(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に緩やかな回復基調が続いているものの、米中貿易摩擦の激化や中国の景気減速懸念等、海外における不安定な政治動向や地政学的リスクの継続等の影響が懸念されるなど、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。
外食業界におきましては、消費回復の傾向が見られるものの、原材料価格の高止まりや、人手不足を背景とした人件費の上昇に加え、地震や台風などの自然災害による売上高への影響により、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような環境の中、当社グループは、郊外ロードサイドの好立地への積極的な出店を進めるとともに、既存店舗のリニューアルや、外装デザインの刷新、新メニュー開発など、店舗の収益改善に向けた施策を進めました。また、当社グループ店舗で使用する液体調味料の製造工場「物語フードラボ」の設立準備を進めました。さらに、人材の採用や教育面の強化、新業態の開発、世代交代と業務執行体制の一層の強化を目的とした機構改革を実施し、中長期的な成長の実現に向けた基盤づくりにも、引き続き取り組みました。
上述の取組みにより、国内既存店の売上高は、直営店においては前年同期比1.3%増、フランチャイズ店においては前年同期比0.1%増と堅調に推移しました。
新規出店につきましては、当社グループ全体で、直営店(国内)16店舗、フランチャイズ店(国内)11店舗、海外に4店舗の出店を実施した結果、当第3四半期連結会計期間末における当社グループ店舗数は495店舗(直営店265店舗、フランチャイズ店214店舗、海外16店舗)となりました(後掲表1)。
以上の結果により、売上高は44,050,778千円(前年同期比12.7%増)、営業利益3,131,547千円(前年同期比9.8%増)、経常利益3,759,540千円(前年同期比17.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,319,483千円(前年同期比16.0%増)となりました。
(注)国内既存店とは、18ヶ月以上開店している国内の店舗を対象としております。
当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況については、当社グループの事業は単一セグメントでありますので、その概況を部門別に示すと次のとおりであります。
①焼肉部門
当第3四半期連結累計期間中において、「焼肉きんぐ」は12店舗の出店(直営店6店、フランチャイズ店6店)を実施しました。これにより、焼肉部門の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は229店舗(直営店138店、フランチャイズ店91店)となりました。
以上の結果により、直営店の売上高は22,471,648千円(前年同期比10.8%増)となりました。
②ラーメン部門
当第3四半期連結累計期間中において、「丸源ラーメン」は8店舗の出店(直営店4店、フランチャイズ店4店)、「きゃべとんラーメン」は2店舗の出店(直営店2店)を実施しました。これにより、ラーメン部門の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は142店舗(直営店53店、フランチャイズ店89店)となりました。
以上の結果により、直営店の売上高は5,485,937千円(前年同期比20.0%増)となりました。
③お好み焼部門
当第3四半期連結会計期間末におけるお好み焼部門の店舗数は40店舗(直営店20店、フランチャイズ店20店)であります。
以上の結果により、直営店の売上高は1,905,647千円(前年同期比6.2%減)となりました。
④ゆず庵部門
当第3四半期連結累計期間中において、「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」は5店舗の出店(直営店4店、フランチャイズ店1店)を実施しました。これにより、ゆず庵部門の当第3半期連結会計期間末の店舗数は65店舗(直営店51店、フランチャイズ店14店)となりました。
以上の結果により、直営店の売上高は7,989,926千円(前年同期比20.1%増)となりました。
⑤専門店部門
当第3四半期連結会計期間末における専門店部門の店舗数は3店舗(直営店3店)であります。
以上の結果により、直営店の売上高は779,495千円(前年同期比1.3%増)となりました。
⑥フランチャイズ部門
主にフランチャイズ加盟店舗からの売上ロイヤルティ・加盟金・業務受託料等であります。当第3四半期連結累計期間中にフランチャイズ店11店舗の出店を実施しました。当第3四半期連結会計期間末のフランチャイズ店舗数は214店舗となりました。
以上の結果により、売上高は2,999,455千円(前年同期比6.7%増)となりました。
⑦その他部門
主に連結子会社である物語(上海)企業管理有限公司による取組みであります。
売上高は2,418,668千円(前年同期比23.4%増)となりました。
表1 「部門別店舗数の状況」
(単位:店)
|
|
直営(国内) |
FC(国内) |
海外 |
2019年3月末 店舗数 |
|
焼肉部門 |
138 |
91 |
- |
229 |
|
ラーメン部門 |
53 |
89 |
- |
142 |
|
お好み焼部門 |
20 |
20 |
- |
40 |
|
ゆず庵部門 |
51 |
14 |
- |
65 |
|
専門店部門 |
3 |
- |
- |
3 |
|
その他部門 |
- |
- |
16 |
16 |
|
合計 |
265 |
214 |
16 |
495 |
当第3四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、以下のとおりであります。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は32,945,937千円となり、前連結会計年度末と比較して3,210,690千円の増加となりました。これは主に現金及び預金が908,260千円増加したこと、売掛金が461,744千円増加したこと、設備投資により有形固定資産が1,261,697千円増加したこと、新規出店用地の契約により差入保証金が165,444千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は15,856,478千円となり、前連結会計年度末と比較して1,389,093千円の増加となりました。これは主に買掛金が772,531千円増加したこと、長期借入金が501,919千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は17,089,459千円となり、前連結会計年度末と比較して1,821,597千円の増加となりました。これは主に利益剰余金が1,808,162千円増加したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は51.6%(前連結会計年度末は51.0%)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。