人による四半期レビューを受けておりません。

 

②ビューティー&ヘルスケア事業

株式会社エックスワンにおいて展開される、ビューティー&ヘルスケア事業では、新商品として、平成31年4月に、昨今の多様化するインバウンド需要により引き続き拡大が見込まれる訪日観光客のニーズを見据えたヒト幹細胞培養液配合の保湿美容液「ORIGAMI エクセレントセラム」、令和元年5月にマッサージで頭皮の健康を保ち、汚れを落として美しい髪を育む「XLUXES エグゼティシャンスカルプブラシ」を発売し、売上は堅調に推移しています。 
 又、自身の肌に合うか一度試されたい方や、持ち運びに便利なサイズで旅先でも重宝するヒト幹細胞培養液配合スキンケアシリーズ「XLUXES スキンケアお試しセット」を8月より販売し、今後一層の販売強化を図ります。
 売上高に関しましては、会員向け新ビジネスプラン「エックスツーバード」は好調を維持しましたが、第1四半期に引き続いて卸販売先の店舗展開等の影響もあり想定より売上の伸びが少なかったため、全体として前年同四半期を下回りました。一方、利益面に関しましては、原価及び広告宣伝費等の見直しによって当初の計画より上回りました。
 その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は979百万円(前年同四半期比10.2%減)、営業利益34百万円(前年同四半期比48.1%増)となりました。
 

ビューティー&ヘルスケア事業の売上推移

(百万円)

 

パーソナルケア

ヘルスケア

その他

合計

当第2四半期連結累計期間

776

164

39

979

前第2四半期連結累計期間

906

128

55

1,091

 

※セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。

※当該数値は、独立監査人による四半期レビューを受けておりません。

 

③その他事業(「各種販売支援事業」、「オンライン・ゲーム事業」)

「各種販売支援事業」では、国内免税店21店舗において訪日観光客向け販売や株式会社エックスワン商品の会員向け販売のシステム・物流支援等を行っています。

平成31年1月~令和元年6月における訪日外客数は推計1,663万人で前年同期比4.6%増、消費総額は推計2兆4,326億円で前年同期比8.3%増の伸びとなりました。

「オンライン・ゲーム事業」では、共同企画・運営を行っているタイトルが、概ね計画通りに安定した売上を維持しております。

その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は302百万円(前年同四半期比41.6%減)、営業利益61百万円(前年同四半期比54.6%減)となりました。

 

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は11,419百万円(前年同四半期比2.5%増)、営業利益73百万円(前年同四半期は5百万円の営業利益)、経常利益68百万円(前年同四半期は3百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は31百万円(前年同四半期は10百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

資産、負債及び純資産の状況

(資産の部)

当第2四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ434百万円増加し、5,592百万円となりました。これは主に、現金及び預金97百万円増加、商品537百万円増加、受取手形及び売掛金214百万円減少によるものであります。

(負債の部)

当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ401百万円増加し、3,833百万円となりました。これは主に、買掛金409百万円増加、短期借入金90百万円増加、未払法人税等32百万円減少、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)44百万円減少によるものであります。

(純資産の部)

当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ33百万円増加し、1,759百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益31百万円の計上によるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ96百万円増加し、679百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果増加した資金は、79百万円(前年同四半期は19百万円使用)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益58百万円、売上債権の減少額214百万円、仕入債務の増加額409百万円であり、支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額532百万円、法人税等の支払額62百万円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、25百万円(前年同四半期は69百万円使用)となりました。収入の主な内訳は、差入保証金の回収による収入30百万円であり、支出の主な内訳は、無形固定資産の取得による支出56百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果増加した資金は、42百万円(前年同四半期は81百万円使用)となりました。収入の内訳は、短期借入金の純増額90百万円であり、支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出44百万円によるものであります。

 

(4) 研究開発活動

  該当事項はありません。

 

 

(5) 生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、商品仕入実績、ビューティー&ヘルスケア事業及びその他事業の販売実績が著しく変動いたしました。

 

① 商品仕入実績

 

 

 

セグメントの名称

 

仕入高(千円)

 

前年同四半期比(%)

インターネット通販事業

9,104,131

+10.9

ビューティー&ヘルスケア事業

164,189

△26.1

その他事業

119,325

△14.3

 

(注) 1.セグメント間の取引は、相殺消去しておりません。

2.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。

3.インターネット通販事業における商品カテゴリー別仕入は、次のとおりであります。

 

 

 

商品カテゴリー

 

仕入高(千円)

 

前年同四半期比(%)

家電

4,389,829

+12.9

パソコン

937,129

+22.6

周辺機器/デジタルカメラ

3,268,765

+11.4

ソフト

126,887

△39.7

その他

381,520

△7.3

合  計

9,104,131

+10.9

 

(注) その他カテゴリーには、時計・ブランド・生活用品・雑貨等が含まれております。

 

② 販売実績

 

 

 

セグメントの名称

 

売上高(千円)

 

前年同四半期比(%)

ビューティー&ヘルスケア事業

979,988

△10.2

その他事業

302,443

△41.6

 

(注) 1.セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。

2.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において終了したコミットメントライン契約

下表の契約については、全額返済により契約を終了いたしました。

契約形態

シンジケーション方式によるコミットメントライン

組成金額

11億円

契約締結日

平成29年12月26日

コミットメント期間

平成29年12月29日~令和元年6月28日

アレンジャー

株式会社三菱UFJ銀行

エージェント

株式会社三菱UFJ銀行

参加金融機関

株式会社三菱UFJ銀行

株式会社東京スター銀行