文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善傾向が持続する一方で、4月に発生した熊本地震の影響により、消費マインドに下押し懸念が拡がるなか、英国のEU離脱問題や米国大統領選挙など海外情勢の不透明な先行きから円高や株安を受け、景況感は悪化基調で推移いたしました。
食品業界におきましても、人手不足を背景とした雇用情勢の改善は見られるものの、消費税や社会保険料などの社会負担は増加傾向であるため可処分所得の伸び悩みから個人消費も低迷し、同業他社や他業態との競合により経営環境は引き続き厳しい状況で推移いたしました。
このような状況の下、当社グループは「美味しさ」と「低価格」で高い競争力を実現するため、「安全・安心」な食材の提供はもとより、スケールメリットを活かした大量仕入れや効果的な配送により徹底したローコストオペレーションに取り組み、企業価値の向上に努めてまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は124億63百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は2億74百万円(前年同期比30.3%増)、経常利益は2億85百万円(前年同期比26.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億82百万円(前年同期比30.8%増)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しております。従来の「惣菜製造事業」は「弁当給食事業」に含めて記載しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
(スーパーマーケット事業)
スーパーマーケット事業につきましては、天候が安定していたことで行楽需要が多く、店舗別の販売促進を実施したことで、既存店の売上高は1.3%増加いたしました。また、お客様のニーズに応えるべく、旗艦店であるチャレンジャー燕三条店において、近隣農家の方々が生産した青果類を販売する専用コーナー「大地のコート」を新たに設け、より新鮮で安心な商品の提供に努めてまいりました。
また、レジ登録を従業員で行い、お支払いはお客様自らが機械で精算するセミセルフレジを新たに北長岡店と小千谷店に導入し、オペレーション効率の向上とお客様の利便性を図ってまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は57億13百万円(前年同期比2.1%増)、セグメント利益は1億51百万円(前年同期比36.8%増)となりました。
(業務スーパー事業)
業務スーパー事業につきましては、前期に引き続き、新店を中心に飲食店舗への手配りチラシや新聞折込チラシなどで積極的に新規顧客の開拓を図りました。また、既存のお客様にはメールマガジンで特売品などのお得情報を配信することにより集客力の向上に努めてまいりました。
また、社内企画として陳列コンテストを実施し、店内POPや試食などの販促を従業員が行い、各店舗独自の売場展開を図ったことで、従業員のモチベーション向上と来店されたお客様の満足度向上にも繋がり、既存店の売上高は前年同期に比べ、3.8%増加いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は35億82百万円(前年同期比7.4%増)、セグメント利益は1億5百万円(前年同期比31.9%増)となりました。
(弁当給食事業)
事業所向け宅配弁当につきましては、月間メニュー表において商品にインパクトを与えるよう改善を図るとともに、「柿の種から揚げ」などの新メニューのヒットにより、当第1四半期連結累計期間における1日当たりの平均販売食数は75,800食(前連結会計年度末比1.9%増)となりました。
また、「惣菜製造事業」の拠点である千葉工場におきましては、惣菜の受託製造とオフィス向け店頭販売弁当を行っておりましたが、恒常的に不採算となっているため収益性の高い事業所向け宅配弁当の製造及び販売を開始いたしました。現存の不採算部門を精査しつつ収益体質の改善を図ってまいります。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は18億23百万円(前年同期比2.6%増)、セグメント利益は77百万円(前年同期比10.8%減)となりました。
(食材宅配事業)
食材宅配事業につきましては、「ヨシケイ」のフランチャイザーが40周年を迎えるにあたり、ブランディングが刷新され、それに伴うロゴや従業員制服なども含めて変更いたしました。また、商品につきましても、ライフスタイルに合わせ、“20~30代の働くママ”にターゲットをおいた新メニュー「Lovyu(ラビュ)」の販売を開始しました。
電化製品等のプレゼントキャンペーンなどの販促活動で顧客獲得に向けて取り組んでまいりましたが、セット販売数は前年には及ばず、厳しい状況で推移いたしました。しかしながら、野菜類などの価格が安定していたことに加え、加工工程における作業内容を見直した結果、人件費及び経費が減少し、セグメント利益は前年を上回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は11億39百万円(前年同期比3.2%減)、セグメント利益は67百万円(前年同期比33.9%増)となりました。
(旅館、その他事業)
旅館「海風亭 寺泊 日本海」につきましては、ゴールデンウィーク期間は曜日並びが良くなかったことから利用客は前年に比べ減少したものの、6月からは日帰りでのレストラン利用客や老人会の宿泊客が増加いたしました。
定食屋「米どころん」につきましては、ビジネスホテルと提携し、宿泊客への朝食も提供する「米どころんスーパーホテル西本町店」(大阪市西区)を4月にオープンいたしました。しかしながら、同店ならびに既存店舗においては競合店も多く、また、調理方法や接客オペレーションも改善を重ねながらの店舗運営のため、人件費等の経費比率は高く推移いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は2億4百万円(前年同期比6.6%増)、また新店のオープン費用によりセグメント損失は38百万円(前年同期はセグメント損失24百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億27百万円減少し、143億90百万円となりました。負債合計は、前連結会計年度末に比べ2億14百万円減少し、85億91百万円となりました。純資産合計は、前連結会計年度末に比べ87百万円増加し、57億99百万円となりました。この結果、自己資本比率は1.0ポイント上昇し、40.3%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間において、特記すべき事項はありません。