第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境は改善傾向が持続し、堅調な企業収益の下支えにより景況感は改善が見られているものの、中国経済の減速や米国の保護主義姿勢の強まりなど景気の先行きは依然として不安定な状況が続いております。

食品業界におきましても、人件費の負担増は引き続き収益に影響を及ぼし、物流コストの上昇やネット販売の需要拡大、及び異業種からの参入により競争が激化するなど依然として厳しい状況が続いております。

このような状況の下、当社グループはお客様第一を念頭に置き、付加価値のある商品提供に注力しました。また、老朽化した設備を更新し食の安全・安心へ取り組むことで企業価値の向上に努めてまいりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は435億64百万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は8億75百万円(前年同期比7.1%増)、経常利益は9億41百万円(前年同期比6.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億53百万円(前年同期比0.9%増)となりました。

セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

 

(スーパーマーケット事業)

スーパーマーケット事業につきましては、年間最大の繁忙期である年末商戦が好調に推移しました。また、一部店舗では近隣の同業他社の出店やドラッグストアといった異業種からの進出による影響もありましたが、年間を通じて鮮魚等の対面販売や業務用食品を取扱っている当社の特色を活かした販売強化に努めたこと、及び主力商品の重点販売を行ったことにより売上高は前年同期を上回りました。しかしながら、社会保険適用拡大を始めとする制度改変の影響から人件費は増加し、セグメント利益は前年同期に比べ減少しました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は173億71百万円(前年同期比0.6%増)、セグメント利益は3億90百万円(前年同期比14.5%減)となりました。

 

(業務スーパー事業)

業務スーパー事業につきましては、子会社である㈱カワサキが10月に11店舗目となる「業務スーパー神栖店」(茨城県神栖市)をオープンし、営業エリアの拡大を図った一方、各店舗の消費動向や商圏を見直した結果、2店舗を閉店しました。

また、飲食店へのポスティング活動や折り込みチラシなど新規顧客の開拓を継続して行ったことと、既存のお客様にはメールマガジンでお買得情報などを配信し、集客力の向上に努めたことにより売上高は前年同期に比べ増加しました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は160億92百万円(前年同期比37.2%増)、セグメント利益は3億74百万円(前年同期比21.6%増)となりました。

 

(弁当給食事業)

弁当給食事業につきましては、千葉工場における惣菜等の受託量及び事業所向け宅配弁当の食数が増加したことと、企業内食堂の運営受託部門において受託施設数が増えたこと、ならびに学校給食施設の改修に伴う臨時の弁当受注があったことにより売上高は前年同期に比べ増加しました。

しかし、11月に「フレッシュランチ39新潟店」を新潟市江南区へ移転したことで、初期経費や減価償却費及びリース料などの固定費が発生したこと、ならびに、売上の伸長に伴う人員の増加と製造部門の時給者単価の上昇により人件費が増加し、セグメント利益は前年同期に比べ減少しました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は59億47百万円(前年同期比4.4%増)、セグメント利益は2億71百万円(前年同期比8.5%減)となりました。

 

(食材宅配事業)

食材宅配事業につきましては、ケアハウスや福祉施設などへの食材販売を行う「ヨシケイキッチン」の契約施設数が増加し、同部門の売上高は増加しました。また、主力商品である一般家庭向け「すまいるごはん」については、新潟支店において、10月に1週間で5日以上ご注文のお客様に人気メニューが1日格安となる販売企画を行い同月の販売セット数は増加しましたが、累計期間の販売数は前年同期に及びませんでした。

利益面につきましては、青果類の相場が比較的安定して推移したことなどにより前年同期を上回りました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は35億11百万円(前年同期比0.4%減)、セグメント利益は2億29百万円(前年同期比20.3%増)となりました。

 

(旅館、その他事業)

旅館「海風亭 寺泊 日本海」につきましては、新聞及び雑誌広告等の宣伝効果によりレストランの利用客及び一般の宿泊者数は増加し、また県内及び近隣県への営業活動により旅行代理店からの送客による昼食利用も前年同期に比べ増加しました。

定食屋「米どころん」につきましては、銀座3丁目店において隣接したホテルと提携し、ホテルの宿泊者への朝食サービスの提供を始めました。また、西本町店につきましては、11月より直営店舗からフランチャイズ店舗に変更いたしました。なお、他の店舗につきましても、看板メニューの開発に注力し、居酒屋スタイルやサラダのビュッフェスタイルを取り入れるなど、特色を出して好評は得ているものの、客数は前年に及びませんでした。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は6億41百万円(前年同期比4.4%減)、セグメント損失は65百万円(前年同期はセグメント損失83百万円)となりました。

 

②財政状態

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ13億43百万円増加し、181億16百万円となりました。これは主に、年末商戦に伴う売上増加により売掛金が2億55百万円及び商品が2億円増加したこと、ならびに弁当給食工場の移転に伴う固定資産の取得により有形固定資産が8億31百万円増加したことによるものです。

負債合計は、前連結会計年度末に比べ9億77百万円増加し、112億6百万円となりました。これは主に、年末商戦の仕入増加により買掛金が7億60百万円増加したこと、及び短期借入金が4億91百万円増加したことによるものです。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3億65百万円増加し、69億9百万円となりました。これは主に、利益剰余金が4億38百万円増加したことによるものです。

この結果、自己資本比率は0.9ポイント低下し、38.1%となりました。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等の適用に伴い、前連結会計年度末の数値に対し組み替えたうえで比較しております。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において、特記すべき事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。