また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年9月30日)におけるわが国経済は、政府による財政政策等の効果もあり緩やかな回復基調で推移しているものの、中国経済の急速な減速や株価の下落への懸念もあり、先行きについては不透明な状況が続いております。また、雇用・所得環境は改善傾向にあるものの、個人消費につきましては本格的な回復に至っておりません。
このような状況下、当社グループは引き続き「常に上質であたらしいライフスタイルを創造し、お客さまの生活の中のさまざまなシーンでお役に立つことを通じて、お客さま一人ひとりにとっての生涯にわたるマイデパートメントストアとなり、高収益で成長し続ける世界随一の小売サービス業グループ」の実現に向けて取り組んで参りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は613,868百万円(前年同四半期比5.5%増)、営業利益は14,499百万円(前年同四半期比48.6%増)、経常利益は16,823百万円(前年同四半期比50.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10,868百万円(前年同四半期比78.1%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①百貨店業
百貨店業におきましては、事業の中核となる株式会社三越伊勢丹の基幹3店において、世界最高レベルの店舗を目指した取り組みを進めております。
伊勢丹新宿本店では、デジタルとファッションが融合するあたらしいライフスタイルの提案に取り組んで参りました。
5月20日には「ISETAN×Makuake クラウドファンディング PROGRAM」をスタート、8月26日からの「彩り祭」では、「3D生地プリンター」や「デジタル技術を使用したミラー」など新しいデジタル分野での取り組みを紹介しました。
三越日本橋本店では、将来的な全館リモデルにむけ、ファッションだけではなく、日本橋の街とともに文化の発信拠点となるための取り組みを推進致しました。
三越銀座店では、国内のお客さまだけでなく、訪日外国人のお客さまにも快適にお買いもの頂くため、8階フロアに「空港型免税店」を開業するとともに、「最旬グローバル百貨店」の実現に向けて全館リモデルを実施致します。リモデルの柱として独自編集平場の拡充の取り組みを進めるとともに、9月2日には地下1階に世界中からご来店頂くお客さまへ日本最高のおもてなしをご提供するために「海外顧客サービスセンター」を新設致しました。
首都圏以外の国内グループ百貨店におきましては、商業エリアとして高いポテンシャルを持つ、札幌、名古屋、福岡の地方大都市において各エリアの営業基盤の更なる強化を図っております。
小型店につきましては、複数のフォーマットでの出店を行って参りました。生活感度の高いお客さまに向けて雑貨や食品、ギフトを編集して展開する小型ショップ「エムアイプラザ」については、ショッピングセンターを中心に4月以降6店舗の新規出店を行い、9月末時点で22店舗体制となっております。新たな出店形態として三越伊勢丹の編集力を活かした中型のセレクトストアの開発も進めており、4月には東京ミッドタウンに独自編集セレクトストア「イセタンサローネ」をオープン致しました。
海外の百貨店業については、長期的に経済成長が見込まれる中国・東南アジア地域において、グループ全体に貢献できる収益基盤の構築に向けた取り組みを推進致しました。
WEB事業につきましては、展開商品数、基幹3店と連動した企画数を増加し、EC特有のMDの強化を進めた結果、サイト訪問者数が順調に増加し、前年を上回る売上高となりました。
また、10月2日には、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社と、マーケティング事業を推進する新会社の設立を中心とした包括的提携に向け基本合意書を締結致しました。
なお、このセグメントにおける売上高は565,529百万円(前年同四半期比6.4%増)、営業利益は8,957百万円(前年同四半期比121.9%増)となりました。
②クレジット・金融・友の会業
クレジット・金融・友の会業につきましては、株式会社エムアイカードが、カード顧客の拡大や外部利用拡大に向けた各種キャンペーンの展開、外部加盟店の拡大に努めました。
また、来年4月にカード会員特典制度をグループポイントに改定することに合わせて、日本航空株式会社、全日本空輸株式会社、株式会社ジェイティービーとポイント交換に関して合意致しました。日本航空株式会社とは、ポイント交換に留まらない包括的な業務提携に向けた「基本契約書」を締結致しました。
今後とも、お客さまにより便利にご利用いただけるよう取り組んで参ります。
なお、このセグメントにおける売上高は17,705百万円(前年同四半期比6.7%増)、営業利益は3,073百万円(前年同四半期比2.8%増)となりました。
③小売・専門店業
小売・専門店業につきましては、株式会社三越伊勢丹フードサービスが、地域のお客さまのご期待に応える取り組みを推進し、5月15日に基幹店舗であるクイーンズ伊勢丹笹塚店をリモデルオープン致しました。
なお、このセグメントにおける売上高は27,068百万円(前年同四半期比4.2%減)、営業損失は734百万円(前年同四半期は営業損失501百万円)となりました。
④不動産業
不動産業につきましては、レジデンス事業においてグループ保有物件のみならずグループ顧客にとって魅力ある商品・サービスの提供を図っていくことを目的に、4月1日より株式会社三越不動産を株式会社三越伊勢丹不動産に社名変更致しました。併せて、提携先である野村不動産株式会社との協業により、グループシナジーの見込める分野でのレジデンス開発や既存の枠組みを超えた更なる事業拡大の取り組みを進めております。
なお、このセグメントにおける売上高は22,287百万円(前年同四半期比1.7%増)、営業利益は3,104百万円(前年同四半期比10.2%減)となりました。
⑤その他
その他の事業におきましては、情報処理サービス業の株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ、物流業の株式会社三越伊勢丹ビジネス・サポート、人材サービス業の株式会社三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ等が、グループ各社に対する営業支援体制の効率化促進や、外部営業強化に向けた取り組みを推進致しました。
なお、このセグメントにおける売上高は34,605百万円(前年同四半期比1.2%増)、営業損失は87百万円(前年同四半期は営業損失170百万円)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は1,274,742百万円となり、前連結会計年度末に比べ16,818百万円減少しました。これは主に、現金及び預金、並びに受取手形及び売掛金が減少したことなどによるものです。
負債合計では688,135百万円となり、前連結会計年度末から25,769百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が減少したことなどによるものです。
また、純資産は586,606百万円となり、前連結会計年度末から8,951百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことなどによるものです。
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前第2四半期連結累計期間末に比べて10,539百万円増加し、40,951百万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、8,458百万円の収入となり、前第2四半期連結累計期間に比べ、2,864百万円の収入増加となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が6,385百万円増加したことなどによるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、12,218百万円の支出となり、前第2四半期連結累計期間に比べ、5,893百万円の支出減少となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が4,132百万円減少したことなどによるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、5,670百万円の支出となり、前第2四半期連結累計期間に比べ、1,339百万円の収入増加となりました。これは主に、有利子負債による資金調達額が増加したことなどによるものです。
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。