第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善により緩やかな景気回復基調ではあるものの、中国を始めとする新興国の成長率の減速に加え、英国のEU離脱や米国大統領選の影響など、世界経済の不確実性の高まりから、依然として先行き不透明な状況となっております。

食品業界におきましても、税金や社会保険料などの増加に伴う可処分所得の伸び悩みから節約志向は根強く、また、同業他社や他業態との競合により経営環境は依然として厳しい状況が続いております。

このような状況の下、当社グループは「美味しさ」と「低価格」で高い競争力を実現するため、「安全・安心」な食材の提供はもとより、各営業拠点において販売強化とローコストオペレーションに取り組み、企業価値の向上に努めてまいりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は380億55百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益は8億8百万円(前年同期比2.4%増)、経常利益は8億57百万円(前年同期比2.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億48百万円(前年同期比8.3%増)となりました。

セグメント別の業績は、次のとおりであります。

なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しております。従来の「惣菜製造事業」は「弁当給食事業」に含めて記載しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

 

(スーパーマーケット事業)

スーパーマーケット事業につきましては、鮮魚部門及び青果部門において産地直送商品の拡大を図り、お客様のニーズに応える店舗づくりに努めてまいりました。また、天候不順の影響による野菜相場の高騰はあったものの、デイリー(日配)部門が比較的好調だったことと、前期4月にオープンしたチャレンジャー新発田店の集客が順調に伸びたことが売上高に大きく寄与し、既存店の売上高については前年同期に比べ、2.2%増加いたしました。

また、11月に旗艦店であるチャレンジャー燕三条店においてセミセルフレジを導入し、オペレーションの効率及びお客様の利便性の向上を図りました。これによりセミセルフレジの導入店舗は6店舗となりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は173億34百万円(前年同期比2.4%増)、セグメント利益は4億33百万円(前年同期比16.2%増)となりました。

 

(業務スーパー事業)

業務スーパー事業につきましては、当第3四半期連結会計期間に新規出店はなかったものの、前期に引き続き新店を中心とした飲食店舗への手配りチラシや新聞折込チラシ、及びメールマガジンによる特売品や試食会のイベント情報などを配信し、新規顧客の開拓と集客強化に努めてまいりました。また、業務スーパーのオリジナル商品を中心に、社内企画として陳列コンテストを実施しお客様のニーズに応える店舗づくりを目指した結果、既存店の売上高については前年同期に比べ、3.7%増加いたしました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は109億19百万円(前年同期比7.1%増)、セグメント利益は2億74百万円(前年同期比13.8%増)となりました。

 

(弁当給食事業)

事業所向け宅配弁当につきましては、人気メニューを多く取り入れるなど月間メニュー表の改善を図るとともに、主力の弁当の他に、秋から冬場にかけて固形燃料を使用してお客様が温めて作る「ビビンバ丼」や「鍋焼きうどん」などお客様のニーズに沿った商品を提供したことで1日当たりの平均販売食数は増加いたしました。

また、当期より事業所向け宅配弁当の製造及び販売を開始した千葉工場につきましては、事業所向けの宅配弁当の食数を増やすとともに、惣菜の受注に関しての絞り込みや、オペレーション等を見直すことにより生産性向上と人件費等の削減に努め収益体質の改善を図っております。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は55億27百万円(前年同期比2.7%増)、セグメント利益は2億74百万円(前年同期比0.6%増)となりました。

 

(食材宅配事業)

食材宅配事業につきましては、「ヨシケイ」のフランチャイザーが40周年を迎え、新メニューの導入やテレビCMによるブランディングの強化に努めております。また、当社グループにおきましても新規のお客様向けに「お値打ち感」のあるメニューによる新規キャンペーンにも取り組んでまいりましたが、セット販売数は前年に及びませんでした。経費面につきましても、加工工程における作業内容を見直したことにより人件費及び製造経費は減少しましたが、夏から秋にかけての天候不順の影響による野菜類の価格高騰に加え、一部委託している配送業務費用が増加したことなどによりセグメント利益は前年を下回りました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は35億99百万円(前年同期比1.2%減)、セグメント利益は1億88百万円(前年同期比17.3%減)となりました。

 

(旅館、その他事業)

旅館「海風亭 寺泊 日本海」につきましては、旅行会社斡旋によるバスツアーの昼食利用客、及び折込チラシの配布やテレビコマーシャルの影響により宿泊客は前年に比べ増加いたしましたが、比較的安価な宿泊プランが多かったことから宿泊単価は前年金額を若干割り込みました。

定食屋「米どころん」につきましては、一部の店舗で店頭弁当販売を開始し、ワインや清酒などのアルコールメニューを充実させるなど、各店舗の立地環境や顧客層を考慮した販売商品の改良・改廃などに努めてまいりました。客数は増加したものの、人手不足による求人費用の増加と従業員定着が流動的であるため人件費の削減が課題となりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は6億75百万円(前年同期比8.6%増)、セグメント損失は89百万円(前年同期はセグメント損失63百万円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ6億90百万円増加し、152億8百万円となりました。負債合計は、前連結会計年度末に比べ1億60百万円増加し、89億67百万円となりました。純資産合計は、前連結会計年度末に比べ5億29百万円増加し、62億41百万円となりました。この結果、自己資本比率は1.7ポイント上昇し、41.0%となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において、特記すべき事項はありません。