文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益が改善し、個人消費も雇用所得環境の改善や株価の上昇などに伴う消費者マインドの持ち直しが見られるものの、北朝鮮情勢などの地政学的リスクの高まりや米国の政治情勢に関しては依然として先行き不透明な状況が続いております。
食品業界におきましても、税金や社会保険料などの増加に伴う可処分所得の伸び悩みや、若年層を中心に将来不安等を背景とした節約志向、ならびに同業他社や他業態との競合により経営環境は依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の下、当社グループは「美味しさ」と「低価格」で高い競争力を実現するため、「安全・安心」な食材の提供はもとより、スケールメリットを活かした大量仕入れや効果的な配送によるローコストオペレーションに取り組み、企業価値の向上に努めてまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は388億90百万円(前年同期比2.2%増)、営業利益は8億18百万円(前年同期比1.1%増)、経常利益は8億85百万円(前年同期比3.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億48百万円(前年同期比0.0%減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(スーパーマーケット事業)
スーパーマーケット事業につきましては、競合店の新規出店等により競争が激化しているなか、精肉及びデイリー(日配)部門の売上高は比較的好調に推移いたしました。しかしながら、相場変動が大きい青果、鮮魚部門につきましては、天候や水揚げ量の影響から伸び悩んだことで、既存店の売上高は前年同期に比べ、0.3%減少いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は172億64百万円(前年同期比0.4%減)、セグメント利益は4億56百万円(前年同期比5.4%増)となりました。
(業務スーパー事業)
業務スーパー事業につきましては、11月に長野県で2店舗目となる「業務スーパー稲里店」(長野県長野市)及び秋田県で4店舗目となる「業務スーパー秋田市民市場店」(秋田県秋田市)、ならびに12月に福島県で4店舗目となる「業務スーパー八山田店」(福島県郡山市)をオープンし、営業エリアの拡大を図ってまいりました。
また、業績不振店を中心に飲食店へのポスティング活動や折り込みチラシなど新規顧客の開拓を継続したことにより、既存店の売上高については前年同期に比べ、4.0%増加いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は117億32百万円(前年同期比7.4%増)、セグメント利益は3億8百万円(前年同期比12.4%増)となりました。
(弁当給食事業)
事業所向け宅配弁当につきましては、北海道地区において、同業他社から顧客の受け入れを行ったことにより、同地区における平日の平均販売食数は前年同期末に比べ、27.3%増加いたしました。
また、食材ならびに人件費コストの増加に伴い、販売価格の値上げ交渉も継続して行っており、売上高は前年同期を上回りました。
惣菜等の受託製造を行っている千葉工場につきましては、前期より始めた事業所向け宅配弁当「フレッシュランチ39」の製造及び販売につきましても食数は順調に増加しており、また、10月より受託製造量が大幅に増えたことにより、売上高は増加いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は56億97百万円(前年同期比3.1%増)、セグメント利益は2億96百万円(前年同期比7.7%増)となりました。
(食材宅配事業)
食材宅配事業につきましては、営業員を増員して配達コースを前年に比べて9コース増やすことで、お客様へのコンタクトの機会とサービス向上を心がけました。当社オリジナル商品の企画販売や、福祉施設などの法人向け食材販売にも注力しているものの、主力商品である「すまいるごはん」の食材セット販売は、新規顧客獲得に向けキャンペーンなどを行っておりますが販売数は前年を割り込みました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は35億24百万円(前年同期比2.1%減)、セグメント利益は1億90百万円(前年同期比1.2%増)となりました。
(旅館、その他事業)
旅館「海風亭 寺泊 日本海」につきましては、旅行会社が斡旋する宿泊及びバスツアーによる昼食利用は依然増加傾向を維持しておりますが、一般のお客様によるレストランや宿泊などの利用客は減少しました。
定食屋「米どころん」につきましては、健康志向の食材を使用した新メニューや、看板商品の開発を行ったことにより東京都内3店舗の売上高は増加し、経費面につきましても一部改善は見られたものの、依然として人件費と新店で取り入れたビュッフェ形式の原価管理が課題となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は6億71百万円(前年同期比0.6%減)、セグメント損失は83百万円(前年同期はセグメント損失89百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ22億5百万円増加し、166億50百万円となりました。これは主に、年末商戦に伴う売上増加による現金及び預金が9億20百万円、売掛金が2億77百万円増加したこと、及び商品が2億85百万円増加したこと、ならびに子会社を取得したことによりのれんが3億34百万円増加したことによるものです。負債合計は、前連結会計年度末に比べ17億71百万円増加し、100億39百万円となりました。これは主に、年末商戦の仕入増加により買掛金が11億7百万円増加したこと、及び短期借入金が14億20百万円増加したことによるものです。純資産合計は、前連結会計年度末に比べ4億34百万円増加し、66億10百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益5億48百万円及び剰余金の配当1億18百万円によるものです。この結果、自己資本比率は3.1ポイント低下し、39.7%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間において、特記すべき事項はありません。