当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成30年3月1日~同年5月31日)におけるわが国経済は、政府・日銀による継続的な経済対策や金融政策の効果から雇用情勢の改善を中心とした緩やかな景気回復基調で推移しましたが、世界的な貿易摩擦の影響などもあり、経済動向に変調の兆しが見受けられました。
また、インバウンドの恩恵を受けてはいるものの、国内における雇用環境の改善が賃金の上昇を伴わず、天候不順による食料品の高騰や生活必需品などの物価上昇の懸念もあることから、個人消費は引き続きさえない動きとなっております。さらに、消費者に根付いた低価格志向は変化がなく、依然として先行き不透明な状態が継続しており、楽観視はできない状況で推移しました。
外食業界におきましても、原材料価格の上昇や物流コストの上昇、また人手不足を背景とした人件費の上昇なども一段と高まるなど、経営環境は一層の厳しさを増しております。さらに、消費者の根強い低価格志向の中、業界の垣根を超えた企業間競争も激化するなど、お客様の選別は一層厳しくなり、消費の動向は予断を許さない状況が継続しております。
このような状況のもとで、当社グループは、「外食業界におけるエクセレント・リーディングカンパニー」の地位確立を目指し、立地を厳選してグループ全体で27店舗(直営店21店舗、加盟店4店舗、海外2店舗)を新規出店しました。
既存事業においては、新メニュー開発やブランド価値向上を目指した店舗改装などを積極的に展開したほか、昨年来進めている新規業態のブラッシュアップに注力致しました。また、物流や購買の見直しを図り、業務の効率化を推進するとともに、徹底した管理コストの削減など、事業基盤の強化に努めました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高327億60百万円(前年同期比0.9%減)の減収、営業利益27億42百万円(前年同期比14.5%減)、経常利益27億54百万円(前年同期比13.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益17億26百万円(前年同期比16.8%減)となりました。
各セグメントの概況は次のとおりであります。
(日本レストランシステムグループ)
日本レストランシステムグループでは、洋麺屋五右衛門を中心とした既存事業のブラッシュアップに注力したほか、「星乃珈琲店」を新規出店するなど、店舗網の拡大に努めました。その結果、星乃珈琲店の店舗数は、平成30年5月末時点で国内においては223店舗となり、うち加盟店は19店舗となりました。また、コーヒーの味にこだわったメニュー替えを実施し従来のメインであった「星乃ブレンド」に加え新たに「彦星ブレンド」「織姫ブレンド」の2種を加えるとともにドリンクセットを充実させ、お客様のニーズに応えて堅調に推移しております。
なお、注力している肉業態の展開においては、横浜市のたまプラーザ、ジョイナステラス二俣川に「腰塚」ブランドで惣菜・焼肉店を出店し、お客様の満足度やブランド価値の向上に努めました。
商品戦略につきましては、引き続き、マーケティング力の強化に努め、既存ブランド、新規ブランドともに商品力を高めることでお客様にご満足頂ける商品を提供すると同時に、多ブランド展開における効率化を考慮した商品開発を実施し、原価管理を徹底しております。
以上の結果、売上高は増加したものの人員確保やアルバイトの時給増などによる人件費が増加したことにより、日本レストランシステムグループにおける売上高は112億34百万円(前年同期比4.1%増)、セグメント利益は11億39百万円(前年同期比18.7%減)となりました。
(ドトールコーヒーグループ)
ドトールコーヒーグループの小売事業及びフランチャイズ事業においては、ドトールコーヒーショップを中心に、昨年来のテーマ「MADE IN JAPAN~厳選された国産素材の提供~」に季節性を加えることで、魅力ある商品作りに注力いたしました。
ドトールコーヒーショップでは、国産牛を使用した「ミラノサンド国産牛グリルビーフ」や沖縄県西表島産黒糖を100%使用した「黒糖ラテ」などを発売し、お客様からのご好評を頂きました。また、大宮駅東口にドトール珈琲農園の4号店を新規出店、さらに関西エリアでの新たな展開として、日本人による日本人のための珈琲「神乃珈琲」を京都・四条高倉に出店するなど、新業態の拡大を図っております。
卸売事業においては、ドリップコーヒーやコーヒー原料などの販路および取引先の拡大、またコンビニエンス・ストアを中心にチルド飲料など定番商品と新商品の継続的な投入に注力したほか、他企業とのコラボレーションなど新たな商品の開発・販売を展開するなど、引き続き業容拡大に努めました。
以上の結果、ドトールコーヒーグループにおける売上高は199億43百万円(前年同期比2.3%減)、セグメント利益は13億84百万円(前年同期比4.6%減)となりました。
(その他)
報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主に国内及び海外における外食事業に係る小売及び卸売りに関する事業となります。売上高は15億81百万円(前年同期比14.1%減)、セグメント利益は2億2百万円(前年同期比36.7%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、季節要因を伴った営業の拡大に伴う売掛金の増加や、新規出店及び店舗改装における固定資産の増加等により1,228億37百万円と前連結会計年度末と比べ8億33百万円の増加となりました。負債は、未払法人税等の減少等により248億53百万円と前連結会計年度末と比べ1億91百万円の減少となりました。純資産は、剰余金の増加等により979億83百万円となり前連結会計年度末と比べ10億25百万円の増加となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
特記事項はありません。