○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………2

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………2

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………4

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………5

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………5

2.経営方針 …………………………………………………………………………………………………………………6

(1)会社の経営の基本方針 ……………………………………………………………………………………………6

(2)目標とする経営指標 ………………………………………………………………………………………………7

(3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 ………………………………………………………………7

3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………9

4.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………10

(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………10

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………12

連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………12

連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………………14

(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………………15

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………17

(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………19

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………19

(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………19

(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………19

(収益認識関係) ……………………………………………………………………………………………………23

(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………24

      (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………24

5.補足情報 …………………………………………………………………………………………………………………25

    売上及び仕入の状況  ………………………………………………………………………………………………25

 

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度(2024年4月1日~2025年3月31日)におけるわが国経済は、賃上げや各種政策の効果もあり、雇用・所得環境が改善する中、景気が緩やかに回復しておりますが、物価上昇の継続による消費の減速懸念や地政学リスクの高まり、金融資本市場の変動等による下振れリスクにより、先行き不透明な状況が続いております。

ドラッグストア業界におきましても、業種・業態を越えた競合企業の新規出店、商勢圏拡大に向けた新たなエリアへの侵攻、M&Aによる規模拡大、同質化する異業種との競争、それらが要因となる狭小商圏化など、当社を取り巻く経営環境は厳しい状況が継続しております。

このような環境の中、当社グループの重点戦略は国内とグローバルに分け設定し、国内戦略として「お客様のライフステージに応じた価値提供」を戦略テーマに3つの重点戦略、①利便性の追求-お客様との繋がりの深化、②独自性の追求-体験やサービス提供の新化、③専門性の追求-トータルケアの進化と、グローバル戦略として「アジア市場での更なるプレゼンス向上」を戦略テーマに④グローバル事業の更なる拡大を重点戦略として設定し取組んでおり、特に当期においては、長期的な業績向上に向け、人的資本やシステム等への成長投資を進めました。

PB(プライベートブランド)商品につきましては、当社グループ初のメンズスキンケア・ヘアケアプライベートブランドとなる「KNOWLEDGE(ナレッジ)」の販売を開始し、順次ラインナップを拡大いたしました。また、「nake(ネイク)」や「RECiPEO(レシピオ)」から新商品の追加展開を行うなど既存ブランドの育成も推進いたしました。この他、当社グループの顧客接点を活用し、店舗とアプリ・オンラインストアを融合する施策の推進や、デジタルを活用した新しい調剤サービス「マツキヨココカラMe」の開始等を通して、お客様の利便性の向上を図っております。

2025年3月末現在における当社グループの顧客接点数は、1億5,808万となり、国内店舗数は3,499店舗(うち調剤薬局数1,002店舗、健康サポート薬局数120店舗)となりました。

さらに、当社が展開する「マツモトキヨシ」のブランドは、世界最大のブランディング専門会社であるインターブランド社によるグローバルに展開される日本発のブランド価値評価ランキング「Best Japan Brands 2025」において73位にランクインし、2025年も日本のドラッグストアとしてナンバーワンブランドの評価をいただきました。あわせて、当社の健康経営についても、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する取組みが評価され、経済産業省と日本健康会議が共同で選出する「健康経営優良法人2025(大規模法人部門(ホワイト500))」に認定されました。

 

これらの結果、当連結会計年度における主な経営成績は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(百万円)

当連結会計年度

(百万円)

増減額

(百万円)

増減率

(%)

売上高

1,022,531

1,061,626

39,095

3.8

営業利益

75,705

82,082

6,376

8.4

経常利益

80,499

86,271

5,772

7.2

親会社株主に帰属する当期純利益

52,347

54,675

2,327

4.4

 

 

セグメントの業績概況について

<マツモトキヨシグループ事業>

マツモトキヨシグループ事業では、4つの重点戦略に対して、以下の取組みを実行いたしました。

①利便性の追求-お客様との繋がりの深化として、社会全体のデジタル化が進み、お客様のライフスタイルが変化しつつある中で、一人ひとりのお客様と深く繋がっていくことでニーズを的確に捉え最も身近な存在となることが必要と考えております。そのため、デジタルと店舗網を活用した届ける仕組みづくり、様々な買い物スタイルの提供など、利便性を追求していくことで、お客様により深く寄り添う企業を目指しております。

②独自性の追求-体験やサービス提供の新化として、激しい競争環境の中で、お客様との様々な接点から蓄積されたデータと高いマーケティング分析力を活かし、お客様の価値観に基づいた商品・サービスや店舗モデルの開発、メーカー様向け広告配信事業の展開など、マツモトキヨシグループならではの独自性を追求していくことで、お客様に選ばれる企業を目指しております。

 

③専門性の追求-トータルケアの進化として、少子高齢化が進み、健康長寿社会の実現を目指すわが国においては、様々なお客様のライフステージに応じた質の高いサービスを提供することで、地域社会により大きな安心と喜びを提供していくことが求められていると考えております。そのため、セルフメディケーションの推進やオンラインを活用した服薬指導・接客などに加え、心と身体の両面でのビューティーケアなど、専門性を追求していくことで、地域包括ケアシステムを支え、すべての人がいつまでも美しく、健康で心豊かな生活を送れるよう取組んでおります。

④グローバル事業の更なる拡大では、アジアを中心とした新たな進出国の開拓や海外店舗展開、越境EC事業の拡大を図るため、海外SNSの活用やグローバル会員獲得によるアプローチ強化、グローバルで活躍する人材の開発、海外で支持される商品の開発などに積極的に取組むことで、美と健康への意識が高まっているアジア地域での事業規模拡大とプレゼンス向上を目指しております。

PB商品につきましては、「matsukiyo」からフェムケア特化の新ブランド「FEMRISA(フェムリサ)」や、新発想の美容おやつ「BEAU DOLCE(ボウドルチェ)」の展開を開始したほか、グローバルPBである「ポリュバリアシリーズ」の新商品を多数発売し、グローバルなブランド育成も積極的に推進いたしました「matsukiyoLAB」の「免疫ケアシリーズ」からブランド初となる2つの機能性表示を取得した新商品を発売したほか、サステナブルロカボライン等シリーズのラインナップの充実も進めました。

2025年3月末現在におけるマツモトキヨシグループの国内店舗数は1,938店舗(うち調剤薬局数461店舗、健康サポート薬局数33店舗)となり、薬局経営支援サービスである調剤サポートプログラムの加盟店舗数は250店舗まで拡大いたしました。また、海外店舗展開として、グアムに新規出店し、海外店舗数は、タイ王国で29店舗、台湾で24店舗、ベトナム社会主義共和国で13店舗、香港で12店舗、グアムで1店舗の合計79店舗となりました。

マツモトキヨシグループでは、マスクや検査キットなど、新型コロナウイルス関連商品の反動減はあったものの、都市部や繁華街、商業施設内等の人流の拡大や訪日外国人観光客の増加により、化粧品を中心として売上が好調に推移いたしました。

 

<ココカラファイングループ事業>

ココカラファイングループ事業では、「利便性の追求-お客様との繋がりの深化」「独自性の追求-体験やサービス提供の新化」「専門性の追求-トータルケアの進化」という3つの国内重点戦略に対して、マツモトキヨシグループと同様の取組みを実行いたしました。

ココカラファイングループでは、マスクや検査キットなど、新型コロナウイルス関連商品の反動減や売上構成比の高い調剤事業における薬価改定の影響等があったものの、ロイヤルカスタマーの醸成に向けた効率的かつ効果的な販促策の実施により化粧品の売上が伸長し、全体の売上を押し上げました。

2025年3月末現在におけるココカラファイングループの国内店舗数は1,561店舗(うち調剤薬局数541店舗、健康サポート薬局数87店舗)となりました。

 

[国内店舗の出店・閉店の状況]

国内店舗の出店・閉店の状況は次のとおりであります。

                                                                            (単位:店舗)

 

2024年3月31日現在の店舗数

出店

閉店

2025年3月31日現在の店舗数

マツモトキヨシグループ

1,904

55

21

1,938

ココカラファイングループ

1,560

25

24

1,561

合計

3,464

80

45

3,499

 

 

 

<管理サポート事業>

管理サポート事業では、当社グループ会社が取り扱う商品の仕入や当社グループ会社の経営管理・統轄、その間接業務の受託業務、当社グループ会社からの配当金収入及び、外部への商品供給・施工業務・広告宣伝等を行っており、業務活動の範囲も拡大しております。

 

これらの結果、セグメントの業績は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(百万円)

当連結会計年度

(百万円)

増減額

(百万円)

増減率

(%)

マツモトキヨシ

グループ事業

売上高

633,117

667,226

34,109

5.4

 

セグメント利益

51,741

57,952

6,210

12.0

 

ココカラファイングループ事業

売上高

386,845

391,026

4,180

1.1

 

セグメント利益

21,795

23,805

2,009

9.2

 

管理サポート

事業

売上高

636,534

655,142

18,607

2.9

 

セグメント利益

30,259

20,185

△10,073

△33.3

 

調整額

売上高

△633,966

△651,768

△17,802

 

セグメント利益

△28,090

△19,860

8,229

 

合計

売上高

1,022,531

1,061,626

39,095

3.8

 

セグメント利益

75,705

82,082

6,376

8.4

 

 

 

(2)当期の財政状態の概況

(資産)

当連結会計年度末における総資産につきましては、前連結会計年度末に比べて119億67百万円減少して7,127億80百万円となりました。これは主に、商品が55億94百万円、投資有価証券が34億46百万円増加したものの、未収還付法人税等が86億46百万円、のれんが64億78百万円、現金及び預金が59億70百万円減少したこと等によるものであります。

 

(負債)

負債につきましては、182億89百万円減少して1,912億80百万円となりました。これは主に、買掛金が20億94百万円増加したものの、1年内返済予定の長期借入金が184億円、その他の固定負債が11億69百万円減少したこと等によるものであります。

 

(純資産)

純資産につきましては、63億22百万円増加して5,214億99百万円となりました。これは主に、資本剰余金が272億24百万円減少、自己株式が35億95百万円増加したことによる純資産の減少があったものの、利益剰余金が378億41百万円増加したこと等によるものであります。

 

 

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は1,117億50百万円となり、前連結会計年度末と比較して59億70百万円減少となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果獲得した資金は、814億72百万円(前期は635億6百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益838億94百万円の計上等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、207億92百万円(前期は227億60百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出88億34百万円、無形固定資産の取得による支出56億24百万円、関係会社株式の取得による支出49億98百万円等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、666億62百万円(前期は182億73百万円の使用)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出309億53百万円、長期借入金の返済による支出184億円、配当金の支払額による支出168億31百万円等によるものであります。

 

(資本の財源及び資金の流動性)

当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主に営業活動により得られた資金を新規出店に係る設備投資に充当しております。

 

(4)今後の見通し

次期の見通しにつきましては、わが国経済は、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果により景気が緩やかに回復することが期待されます。一方、物価上昇による消費の減速懸念や地政学リスクの高まり、金融資本市場の変動などによる景気の下振れリスクが懸念され、先行き不透明な状況が継続するものと見込まれます。

このような状況の中、2026年3月期~2031年3月期を対象期間とする中期経営計画を策定し、新たな3つの重点戦略(①差別化戦略:当社ならではのプラットフォームビジネスの強化、②投資戦略:価値共創に向けたビジネスインフラへの投資、③社会貢献・還元:企業価値向上に資する持続可能な経営の実践)を掲げ、大都市圏に強みを持つ店舗網や、魅力的なPB(プライベートブランド)商品、店舗とアプリ・ECを融合するサービス、1億5千万を超える顧客接点といった当社の強みを活かしたビジネスの拡大により、差別化を図り、お客様およびお取引先に選ばれる企業を目指してまいります。

 

以上を踏まえて、2026年3月期における連結業績予想は、売上高11,000億円(前期比3.6%増)、営業利益855億円(同4.2%増)、経常利益895億円(同3.7%増)、当期純利益565億円(同3.3%増)を見込んでおります。

 

なお、上記の業績予想は、当社が本資料の発表日現在において入手可能な情報と予測に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により、上記予想数値と異なる可能性があります。

 

 

 

2.経営方針

(1) 会社の経営の基本方針

当社は創業以来、創意工夫を凝らし、新たな常識を創ることで様々な価値をお客様に提供してきたことに加え、地域におけるヘルスケアネットワークを構築するという想いで、お客様の「健康でいたい」、「美しくありたい」という想いに対してお応えし続けてまいりました。今後も、当社ならではの魅力的な商品・サービス、価値や体験を通して、お客様の想いを実現することが当社の役割であると考え、経営の基本方針として、グループ理念、グループビジョン及びグループスローガンを、更に深めて実現していく姿と捉え、変更せずに継続して以下のように設定しております。

 

① グループ理念

「未来の常識を創り出し、人々の生活を変えていく」

“未来の美と健康”を考え抜き新たな顧客体験を創り出し輝きを増していく生活地域社会の実現に貢献する 

 

② グループビジョン

「美しさと健やかさを、もっと楽しく、身近に。」

私たちは、美と健康という分野を軸に新しい技術やアイディアを積極的に取り入れ、人々の毎日の生活がもっと楽しさに満ちたものになることを目指します。

そして、人の想いに敏感で身近な存在であり続けることを大切にし、生活や地域に、より大きな安心と喜びをお届けするために挑戦してまいります。

 

③ グループスローガン

「Find your“!”」(!は“wow”(ワオ)と読みます)

訪れるたびに、思わず“wow!”と叫んでしまうほどの驚きや喜びがあり、「次はどんなことに出会えるだろう!」とワクワクした気分になってきていただきたいとの想いを表しています。

 

 

(2) 目標とする経営指標

当社は、「価値を共創し分かち合う」を基本的な考え方として、持続的な成長のために、その事業が持続的に稼げるかを優先的な評価軸とし、あらゆるステークホルダーと価値を共創し、その事業で獲得した収益を還元することを基本的な考えと捉えております。

この考えに基づき、アジアNo.1のドラッグストアとなり、美と健康の分野でのリーディングポジションの確立を目指すべく、グループ経営目標を以下のように設定しております。

 

 

実績

(2025年3月期)

従来のグループ経営目標

(2026年3月期)

新グループ経営目標

(2031年3月期)

売上高(オーガニックグロース)

1兆616億円

1兆5,000億円

1兆3,000億円

+ 連合体構想(M&A等)

+α

営業利益率

7.7%

7%以上

EBITDAマージン

9.9%

13%以上

ROE(自己資本当期純利益率)

10.6%

10%以上

12%以上

配当性向(連結)

32.9%

30%以上

50%

DOE(純資産配当率(連結))

3.5%

3%

6%

 

※ EBITDA = 営業利益 + 減価償却費及びのれん償却額

※ EBITDAマージン(%) = EBITDA ÷ 売上高

 

<補足 – グループ経営目標に関して>

・売上高:

従来のグループ経営目標(2026年3月期)は、M&Aなどの連合体構想を含んだ目標値を設定しておりました。今回の新たなグループ経営目標では、オーガニックグロースによる売上高を明確にするため、連合体構想分を「+α」として分けて設定し、新たな目標値といたしました。

・EBITDAマージン:

当社の事業が生み出す中期的なキャッシュベースの収益力を示すものとして、新たな経営目標に設定しております。

・ROE(自己資本当期純利益率):

当社は、企業価値向上の重要指標にROEを掲げております。新たな計画では目標を10%以上から12%以上へと引き上げ、より高い収益力の向上、財務健全性と資本効率の両立を柱として、設定しております。

・配当性向(連結):

当社は、株主の皆様への利益還元を経営の最重要項目の一つと位置づけており、今後もより一層の充実を図るべく、累進配当を基本に、配当性向の新たな目標として30%から50%に引き上げております。

※ 累進配当:原則として減配をせず、配当の維持もしくは増配を行う配当政策

 

 

(3) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題

当社は、少子高齢化、消費動向の変化や競合企業の新規出店・M&Aによる規模拡大など、常に変化する経営環境に対応し、持続可能な経営を実践していくため、経営の前提として、当社グループの成長を支える基盤となる「人間性尊重の職場」、「ガバナンスの充実・強化」、当社グループがさらに成長するための戦略となる「美と健康への貢献」、「地球環境の保全」と区分し、それに紐づくマテリアリティを4つに再整理し、当社グループが更に成長するための新たな3つの重点戦略と連動させ、推進しております。それぞれの内容は、以下のとおりです。

 

 

< 重点戦略 >

当社は、物価上昇や各種コスト上昇圧力の高まりや、業界で続く再編加速など、変化の激しい経営環境に対し、「価値を共創し分かち合う」という基本的な考え方に基づいた3つの重点戦略を、2031年3月期のグループ経営目標達成に向けて新たに設定いたしました。詳細は以下のとおりです。

 

① 差別化戦略:当社ならではのプラットフォームビジネスの強化

当社を取り巻く経営環境は、国内の人口減少や価値観の多様化のほか、競合他社の再編加速や激しい出店攻勢など、依然として厳しい環境にあります。このような状況においてもお客様に選ばれ続ける企業を目指すべく、事業ドメインである美と健康の分野で当社にしか出来ない新しい価値をお客様に提供してまいります。

そのために、当社の強みである魅力的な商品・サービス、価値や体験、大都市圏を中心とした店舗網、そして1.5億超のお客様接点からもたらされるクローズドな情報などを活用し、ドラッグストアと調剤事業のシームレスな連携によるお客様の利便性向上と、当社ならではのBtoBを含む事業領域の拡張を進めてまいります。

 

② 投資戦略:価値共創に向けたビジネスインフラへの投資

当社のプラットフォームを支える基盤への投資を積極的に行うことで、収益の持続的な獲得を目指してまいります。具体的には、デジタル技術によるお客様の利便性追求と運営効率化、そして事業領域拡張に向けたシステム投資を積極的に図ってまいります。

また、大都市圏を中心とする重点エリアへの出店強化とM&A推進による事業規模の拡大、調剤併設化の推進、ASEANを中心とした新規国進出による海外事業の拡大を目指すほか、人的資本への投資として、従業員にとって働きやすい労働環境、働きがい・やりがいのある環境の整備や、プロフェッショナル、グローバル人材の継続的な育成と従業員エンゲージメントの向上を図ってまいります。

 

③ 社会貢献・還元:企業価値向上に資する持続可能な経営の実践

当社グループ理念・グループビジョンの実現と企業価値の向上に資する持続可能な経営に向け、大きく変化する経営環境における当社の取組むべき課題を捉え直すことで、マテリアリティを4つの区分に再整理いたしました。その取組みとして、ステークホルダーへの安定的な還元、コーポレートガバナンスの充実、環境・社会への対応(気候変動対応、地域医療サポート)、資本市場からの要請対応(資本コスト経営、最適資本構成検討)を行ってまいります。特定したマテリアリティは次のとおりです。

 

(ⅰ)マテリアリティ「社会の美と健康を考える」

目指す姿  :人々の美と健康に対する課題を解決し、

地域医療をはじめとする社会に大きな安心と喜びを届ける会社

非財務KPI:グループ会員 4,500万人

 

(ⅱ)マテリアリティ「従業員の成長」

目指す姿   :従業員の身近で大切な人にも、働いてほしいと思ってもらえるような、

魅力的な会社

非財務KPI:従業員意識調査 3.94pt

 

(ⅲ)マテリアリティ「地球の健康を考える」

目指す姿   :事業活動により排出するCO2排出量を実質ゼロにし、

エシカル社会に貢献する会社

非財務KPI:CO2排出量 40%削減(2022年3月期比)

PB商品環境配慮型比率 60%

 

(ⅳ)マテリアリティ「ガバナンスの実効性」

目指す姿   :規律ある経営を実現するマネジメントシステムを確立し、

ステークホルダーと向き合う経営を実践する会社

非財務KPI:独立社外取締役比率 50%以上

 

 

< キャッシュアロケーションの基本方針 >

中期経営計画の実現に向けたキャッシュアロケーションについて、2031年3月期までに獲得した営業キャッシュフローのうち、運転資本増加額を除くキャッシュを次の割合に基づき配分してまいります。

 

・成長投資(割合45%)

出店・改装、中小型M&A、人的資本・無形資産投資、海外事業、気候変動対応等

成長投資への配分割合を45%へ設定いたしました。更なる成長に向けて、既存事業の拡充として、出店・改装、中小型M&Aのほか各種アライアンス、新規事業、DX、人的資本、海外展開、気候変動対応などに優先して投資を実行してまいります。

 

・株主還元(割合45%)

配当、自己株取得等

より一層の充実に向けて株主還元への配分割合を45%へ設定いたしました。このうち、当社の配当政策については、株主の皆様への利益還元を経営の最重要項目の一つと位置付けております。そのため、当社では経営基盤の強化と収益力向上に努め、累進配当を基本として、配当性向(連結)50%、DOE(純資産配当率(連結))6%を目指します。また、自己株式の取得は、財務状況や株価水準などを勘案し、機動的に実施してまいります。

 

・財務基盤強化(割合10%)

有事対応等

既存事業拡大及び成長戦略への投資を支え、安定した収益基盤の構築を図るべく、投資規模や事業リスク拡大に応じて安定的に資金を確保します。

 

また、当社は引き続き、オーガニックグロースによる成長だけでなく、連合体構想の実現による規模拡大を図っており、その際には負債活用による資金調達も視野に入れて検討を進めてまいります。

 

3.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準に基づき連結財務諸表を作成する方針であります。

なお、国際財務報告基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。

 

4.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

117,720

111,750

 

 

売掛金

61,747

64,469

 

 

商品

138,573

144,168

 

 

貯蔵品

779

1,050

 

 

未収入金

28,883

31,056

 

 

未収還付法人税等

8,906

260

 

 

その他

14,212

11,630

 

 

貸倒引当金

△24

△70

 

 

流動資産合計

370,798

364,316

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

102,519

109,118

 

 

 

 

減価償却累計額

△54,768

△61,215

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

47,751

47,903

 

 

 

土地

51,350

50,300

 

 

 

リース資産

15,156

14,995

 

 

 

 

減価償却累計額

△13,903

△13,993

 

 

 

 

リース資産(純額)

1,252

1,002

 

 

 

建設仮勘定

1,160

202

 

 

 

その他

36,540

40,808

 

 

 

 

減価償却累計額

△24,386

△29,338

 

 

 

 

その他(純額)

12,153

11,469

 

 

 

有形固定資産合計

113,668

110,878

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

商標権

15,665

14,714

 

 

 

のれん

105,737

99,259

 

 

 

その他

11,804

14,063

 

 

 

無形固定資産合計

133,207

128,036

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

24,340

27,786

 

 

 

繰延税金資産

13,453

13,815

 

 

 

敷金及び保証金

61,198

61,200

 

 

 

その他

8,262

6,885

 

 

 

貸倒引当金

△181

△139

 

 

 

投資その他の資産合計

107,073

109,548

 

 

固定資産合計

353,949

348,463

 

資産合計

724,747

712,780

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

106,082

108,176

 

 

リース債務

705

411

 

 

未払法人税等

17,390

16,611

 

 

契約負債

3,331

3,575

 

 

短期借入金

970

1,187

 

 

1年内返済予定の長期借入金

18,400

 

 

賞与引当金

5,600

5,754

 

 

ポイント引当金

71

228

 

 

資産除去債務

20

15

 

 

その他

26,856

26,679

 

 

流動負債合計

179,428

162,640

 

固定負債

 

 

 

 

リース債務

588

607

 

 

繰延税金負債

8,902

8,620

 

 

株式給付引当金

249

308

 

 

役員株式給付引当金

39

39

 

 

債務保証損失引当金

206

146

 

 

退職給付に係る負債

396

31

 

 

資産除去債務

14,175

14,472

 

 

その他

5,583

4,413

 

 

固定負債合計

30,142

28,640

 

負債合計

209,570

191,280

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

22,051

22,051

 

 

資本剰余金

206,103

178,879

 

 

利益剰余金

301,098

338,939

 

 

自己株式

△21,351

△24,946

 

 

株主資本合計

507,902

514,924

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

6,870

5,927

 

 

為替換算調整勘定

△86

△96

 

 

その他の包括利益累計額合計

6,783

5,830

 

新株予約権

43

43

 

非支配株主持分

447

701

 

純資産合計

515,176

521,499

負債純資産合計

724,747

712,780

 

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

連結損益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

売上高

1,022,531

1,061,626

売上原価

668,433

689,390

売上総利益

354,097

372,235

販売費及び一般管理費

 

 

 

広告宣伝費

2,250

2,180

 

ポイント引当金繰入額

8

157

 

給料及び手当

100,784

105,275

 

賞与引当金繰入額

5,420

5,698

 

退職給付費用

2,286

2,247

 

減価償却費

15,714

16,053

 

地代家賃

71,157

74,343

 

のれん償却額

6,584

6,478

 

その他

74,184

77,718

 

販売費及び一般管理費合計

278,392

290,153

営業利益

75,705

82,082

営業外収益

 

 

 

受取利息

136

185

 

受取配当金

483

431

 

固定資産受贈益

459

391

 

発注処理手数料

2,103

1,767

 

情報提供料収入

584

606

 

その他

1,252

1,090

 

営業外収益合計

5,020

4,472

営業外費用

 

 

 

支払利息

57

64

 

投資事業組合運用損

76

151

 

貸倒引当金繰入額

54

 

現金過不足

4

3

 

その他

34

64

 

営業外費用合計

226

283

経常利益

80,499

86,271

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

166

608

 

投資有価証券売却益

2,779

97

 

退職給付制度改定益

685

 

特別利益合計

3,631

706

特別損失

 

 

 

固定資産売却損

207

81

 

固定資産除却損

616

452

 

投資有価証券売却損

38

89

 

店舗閉鎖損失

155

135

 

減損損失

1,760

2,265

 

災害による損失

105

58

 

特別損失合計

2,883

3,083

税金等調整前当期純利益

81,246

83,894

法人税、住民税及び事業税

28,121

29,241

法人税等調整額

509

△357

法人税等合計

28,630

28,883

当期純利益

52,616

55,010

非支配株主に帰属する当期純利益

268

334

親会社株主に帰属する当期純利益

52,347

54,675

 

 

連結包括利益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

当期純利益

52,616

55,010

その他の包括利益

 

 

 

その他有価証券評価差額金

△3,677

△943

 

為替換算調整勘定

11

△9

 

退職給付に係る調整額

△42

 

その他の包括利益合計

△3,708

△953

包括利益

48,907

54,057

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る包括利益

48,638

53,722

 

非支配株主に係る包括利益

268

334

 

 

(3)連結株主資本等変動計算書

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

(単位:百万円)

 

株主資本

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

22,051

205,977

262,001

△18,094

471,937

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

△13,250

 

△13,250

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

52,347

 

52,347

自己株式の取得

 

 

 

△3,689

△3,689

自己株式の処分

 

125

 

431

557

自己株式の消却

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

125

39,096

△3,257

35,965

当期末残高

22,051

206,103

301,098

△21,351

507,902

 

 

 

その他の包括利益累計額

新株予約権

非支配株主持分

純資産合計

その他有価証券評価差額金

為替換算調整勘定

退職給付に係る調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

10,547

△98

42

10,492

43

245

482,718

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

△13,250

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

 

 

52,347

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

△3,689

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

557

自己株式の消却

 

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

△3,677

11

△42

△3,708

202

△3,506

当期変動額合計

△3,677

11

△42

△3,708

202

32,458

当期末残高

6,870

△86

6,783

43

447

515,176

 

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

(単位:百万円)

 

株主資本

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

22,051

206,103

301,098

△21,351

507,902

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

△16,834

 

△16,834

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

54,675

 

54,675

自己株式の取得

 

 

 

△30,953

△30,953

自己株式の処分

 

24

 

109

133

自己株式の消却

 

△27,248

 

27,248

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

△27,224

37,841

△3,595

7,021

当期末残高

22,051

178,879

338,939

△24,946

514,924

 

 

 

その他の包括利益累計額

新株予約権

非支配株主持分

純資産合計

その他有価証券評価差額金

為替換算調整勘定

退職給付に係る調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

6,870

△86

6,783

43

447

515,176

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

△16,834

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

 

 

54,675

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

△30,953

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

133

自己株式の消却

 

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

△943

△9

△953

254

△698

当期変動額合計

△943

△9

△953

254

6,322

当期末残高

5,927

△96

5,830

43

701

521,499

 

 

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税金等調整前当期純利益

81,246

83,894

 

減価償却費

15,783

16,121

 

減損損失

1,760

2,265

 

のれん償却額

6,584

6,478

 

賞与引当金の増減額(△は減少)

△634

182

 

貸倒引当金の増減額(△は減少)

24

4

 

ポイント引当金の増減額(△は減少)

8

157

 

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

△5,381

△364

 

受取利息及び受取配当金

△620

△617

 

支払利息

57

64

 

固定資産売却損益(△は益)

41

△527

 

固定資産除却損

616

452

 

売上債権の増減額(△は増加)

△6,263

△2,712

 

棚卸資産の増減額(△は増加)

△2,801

△5,817

 

未収入金の増減額(△は増加)

△1,937

△2,234

 

契約負債の増減額(△は減少)

△93

243

 

仕入債務の増減額(△は減少)

3,569

2,046

 

投資有価証券売却損益(△は益)

△2,741

△7

 

未払金の増減額(△は減少)

2,835

△1,014

 

長期未払金の増減額(△は減少)

2,223

△1,120

 

敷金及び保証金の家賃相殺額

1,313

1,236

 

その他

△4,085

3,510

 

小計

91,506

102,241

 

利息及び配当金の受取額

489

527

 

利息の支払額

△57

△60

 

法人税等の支払額

△33,880

△30,142

 

法人税等の還付額

5,448

8,906

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

63,506

81,472

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

関係会社株式の取得による支出

△4,221

△4,998

 

有形固定資産の取得による支出

△13,209

△8,834

 

有形固定資産の売却による収入

735

1,624

 

無形固定資産の取得による支出

△6,904

△5,624

 

敷金及び保証金の差入による支出

△2,912

△2,626

 

敷金及び保証金の回収による収入

1,691

891

 

長期前払費用の取得による支出

△1,852

△349

 

投資有価証券の売却による収入

4,726

186

 

貸付けによる支出

△3

△320

 

貸付金の回収による収入

0

2

 

その他

△809

△742

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△22,760

△20,792

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

△91

347

 

長期借入金の返済による支出

△18,400

 

リース債務の返済による支出

△1,185

△774

 

自己株式の取得による支出

△3,689

△30,953

 

自己株式の売却による収入

10

28

 

配当金の支払額

△13,252

△16,831

 

非支配株主への配当金の支払額

△66

△80

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

△18,273

△66,662

現金及び現金同等物に係る換算差額

23

12

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

22,495

△5,970

現金及び現金同等物の期首残高

95,224

117,720

現金及び現金同等物の期末残高

117,720

111,750

 

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(会計方針の変更)

該当事項はありません。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

 報告セグメントの決定方法

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、ドラッグストア・保険調剤薬局等のチェーン店経営、保険調剤薬局の開局・運営、フランチャイズ事業展開及びフランチャイジーへの商品供給等を中心に事業を営んでおります。

したがって、これら事業活動のうち、マツモトキヨシ看板を中核とした「マツモトキヨシグループ事業」、ココカラファイン看板を中核とした「ココカラファイングループ事業」、当社グループ会社が取り扱う商品の仕入や当社グループ会社の経営管理・統轄及び間接業務の受託・広告宣伝等を行う「管理サポート事業」の3つを報告セグメントとしております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法

報告セグメントの利益又は損失は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

(単位:百万円)

 

マツモトキヨシ
グループ事業

ココカラファイン
グループ事業

管理サポート
事業

合計

調整額
(注)1

連結財務諸表
計上額
(注)2

売上高

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

632,676

386,818

3,036

1,022,531

1,022,531

セグメント間の
内部売上高又は振替高

440

27

633,498

633,966

△633,966

633,117

386,845

636,534

1,656,497

△633,966

1,022,531

セグメント利益

51,741

21,795

30,259

103,795

△28,090

75,705

セグメント資産

443,144

375,987

690,440

1,509,572

△784,825

724,747

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

7,258

5,660

2,998

15,916

△132

15,783

のれんの償却額

197

6,387

6,584

6,584

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

10,475

9,218

8,413

28,107

△64

28,043

 

(注)1.調整額は、以下のとおりであります。

(1) セグメント利益の調整額△28,090百万円には、セグメント間取引消去△28,090百万円が含まれております

(2) セグメント資産の調整額△784,825百万円には、投資と資本の相殺消去△348,600百万円、債権債務消去等△436,224百万円が含まれております。

(3) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△64百万円はセグメント間取引消去額であります。

2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

(単位:百万円)

 

マツモトキヨシ
グループ事業

ココカラファイン
グループ事業

管理サポート
事業

合計

調整額
(注)1

連結財務諸表
計上額
(注)2

売上高

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

666,958

390,979

3,688

1,061,626

1,061,626

セグメント間の
内部売上高又は振替高

268

46

651,453

651,768

△651,768

667,226

391,026

655,142

1,713,395

△651,768

1,061,626

セグメント利益

57,952

23,805

20,185

101,942

△19,860

82,082

セグメント資産

472,552

364,279

677,304

1,514,136

△801,355

712,780

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

7,046

5,511

3,679

16,237

△116

16,121

のれんの償却額

93

6,384

6,478

6,478

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

7,775

2,685

5,471

15,931

△29

15,902

 

(注)1.調整額は、以下のとおりであります。

(1) セグメント利益の調整額△19,860百万円には、セグメント間取引消去△19,860百万円が含まれております

(2) セグメント資産の調整額△801,355百万円には、投資と資本の相殺消去△343,087百万円、債権債務消去等△458,268百万円が含まれております。

(3) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△29百万円はセグメント間取引消去額であります。

2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

マツモトキヨシ
グループ事業

ココカラファイン
グループ事業

管理サポート事業

合計

外部顧客への売上高

632,676

386,818

3,036

1,022,531

 

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

マツモトキヨシ
グループ事業

ココカラファイン
グループ事業

管理サポート事業

合計

外部顧客への売上高

666,958

390,979

3,688

1,061,626

 

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

 

 

(単位:百万円)

 

マツモトキヨシ
グループ事業

ココカラファイン
グループ事業

管理サポート
事業

全社・消去

合計

減損損失

1,259

508

△7

1,760

 

 

当連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

 

 

(単位:百万円)

 

マツモトキヨシ
グループ事業

ココカラファイン
グループ事業

管理サポート
事業

全社・消去

合計

減損損失

527

1,744

△6

2,265

 

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

 

 

(単位:百万円)

 

マツモトキヨシ
グループ事業

ココカラファイン
グループ事業

管理サポート
事業

全社・消去

合計

当期償却額

197

6,387

6,584

当期末残高

357

105,380

105,737

 

(注)1.ココカラファイングループ事業の当期末残高には、2021年10月1日に株式会社ココカラファインとの株式交換により発生したのれん103,776百万円が含まれております。

2.マツモトキヨシグループ事業において、のれんの減損損失803百万円を計上しております。

 

当連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

 

 

(単位:百万円)

 

マツモトキヨシ
グループ事業

ココカラファイン
グループ事業

管理サポート
事業

全社・消去

合計

当期償却額

93

6,384

6,478

当期末残高

263

98,995

99,259

 

(注)1.ココカラファイングループ事業の当期末残高には、2021年10月1日に株式会社ココカラファインとの株式交換により発生したのれん97,486百万円が含まれております。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

該当事項はありません。

 

 

(収益認識関係)

 顧客との契約から生じる収益を分解した情報

 顧客との契約から生じる収益を分解した情報では、各報告セグメントの売上高を顧客との契約から生じる収益とその他の収益に分解し、さらに顧客との契約から生じる収益を、小売販売に係る売上高とそれ以外の売上高に分解しております。

前連結会計年度(自2023年4月1日至2024年3月31日)

                                        (単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

マツモトキヨシ
グループ事業

ココカラファイン
グループ事業

管理サポート

事業

 小売

 

 

 

 

医薬品

197,857

164,034

361,892

化粧品

217,651

113,736

331,387

日用品

121,004

72,048

193,052

食品

58,932

29,657

88,590

 その他(注)1

35,130

6,634

2,675

44,439

 顧客との契約から生じる収益

630,576

386,110

2,675

1,019,362

その他の収益(注)2

2,100

707

360

3,169

 外部顧客への売上高

632,676

386,818

3,036

1,022,531

 

(注)1 卸売事業における売上高、広告宣伝に係る売上高等が含まれます。

2 企業会計基準第13号「リース取引に関する会計基準」に基づく不動産賃貸収入が含まれます。

 

当連結会計年度(自2024年4月1日至2025年3月31日)

                                        (単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

マツモトキヨシ
グループ事業

ココカラファイン
グループ事業

管理サポート

事業

 小売

 

 

 

 

医薬品

204,363

164,389

368,752

化粧品

235,465

117,909

353,375

日用品

123,507

70,661

194,168

食品

64,005

29,607

93,613

 その他(注)1

37,629

7,565

3,438

48,632

 顧客との契約から生じる収益

664,971

390,133

3,438

1,058,542

その他の収益(注)2

1,986

846

250

3,083

 外部顧客への売上高

666,958

390,979

3,688

1,061,626

 

(注)1 卸売事業における売上高、広告宣伝に係る売上高等が含まれます。

2 企業会計基準第13号「リース取引に関する会計基準」に基づく不動産賃貸収入が含まれます。

 

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度
(自  2023年4月1日
  至  2024年3月31日)

当連結会計年度
(自  2024年4月1日
  至  2025年3月31日)

1株当たり純資産額

1,233円84銭

1,290円38銭

1株当たり当期純利益

125円31銭

133円85銭

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

125円28銭

133円81銭

 

(注)1.当社は、2023年10月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。

  2.当社は「役員報酬BIP信託口」及び「株式付与ESOP信託」を導入しております。1株当たり純資産額の算定上、当該信託口が保有する当社株式を期末発行済株式総数から控除する自己株式(前連結会計年度421千株、当連結会計年度392千株)に含めております。

また、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式(前連結会計年度431千株、当連結会計年度400千株)に含めております。

3.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 

 

 

前連結会計年度
(自 2023年4月1日
  至 2024年3月31日)

当連結会計年度
(自 2024年4月1日
  至 2025年3月31日)

1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)

52,347

54,675

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する

当期純利益(百万円)

52,347

54,675

普通株式の期中平均株式数(千株)

417,737

408,486

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円)

普通株式増加数(千株)

121

121

 (うち新株予約権(千株))

(121)

(121)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

 

 

(重要な後発事象)

  該当事項はありません。

 

 

5.補足情報

売上及び仕入の状況

(1) 事業部門別売上状況

当連結会計年度の売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度
(自 2024年4月1日
  至 2025年3月31日)

金額(百万円)

前期比(%)

マツモトキヨシグループ事業

666,958

105.4

 

ココカラファイングループ事業

390,979

101.1

 

管理サポート事業

3,688

121.5

 

合計

1,061,626

103.8

 

 

(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。

 

(2) 商品別売上状況

当連結会計年度の売上実績を商品ごとに示すと、次のとおりであります。

商品別

当連結会計年度
(自 2024年4月1日
  至 2025年3月31日)

金額(百万円)

前期比(%)

医薬品

368,752

101.9

 

化粧品

353,375

106.6

 

日用品

194,168

100.6

 

食品

93,613

105.7

 

合計

1,009,909

103.6

 

 

(注) 商品別売上状況は管理サポート事業を除いております。また、上記の金額には営業収入(テナントからの受取家賃及びフランチャイジーからのロイヤルティ収入等)は含まれておりません。

 

(3) 商品別仕入状況

当連結会計年度の仕入実績を商品ごとに示すと、次のとおりであります。

商品別

当連結会計年度
(自 2024年4月1日
  至 2025年3月31日)

金額(百万円)

前期比(%)

医薬品

210,232

99.9

 

化粧品

236,013

104.1

 

日用品

140,170

99.1

 

食品

80,585

101.9

 

合計

667,001

101.4

 

 

(注) 商品別仕入状況は管理サポート事業を除いております。