当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)経営成績の分析
当第2四半期累計期間(平成30年3月1日から平成30年8月31日まで)におけるわが国経済は、企業業績や雇用情勢の改善を背景に緩やかな回復基調が続いておりますが、世界経済には地政学的リスクをはじめ様々なリスクが懸念され、先行きは不透明な状況で推移いたしました。
小売業界におきましては、人手不足と人件費の上昇、物流コストや商品原価の値上げ等コストの増加が大きな経営課題となる中、個人消費は力強さに欠け、食品や日用消耗品を中心に消費者の低価格志向・節約志向は根強く、業態を超えた企業間の競争は一段と激しさを増し、厳しい経営環境が続きました。
このような環境の中、当社では、客数・売上高の回復を最優先に掲げ、鮮度・品質の「よい商品」をこれまで以上に強い価格設定で「より安く」提供することに取り組んでまいりましたが、前年同期において積極的に展開を行った現金ポイントカード会員様向けの割引販促を当期は実施しなかったこと、また「働き方改革」への取り組みとして平成30年3月1日より全ての店舗(うち1店舗は4月1日、1店舗は6月1日より)の営業時間を1時間短縮し20時までに変更したこと、さらに猛暑や台風など異常気象の影響もあり、想定を下回る状況で推移しました。なお、6月中旬から8月にかけて実施したクーポン販促、7月1日から27店舗でのサマータイム営業(21時閉店)の効果により、客数・売上高は回復傾向にはありますが、既存店売上高は前年同期比97.0%となりました。
利益面では、客数の回復を目的として価格強化を最優先して取り組んだ結果、売上総利益率は前年同期を0.6ポイント下回る21.2%となりました。なお、前期に実施した現金ポイントカードの仕組み変更以降の積極的なポイント販促により発生した付与ポイントの使用増による売上値引きも徐々に減少していますが、大きく影響しております。
経費面では、作業のマルチ化による生産性向上のほか、各種経費節減への取り組みに注力してまいりましたが、継続的に取り組んでいる新卒採用、前期新店4店舗及び当期新店2店舗の開店に伴う従業員数の増加に加え、人材確保に伴う全体的な賃金の上昇等による人件費の増加、新店6店舗に関わる各種経費の増加、当期新店2店舗の開店一時経費95百万円の発生などにより、販売費及び一般管理費は前年同期比111.1%と増加いたしました。
店舗展開におきましては、平成30年3月16日に幕張西店(千葉県千葉市美浜区)、平成30年6月1日に上尾緑丘店(埼玉県上尾市)の食品スーパー2店舗を新規出店し、当第2四半期会計期間末の店舗数は34店舗となりました。
以上の結果、売上高は378億84百万円(前年同期比4.1%増)、営業損失は5億48百万円(前年同期は営業利益2億8百万円)、経常損失は4億86百万円(前年同期は経常利益2億75百万円)、四半期純損失は5億45百万円(前年同期は四半期純利益1億86百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ1億83百万円増加(0.7%)し、266億6百万円となりました。この主な要因は、売掛金及び有形固定資産の増加によるものであります。
負債は、前事業年度末に比べ8億49百万円増加(4.2%)し、208億86百万円となりました。この主な要因は、長短借入金の増加、支払手形及び買掛金の増加によるものであります。
純資産は、前事業年度末に比べ6億66百万円減少(△10.4%)し、57億20百万円となりました。この主な要因は、四半期純損失の5億45百万円及び第22期期末配当金の1億20百万円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ89百万円減少(前年同四半期は47百万円減少)し、10億86百万円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、5億46百万円(前年同四半期に得られた資金は6億55百万円)となりました。これは主に税引前四半期純損失4億86百万円、減価償却費5億38百万円、仕入債務5億38百万円の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、4億34百万円(前年同四半期に使用した資金は7億92百万円)となりました。これは主に新規設備投資等に伴う有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出4億34百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、2億1百万円(前年同四半期に得られた資金は89百万円)となりました。これは短期及び長期借入金の純増額1億68百万円、リース債務の返済による支出額2億50百万円及び第22期期末配当金の支払額1億20百万円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。