(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に緩やかな回復基調が続いているものの、米中貿易摩擦の激化をはじめとする海外における不安定な政治動向や地政学的リスクの継続等の影響が懸念されるなど、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。
外食業界におきましては、消費回復の傾向が見られるものの、原材料価格の高止まりや、エネルギー費の上昇、人手不足を背景とした人件費の上昇に加え、地震や台風などの自然災害による売上高への影響により、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような環境の中、当社グループは、郊外ロードサイドの好立地への積極的な出店を進めるとともに、既存店舗のリニューアル、新メニュー開発など、店舗の収益拡大に向けた施策を進めて参りました。また、新業態の開発、人材の採用や教育面の強化、物流体制の見直しを図るとともに、世代交代と業務執行体制の一層の強化を目的とした機構改革を実施し、中長期的な成長の実現に向けた基盤づくりに取り組んで参りました。
上述の取組みにより、国内既存店の売上高は、直営店においては前年同期比1.3%増、フランチャイズ店においては前年同期比0.2%増と堅調に推移しました。
新規出店につきましては、当社グループ全体で、直営店(国内)11店舗、フランチャイズ店(国内)5店舗、海外に4店舗の出店を実施した結果、当第2四半期連結会計期間末における当社グループ店舗数は488店舗(直営店262店舗、フランチャイズ店208店舗、海外18店舗)となりました(後掲表1)。
以上の結果により、売上高は28,558,494千円(前年同期比13.7%増)、営業利益1,854,314千円(前年同期比9.4%増)、経常利益2,259,863千円(前年同期比17.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,411,504千円(前年同期比17.2%増)となりました。
(注)国内既存店とは、18ヶ月以上開店している国内の店舗を対象としております。
当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況については、当社グループの事業は単一セグメントでありますので、その概況を部門別に示すと次のとおりであります。
①焼肉部門
当第2四半期連結累計期間中において、「焼肉きんぐ」は8店舗の出店(直営店4店、フランチャイズ店4店)を実施しました。これにより、焼肉部門の当第2四半期連結会計期間末の店舗数は225店舗(直営店136店、フランチャイズ店89店)となりました。
以上の結果により、直営店の売上高は14,503,743千円(前年同期比10.7%増)となりました。
②ラーメン部門
当第2四半期連結累計期間中において、「丸源ラーメン」は3店舗の出店(直営店2店、フランチャイズ店1店)、「きゃべとんラーメン」は2店舗の出店(直営店2店)、「二代目丸源」から「きゃべとんラーメン」への1店舗の改装(直営店1店)を実施しました。これにより、ラーメン部門の当第2四半期連結会計期間末の店舗数は137店舗(直営店51店、フランチャイズ店86店)となりました。
以上の結果により、直営店の売上高は3,596,523千円(前年同期比21.0%増)となりました。
③お好み焼部門
当第2四半期連結会計期間末におけるお好み焼部門の店舗数は41店舗(直営店21店、フランチャイズ店20店)であります。
以上の結果により、直営店の売上高は1,254,739千円(前年同期比3.4%減)となりました。
④ゆず庵部門
当第2四半期連結累計期間中において、「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」は3店舗の出店(直営店3店)を実施しました。これにより、ゆず庵部門の当第2半期連結会計期間末の店舗数は63店舗(直営店50店、フランチャイズ店13店)となりました。
以上の結果により、直営店の売上高は5,167,093千円(前年同期比22.8%増)となりました。
⑤専門店部門
当第2四半期連結会計期間末における専門店部門の店舗数は4店舗(直営店4店)であります。
以上の結果により、直営店の売上高は520,056千円(前年同期比4.8%増)となりました。
⑥フランチャイズ部門
主にフランチャイズ加盟店舗からの売上ロイヤルティ・加盟金・業務受託料等であります。当第2四半期連結累計期間中にフランチャイズ店5店舗の出店を実施しました。当第2四半期連結会計期間末のフランチャイズ店舗数は208店舗となりました。
以上の結果により、売上高は1,947,447千円(前年同期比5.0%増)となりました。
⑦その他部門
主に連結子会社である物語(上海)企業管理有限公司による取組みであります。
売上高は1,568,889千円(前年同期比32.9%増)となりました。
表1 「部門別店舗数の状況」
(単位:店)
|
|
直営(国内) |
FC(国内) |
海外 |
2018年12月末 店舗数 |
|
焼肉部門 |
136 |
89 |
- |
225 |
|
ラーメン部門 |
51 |
86 |
- |
137 |
|
お好み焼部門 |
21 |
20 |
- |
41 |
|
ゆず庵部門 |
50 |
13 |
- |
63 |
|
専門店部門 |
4 |
- |
- |
4 |
|
その他部門 |
- |
- |
18 |
18 |
|
合計 |
262 |
208 |
18 |
488 |
当第2四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、以下のとおりであります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は31,422,059千円となり、前連結会計年度末と比較して1,686,812千円の増加となりました。これは主に売掛金が228,833千円増加したこと、設備投資により有形固定資産が1,064,051千円増加したこと、新規出店用地の契約により差入保証金が105,115千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は14,991,738千円となり、前連結会計年度末と比較して524,353千円の増加となりました。これは主に未払法人税等が198,904千円減少した一方で、買掛金が567,220千円増加したこと、長期借入金が102,630千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は16,430,321千円となり、前連結会計年度末と比較して1,162,459千円の増加となりました。これは主に利益剰余金が1,171,006千円増加したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は52.0%(前連結会計年度末は51.0%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は5,448,416千円となり、前連結会計年度末と比較して42,810千円減少となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、営業活動の結果得られた資金は2,578,389千円(前年同四半期は2,992,167千円の獲得)となりました。
これは主に、税金等調整前四半期純利益が2,091,726千円あったこと及び減価償却費1,166,696千円によるキャッシュ・フロー等を反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、投資活動の結果使用した資金は2,519,564千円(前年同四半期は2,318,723千円の使用)となりました。
これは主に、新規出店に伴う有形固定資産の取得による支出が2,352,982千円あったこと及び差入保証金の差入による支出が170,551千円あったこと等を反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、財務活動の結果使用した資金は59,530千円(前年同四半期は439,816千円の獲得)となりました。
これは主に、設備投資のための借入金調達が800,000千円あった一方、長期借入金の返済が615,670千円、配当金の支払額241,700千円等を反映したものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。