文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や日本銀行の金融緩和策等の効果による設
備投資の堅調な伸びが続き、企業収益は総じて回復基調が続いております。一方で、個人消費は、物価上昇率低下
に伴う実質所得の下げ止まりや消費者マインドの改善もあり、持ち直しの動きが続いていますが、海外経済の不確
実性や金融資本市場の変動の影響等、依然として先行きが不透明な状況となっております。
当外食業界におきましては、景気回復に伴い、高価格帯商品にシフトする消費者志向の変化が見られたものの、
全般的には消費者の節約志向が依然として高く、また、中食業界の拡大、新規参入が容易であること等による競争
の激化等により、厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社は関東圏を中心とした当社ブランドの更なる認知度向上を企図し、平成30年7月には
東京都新宿区のJR新宿駅南口にある新宿ミロード内にビビンバ専用店「VEGEGO」と表参道のランドロイド・ギャラ
リー内にウバ茶・抹茶・ほうじ茶を使用した本物志向のミルクティー専門店「CHAVATY」、平成30年11月には東京
都江東区の台場駅より徒歩5分のダイバーシティ東京プラザのフードコートに新しいスタイルのかつの楽しみ方を
提案する新業態「元祖 変わりかつめし専門店 かつゑもん」の新規出店を進める等、多様化する消費者のニーズに
対応するため、付加価値の高い料理の開発や、新たな業態の構築にも尽力しております。
また、プラットフォームシェアリング事業については、外食企業向けの更なるプラットフォーム強化を進めるとともにフランチャイズ事業も本格的に開始しており、今後につきましても、あらゆる可能性を模索しながら、事業の拡大に努めたいと考えています。
以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は、5,021百万円(前期比8.0%増)、営業利益221百万円(前期比2.8%増)、経常利益221百万円(前期比3.0%増)、四半期純利益55百万円(前期比57.8%減)となりました。
なお、当社はイータリー・アジア・パシフィック株式会社における創業フェーズの役割を終えたため、親会社である三井物産株式会社に売却いたしました。そのため、特別損失として関係会社株式売却損121百万円を計上しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期会計期間末における資産合計は4,197百万円となり、前事業年度末と比較して195百万円減少しております。
流動資産合計は1,753百万円となり、前事業年度末と比較して34百万円減少しております。減少の主な要因は、売上伸長により売掛金及び預け金94百万円、原材料及び貯蔵品13百万円の増加があったものの、現金及び預金160百万円の減少があったことによるものであります。
固定資産合計は2,443百万円となり、前事業年度末と比較して160百万円減少しております。減少の主な要因は、固定資産の減価償却費103百万円、差入保証金の減少40百万円によるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は2,339百万円となり、前事業年度末と比較して151百万円減少しております。
流動負債合計は1,325百万円となり、前事業年度末と比較して60百万円減少しております。減少の主な要因は買掛金93百万円の増加があったものの、1年内返済予定の長期借入金107百万円、未払法人税等46百万円の減少があったことによるものであります。
固定負債合計は1,014百万円となり、前事業年度末と比較して91百万円減少しております。減少の主な要因は、長期借入金から1年内返済予定の長期借入金への振替え87百万円によるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は1,857百万円となり、前事業年度末と比較して43百万円減少しております。減少の主な要因は、四半期純利益55百万円に伴う利益剰余金の増加があったものの、配当金の支払い102百万円による減少があったことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが232百万円の資金増、投資活動によるキャッシュ・フローが86百万円の資金減、財務活動によるキャッシュ・フローが307百万円の資金減となりました。その結果、当第2四半期会計期間末における資金残高は、前事業年度末と比較し240百万円減少し996百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は232百万円(前年同期は388百万円の収入)となりました。これは主に、売上債権の増加により56百万円の資金減少影響があったものの、税引前四半期純利益95百万円の計上に加え、減価償却費103百万円、仕入債務の増加93百万円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は86百万円(前年同期は68百万円の支出)となりました。これは主に、差入保証金の回収による収入50百万円があったものの、新規店舗出店に伴う有形固定資産の取得による支出122百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は307百万円(前年同期は172百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入金返済による支出195百万円、配当金の支払101百万円等によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(株式譲渡契約書の締結)
当社は、関連会社であるイータリー・アジア・パシフィック株式会社(本社:東京都渋谷区)の当社保有株式のすべてを、三井物産株式会社に譲渡すること(以下「本株式譲渡」といいます。)を平成30年10月5日の取締役会で決議し、同日、株式譲渡契約を締結いたしました。三井物産株式会社より当該譲渡代金の払い込みがあり、本株式譲渡にかかるすべての手続が完了しました。