文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益は引き続き堅調で、景気全般は回復基調が持続しているものの、米国トランプ政権の通商保護主義への傾斜により景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
食品業界におきましても、人材確保と人件費の上昇がより大きな経営課題となっており、ネット販売の需要拡大や同業の競合店だけではなく異業種からの参入により競争が激化するなど、依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の下、当社グループはお客様第一を念頭に置き、付加価値のある商品提供に注力し、食の安全・安心への取り組みを継続して強化することにより企業価値の向上に努めてまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は141億70百万円(前年同期比10.7%増)、営業利益は3億37百万円(前年同期比21.2%増)、経常利益は3億58百万円(前年同期比21.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億11百万円(前年同期比12.3%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(スーパーマーケット事業)
スーパーマーケット事業につきましては、鮮魚等の対面販売や業務用食品を取扱っている当社の特色を活かした販売強化に努めました。また、お買い上げ代金をお客様自らが機械で精算するセミセルフレジを新潟中央インター店に導入し、レジ対応の迅速化によるお客様の利便性の向上に努めました。これによりセミセルフレジを導入した店舗は10店舗中9店舗となりました。
しかしながら、一部店舗では競合店の進出により競争が激化したこと、ならびに社会保険適用拡大を始めとする制度改変の影響から人件費が増加し、売上高・セグメント利益ともに前年同期に比べ減少しました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は56億65百万円(前年同期比0.9%減)、セグメント利益は1億15百万円(前年同期比21.0%減)となりました。
(業務スーパー事業)
業務スーパー事業につきましては、4月に富山県で4店舗目となる「業務スーパー砺波店」(富山県砺波市)をオープンし、営業エリアの拡大を図りました。
また、飲食店へのポスティング活動や折り込みチラシなど新規顧客の開拓を継続して行ったことと、フランチャイザーである㈱神戸物産による「春のお客様大感謝セール」のテレビCMを全国規模で行った効果もあり、既存店の売上高は前年同期に比べ増加いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は51億86百万円(前年同期比35.1%増)、セグメント利益は1億47百万円(前年同期比31.1%増)となりました。
(弁当給食事業)
弁当給食事業につきましては、企業内食堂の運営受託を行っている部門において、学校給食等の受託施設が増えたことで、同部門の売上高は増加いたしました。また、昨年6月に北海道地区において同業他社から顧客を受け入れたこともあり、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。
前年度に引き続きコストに見合った適正な販売価格の維持・形成に取り組んだことにより平日の平均販売単価は前年同期末を上回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は19億71百万円(前年同期比3.8%増)、セグメント利益は1億8百万円(前年同期比15.7%増)となりました。
(食材宅配事業)
食材宅配事業につきましては、ケアハウスや福祉施設などへの食材販売を行う施設数が増加したことと、当社独自の企画販売、及び主力商品である一般家庭向け「すまいるごはん」の食材セット販売の新規顧客獲得のためのキャンペーンなどを行ったことにより、販売数は前年同期を若干上回り、売上高は増加いたしました。
また、野菜などの仕入価格が比較的安定して推移したことで、売上総利益も前年同期を上回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は11億36百万円(前年同期比0.9%増)、セグメント利益は95百万円(前年同期比66.2%増)となりました。
(旅館、その他事業)
旅館「海風亭 寺泊 日本海」につきましては、新聞広告等の宣伝効果もあり、一般の宿泊者数は大幅に増加したものの、旅行代理店からの送客による昼食利用、及び一般のお客様によるレストラン利用者数は前年同期に比べ減少しました。
定食屋「米どころん」につきましては、看板商品である「味噌わらじかつ定食」が販売数を伸ばし、また、一部店舗において居酒屋色を強く打ち出すなど、店舗ごとに特色を出し好評は得ているものの、客数は前年には及びませんでした。また、依然として一部店舗における人件費の削減とビュッフェ形式の原価管理が課題となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は2億9百万円(前年同期比4.3%減)、セグメント損失は20百万円(前年同期はセグメント損失31百万円)となりました。
②財政状態
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ3億10百万円減少し、164億62百万円となりました。これは主に、棚卸商品が1億49百万円増加したものの、現金及び預金が4億32百万円減少したこと等によるものです。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ4億57百万円減少し、97億71百万円となりました。これは主に、長期借入金が1億61百万円、賞与引当金が1億15百万円、短期借入金が74百万円及び未払法人税等が30百万円減少したこと等によるものです。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億47百万円増加し、66億91百万円となりました。これは主に、利益剰余金が1億54百万円増加したこと等によるものです。この結果、自己資本比率は1.6ポイント上昇し、40.6%となりました。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等の適用に伴い、前連結会計年度末の数値に対し組み替えたうえで比較しております。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。